-月刊少年ガンガン・鋼の錬金術師感想記- 

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2006年12月号/ 第65話 「鉄の掟」     
「いいぞ…そうだ…死が追って来る…
死を築く者は死に追われるのだ…
常に死と隣合わせ…魂をかける仕事こそ…美しさがある
なんとやりごたえのある…私の戦場…!!」



【あらすじ】〜粗筋のみ。感想は下の所見で。

「貴様らの生活の安寧は国境を守る者あってこそだという事を忘れるな」

「ブリッグズの北壁」に入ったエドとアル。
医務室で診察を受けたエドは女医師から表在性凍傷(しもやけ)と診断される。
金属から伝わる冷えで接続部分の肉が冷えて凍傷になるという。
そのため、北の機械鎧はジェラルミン炭素繊維やニッケル銅などでつくられ、柔軟性と軽量性と寒さに強い仕様になっているという。
エドがバッカニアの機械鎧を破壊できなかったのは、バッカニアの機械鎧に鉄が使われていなかったためで、エドは機械鎧=鉄で出来ていると考えて、鉄分解の錬金術を使っていたが通用しなかった。
北で生活するなら機械鎧を付け替えるべきだと、女医師はエドに助言する。
司令部に通さずにここに来た理由はなんだときくバッカニア。
ここにはワケ有りの面子が多いと言われ、オリヴィエに問われるままにエド達はこれまでの旅の経緯やメイを追っていることを話す。

「この国には無い技術だ。欲しい」

エド達の話を聞いたオリヴィエは、エド達がうかつな行動で騒ぎを広げる粗忽者だと言い捨てる。
しかし彼女はメイが持っている錬丹術に興味を示す。
技術はいくらあってもいいものだというオリヴィエは、錬丹術を良い武器になりうるかもしれないと言う。攻撃兵器に使うなんて、と少し非難的なアルに、オリヴィエはやかましいと一刀両断。
「貴様らの生活の安寧は国境を守る者あってこそだという事を忘れるな」


「貴様ら錬金術師は
一の代価から一のものしか得られぬと言うがクソくらえだ。
そんな法則ぶち破ってやればいい」


技術はいくらあってもいい、と言うオリヴィエは、錬丹術を使うメイと面識があるエドとアルを城塞に留め置く。
「働かざるもの食うべからずだ」とオリヴィエはエド達に仕事を与えるように命令する。
「なかなかハードな経歴を持っている」と言うバッカニアに「中身はまだ甘ちゃんだ」と言うオリヴィエ。
「まだ我々に話せない秘密があるという事もよくわかった」
とオリヴィエはエド達がまだ話していないことがあるということを見抜いていた。

「たぶん…自分の無知さが嫌だから訊くんだと思う」

仕事を与えろという命令をうけたのはオリヴィエの傍に控えていたマイルズ少佐だった。
自分達だけ根堀葉堀聞かれてフェアじゃないと不服をとなえるエドに、マイルズはサングラスを外してみせる。
彼の目の色は赤だった。イシュヴァール籍の軍人は粛清されたはずだと驚くエドに、イシュヴァール人の祖父の血が色濃く出たと説明するマイルズ。
イシュヴァールでは色々とやってくれたな、とアメストリス人を非難する言動をとるマイルズに、
イシュヴァール人だって自分の田舎を焼いたり幼馴染の両親を殺したじゃないかと切り返すエド。
そんなエドに、そんな切り返し方をした奴は初めてだとマイルズは笑う。
イシュヴァール人=哀れみの対象と見られることにうんざりだとマイルズは言う。
個人個人同士なら対等に話し合えるのではないかとエドは言う。
マイルズは軍の粛清規定に少しはずれたおかげで、難を逃れたらしい。
軍を恨んだりしていないのかと聞くエドに、マイルズは君は真っ直ぐになんでも訊くんだな、とマイルズは返す。
「自分の無知さが嫌だから訊くんだと思う」と言うエドに、マイルズは軍を憎んだと正直に答える。


