記事一覧

DATE : 2009/02/28(土)

「今度はあなたが私を殺してよ」

アップロードファイル 243-1.jpg

「スカイクロラ」のDVDをゲット!

浜崎あゆみの新曲「Rule」
文句なしにカッコイイ!実写版ドラゴンボールの予告でよく流れていたので気になって買っちまいました。
実写版もネタで見に行こうと思ってますが、意外に出来が良さそう…??「おくりびと」を見に行ったときだったかに初めて映画館で予告をみたときは、あまりにビッくらこいて、映画館の暗がりの中で盛大に吹いてしまって恥ずかしかった記憶が…!
そういえば「おくりびと」はアカデミー賞おめでとうございますという気持ち。いやでも、おくりびとは2回映画館に足を運びましたが、やっぱ切り口が美味いちゅうか、…よかったです。昔大事な人を送った記憶と重なったりするのも手伝って、すごくズルイ映画だという感想。

映画といえばスカイクロラのDVDを買ったわけですよ。
おなじところで泣きました。

この映画がつまんないって人は残念ながら致命的に不感症だったんだとでも思ってスルーしてくれていいと思います。

銃を手にキスをしながら「私を殺して」て言っちゃうスイトが抱える「絶望」が何なのか。彼女の「絶望」に少しでも身に覚えがある人は、この映画にはすごい感じいると思います。私もこういう時がありました。時代も立場も次元も違うけれど、こういう絶望に囚われる瞬間って絶対にある。あの絶望があったからこそ、私は今小説を書いて飯食ってるんです。ユーイチみたいな人に出会って別れがあって、今生きてます。他人に人生を干渉されて、他人の人生に干渉して、そうやって人は生きていかざるをえないんです。

彼女の絶望に身に覚えのある人は、このスイトに対してこのユーイチが出した答えに、もしかしたらタバコ1本分くらい救われるかもしれないです。

DATE : 2009/02/23(月)

未知なる世界にキスをする

メール返信中ですが一服中。
チョコレートを大量に買ってきたのでニヤニヤ食しています。
日本人がよう好む?甘ったるいチョコよりビター系チョコがすきです。

「13日の金曜日」を13日の金曜日に見てきました!
あれ、全世界一斉公開なので、
旅行中だったんですが、現地で見ましたよ!日本よりは公開時間遅かったと思いますけど、れっきとした13日の金曜日にみました。
しかしスプラッターでした…。
私、誤解してて…13日の金曜日ってみたことなかったんですね。
ホラーだと思ってたんですけど、流血のほうが多かった…(何を言ってるんだといわれそうですが、ホントに見たことなかったんです…)しんどいしんどいと思いながら、それでも頑張って見たのは結末が気になって仕方なかったら…。しかしながら、あのエンドは納得いかーん!!とちゃぶ台返したらだめなんじゃろか。
えっらい怖くて途中泣きそうなったですよ。
もうまさに「Noooooo!!」と、キャスト張りに心の中では叫んでた始末。まさに未知なる世界へ踏み込んじまった!と。
…怖かったです…orz
そんな思い出が出来ました。(いやな思い出だ!)
外国でそんな思い出いろいろつくってきました。
本当は外国より日本が好きなんですが。
ていうかもっと日本国内を回りたいって思ってるんですが。
だって自分の出身国である日本のことだってよく知らんのに
それを放置して海外行って「アイムフロムジャパン」って言うのかよぉ笑っちまうよぉっていうのが本音だったんです。
…て書いたけど、すみません、私の場合はただの出不精ですごめん。未知なる世界に行くことを怖がってるだけかもしれん。


帰りまして、マクロスFの「妖精」を聴いてます。
あーなたにであってーあいされるためーずっとひとりでいたんだーのアレ。
このフレーズがすきでな。
今書かせてもらってる小説に似てなくもない。
あまり恋愛小説を書いたことがないので戸惑っているんです。
世界が変わることって、やっぱり正直怖い。
未知の世界は果てなく壮大です。

そうそう、
おとといだったか、帰国して、
久しぶりにアニマックスなんて見ちゃったんですけど
そのときにやってた「働きマン」の回が面白かった。
私、「働きマン」は、ところどころにプンプン臭う「女がもつコンプレックス」めいたものがあまり好きではないんですが、
先述の回はなかなかよかったです。
「振り向きマン」て回。

あらすじさらっと書くと、
雑誌編集者マユが、自分が大ファンでもある小説家に連載を打診するんだけど、経験が浅いっていう理由で、先輩編集のマツカタに担当編集を奪われ、自分はやりたくない仕事を任されてしまう…って話です。で、編集を担当したマツカタは、その小説家に、違う路線の話を書いてくれと打診し、小説家は悩む。マユはそれを知って、「先生に何で余計なことを言ったの!」とマツカタに食ってかかる。

このマユつー編集が、どうも痛い。小説家の前で泣き出した時には、正直見ている私もドン引きです。しかし、悩める作家と悩める編集。「過去」の自分と「今」の自分。変わるのは怖いし、換わらなくても最低限の読み手はいる。変わることのリスクを負う必要があるのか…?過去の自分を振り向いて、悩んじゃうんですよねぇ。その気持ちだけはわかるぞ、振り向きマン。脱皮することは怖い。変化は怖いんです。

それでも、振り向くからこそ今の自分と未来の自分をみすえるきっかけにもなり得るんですよね。そこで向上心を忘れなかった人間が、恥をかくことを恐れずに変わることを選択した人間が、さらなる高みに昇ることが出来るんだと思いました。だから、最初はうっかりドン引きしちゃった編集マユたんの最後の言葉にスッキリしてしまい、うっかり自分にも照らし合わせちゃったりして、今回は認めたくはないのだが認めなくてはならん!とな。

仕事を選んでいる場合ではないんです。
生きてる世界を変えなきゃいけないこともあるんです。
未知なる場所に踏み込まなきゃならんのです。

己の心にそう楔を打って、仕事しようそうしよう。

しかし慣れてなくて時差ボケを直すのに大変苦労しました。
もう1回くらいキスしたいけどもうしばらくはいいや~!