「生まれも育ちも血も生粋のアメストリス人である私が上に立つには貴様の様な者が必要だ。四の五の言わずついて来いマイルズ」

イシュヴァール人と思しき容姿をもつマイルズをなぜ追放しなかったのか。
マイルズはそれをオリヴィエに言ったことがあるという。
その時のオリヴィエの答えは合理的なものだったとマイルズは言う。
この国を多様な価値観をもって様々な角度から見ることの出来る血であるから必要だと。


「力無き者油断する者は死に力有る者は生き残る。
それは下っ端もボスも同じということ
24時間365日変わる事の無い真理だ
実にシンプル
そこに人種も民族も男女も無い」


マイルズがエドとアルに与えた仕事は「氷柱落とし」だった。
建物内外に出来る氷柱や氷塊を落として回る仕事だったが、そこでエドとアルはファルマン准尉と出会う。
北方司令部勤務になっていたはずのファルマンだったが、少尉に昇進して、北で氷柱落としの仕事をしていた。


「いいぞ…そうだ…死が追って来る…
死を築く者は死に追われるのだ…」


場面変わって、列車上で対峙するのはスカーとキンブリー。
仕事した範囲で目に入った人間の顔はよく覚えている、と言うキンブリーは、スカーのことも、そして彼の兄のことも覚えていた。左わき腹から血を流していたスカーの兄のことにまでキンブリーが言及すると、怒ったようにスカーがキンブリーに襲い掛かる。兄が負傷したところと同じ、キンブリーの左脇腹に鉄パイプを刺してキンブリーの動きを封ずるスカー。神に祈る間はやらんと殺そうとするが、キンブリーは列車の車両を分断することでスカーから逃げおおせる。

一方、エド達はファルマンの案内で、北の要塞の最下層に来ていた。
「開発層」では、オリヴィエの意向で国内最先端の技術を結集して兵器開発を行っているという。要塞最下層には生活基盤となるライフラインが集まっているという。
しかし最下層では、地面を掘る音が響いていた。そこには地下道を「死ぬのもめんどくさい」といいながら掘り続ける者の姿がひとり。
エド達が立つ地面に、亀裂がひとつ走る。



【所感とか。萌えとか。つらつらりと。】

■表紙
→リスになりたい…。(アンテナ引っ張ってるリス)

■「アンテナむしりとるぞ」byオリヴィエ様
→超笑った。獰猛なクマVSか弱い?ウサギてか。エドって可愛げあるウサギに見えないよ。いやでもアンテナむしられたら大ピンチですよね。身長が…!

■アルの頭が…
→どうやら機械鎧には寒冷地仕様というものがあるらしい。女医?さん登場です。エドはしもやけというか凍傷になりかけていたそうで。バッカニア大尉のノコギリ機械鎧(クロコダイルというそうな)に絡まったアルの頭が不憫でなりません…。エドは機械鎧錬成ん時に構成物質考えた上で錬成してたのね…。形状かえるってことはそういうことなのか。そりゃウィンリィが怒るだろうなぁ…。

■「こんなのが少佐相当官」
→笑った。バッカニアは「大尉」だから、エドより下なんだ…。ヤダこんなちっさい上官!ちっさい言うなていわれそうだな。銀時計出てきました…なんで銀時計で身分証明しなかったのよと先月号で思ってましたが、ちゃんと持っててほっとした。

■「専属の技師はいるの?」―「今ラッシュバレーにいるよ」
→ちょ…っ!なんか萌え、た。いや、確かにそうなんだろうけれど、こうして改めてノロケられる(←フィルタ付)とな、ニヤニヤしちゃうですよ!ラッシュバレーにいるよと即答ですよ即答!こいつの頭の中にはウィンリィしかいないらしい。ばっちゃんはノーカウントらしい。いやいいんだおいしすぎるから。

■「ぎゃあ!!毛が!!!」
→笑!!!!アルが不憫です…。鏡見てショック受けるアル様はとても身だしなみにお気を使われる方のようです。素敵!

■「出張してでも付け替えてもらいなさい」
ウィンリィ来るーーーーーーーーーーーーーー!!!!?
北に来るって話してなかったからとさりげないエドのフォローににやにやにや。

■コーヒー代は100センズ
→東方司令部よりはマズイらしい。エドが(おそらく日常的に?東方司令部より〜とか言ってるし)コーヒー飲むとしって実はほっとしました。(いつもそういう描写ばかり二次でやってるからな)エドが機械鎧でカップ持ってるところになんかドキドキしました。あれ、このひとって右利きだったっけ?左利きだったっけ?まぁいいや。100円せしめた女医…(笑)律儀に払ったてことか、エド。なんか萌えた…(そんなことに…)

■赤チビ(笑)
→オレのアンテナ!アンテナは正式名称なんだ!あれ大事だもんね。必死すぎるエドに涙がにじんできましたよ。おおおお。呼んだか赤チビに盛大に笑いました。あらたなエドのニックネーム…。

■「ええ!相変わらず筋肉もりもりで!」
→アルが筋肉もりもりとか言うと可愛いなぁなぁなぁ。オリヴィエ様とアームストロング少佐。仲がいいのか悪いのか…謎は深まるばかりです…。つかアームストロング家ってわけわかんない。少佐の妹のキャスリンはかなりひとくせある女性でしたが、オリヴィエ様もなんかありそうだなぁ。少佐はイシュヴァール戦に参戦してるわけですが、マイルズの話に寄れば、オリヴィエ様はイシュヴァール戦時には北方に来てるってことになります。上を目指す、的なことを言ってるオリヴィエ様…ロイとはまた違った意味での上昇志向があるのかなんなのか。それにしても、このひと幾つなんだ…。ホークアイと同様年齢話タブーかもしれんなとか思いました(笑)きりころされそう…。

■「北の国境線は私が引く」
「貴様ら錬金術師は一の代価から一のものしか得られぬと言うがクソくらえだ。そんな法則ぶち破ってやればいい」
→萌え台詞。
いい味してますなぁ、オリヴィエ様。
オリヴィエ様は、アームストロング少佐と違って錬金術師ではないようです。この言い方からすると、生粋の軍人。国家錬金術師ではないようで。

■「オレ達の幼なじみの両親を殺してくれたな」
→不謹慎ですが、ウィンリィが随所に出てくれるので私はにんまりしてます。

■氷柱落とし
→ちょ…!エドの格好!なんだアレ!バンダナ巻きかよ!ウィンリィの真似かよ!(違う)というか、なんでアンテナがバンダナ突き破ってんの?剛毛?(なんかヤダ)
→というか、アンテナに関して必死すぎるエドが涙をさそう。そういえばシャワー浴びたあともシャキーンと伸ばしてたですよね。このバンダナもそうなの?もしかして。
→身長のせいで氷にとどかないエドが不憫で致し方なし
→うだうだしてるなぁ、この兄弟(笑)こういうグダグダなエドとアルも好きだー。なんか、とてつもなくこどもっぽいです。最近大人びてきたなぁって思ってたんですが。

■ファルマン少尉
→キタ。なんとなく、出会うじゃねぇかと思ってましたが、しかし出世するとはおもわなんだ(笑)てへv(ハートマーク付き…)じゃないだろ!アンタ!

■キンブリー様!!!!
→いやヤバイです…。キンブリ様萌え。なんか、カッコイイ…(きらきら目を輝かせつつ本誌めくり)「死を築く者は死に追われるのだ…」ハァハァ萌えな台詞…。

■「ほぇー」「うへぇ」
→こんな台詞が最近多い。なにがあったん?いや好きですが。かわいいな。

■スロウス?
→しぬのもめんどくせーとか言ってるホムンクルスらしきお方登場。いつかシルエットだけ出てきたあの人だと思われますが。なにしてんだろうな…ドラクマが絡んでるのか、それとも他のなにかか。

■で。ウィンリィは。
→北に来るんですかね?もうこれは確定と捉えてよいのかそれとも何かまたひとつあるのか。エドはウィンリィを呼ぶんでしょか。ウィンリィは呼ばれたとして行くんでしょか。(時系列的には本誌掲載では1年以上たってますが、実質連載上の時間的流れでは1ヵ月もたってないんじゃ…どうだっけ?)個人的には行っちゃえよと思うんですが(単にウィンリィ見たいだけな私の願望)なかなか、お客さん放っておけないかもなぁとか思うと難しいのかなぁとか思ったり。でもエドだってあんなだけど(あんなってなんだ)客だよ客!

→機械鎧制作て、基本的にオーダーメイドなイメージがあるんです。ていうか、ほとんどオーダーメイドって言って差し支えないんじゃないんだっけ。(どっかでそういう記述あったはずなのにどの巻だったか忘れました)手広く商売っぽくは出来ないけれど、顧客と技術師との付き合いって密度濃くてすごく1対1っぽそうなんだよなぁ。ひとりの技術師に対してつく客の数も限界あるというか、とてもパーソナリティな付き合いをしながらやってる気がするので、だからエドがセントラルに呼んだときもわざわざウィンリィ行ったと思うわけで、だから何が言いたいかって、ウィンリィは他のお客大切にしつつもエドもお客として大事だろうし、北に行くんじゃないの?とな……信じたくてな…。



【以下蛇足。】
とあるところで延々つぶやいてました。


■2006.11.10(Fri)
ぶっちゃけ、ガンガンが普通に売ってたんですけれど……。え、なんでこんな早いの?夜食にシルベーヌ買いに行ったら普通に売ってて、エエエエとビックリしてとりあえず買い。…いつも前日じゃ…。とりあえず、オリヴィエ様。とにかくオリヴィエ様。オリヴィエ様!(うるさい)
ウィンリィくるなぁ。くるなぁ。
もうこれは、ラブイベントカモーン!てやつだろ!そうだろ!

■12月号
2006.11.11(Sat)
とりあえず、エドがウサギになっててわらった!
おま、そんな可愛げあるどうぶつじゃなかたはずだ…!頭のアンテナむしりとられたら身長へるもんね(不憫…不憫…エドすっげ不憫!)
アルの頭がおもいきりかわいそうじゃった(涙)
バッカニア<エドなんだ。(少佐相当官だから)わらえる。よかったねエド。

■2006.11.11(Sat)
専属の技師はいるの?
→ラッシュバレーにいるよ
さらりと答えてくれてサンキュ!(なにが)
出張してでも付け替えてもらいなさい

キタぁああああ!!!!!
ありがとありがと(意味不明)

■2006.11.11(Sat)
赤チビ!
エドに新たなコードネームが出来た。
赤チビだよ赤チビ。赤!チビ!(あんま連呼すんな)

■2006.11.11(Sat)
おねえたま、よろしい性格してますね。
女王様とおよび!て台詞が似合いそうじゃなこのひと
北の整備師も女ってことに驚いた。
ウィンリィもここで働けばいいんじゃね?そしたらエドといっしょに(略)

■2006.11.11(Sat)
萌え台詞。
「北の国境線は私が引く」
「貴様ら錬金術師は一の代価から一の物しか得られぬというがクソくらえだ
そんな法則ぶち破ってやればいい」
→ちゅうことは、おねえさまは錬金術師ではないのねと。
「自分の無知さがいやだから聞くんだと思う」
私、そういう子供っぽいとこが好きだよ、エド。


■2006.11.11(Sat)
働かざる者食うべからず!
なのにーエドに与えられた仕事がせつねぇ! マジでせつねぇえ!!
「とどかん…」
泣いた。マジ泣くこの台詞。せつない…どんまい…
ファルマンきたー!くると思ってたですだよ
左遷昇進て切ないねファルマン…

■2006.11.11(Sat)
キンブリ様!
萌え台詞。
「そうだ…死が追ってくる
死を築く者は死に追われるのだ」
ハァハァハァたまらんこの台詞…キンブリ様すき

■2006.11.11(Sat)
69ページのオリヴィエ様のお顔が好きだ。
この怒ってる顔、そそられる(そそられるて)
つううか、エドのバンダナのあてかたが、、ウィンリィとおそろいかよ!!!とか思った私は病気じゃないか、なぁ。これ、実は意識してやってたらかわいい(いやそんなはずなかろうて。でもつい、そういう目で。おそろい。おそろい。)

■2006.11.11(Sat)
マフィアにオリヴィエ様出せばよかったおおおおお。惜む。まさかこんな愉快…じゃなかったお素敵な方とは想像以上に。美すぃいいい。いちいちおびえるエドもゆる。かわええなぁあ。最近おとなっぽいなと思ったのに、北に来てこどもっぽいなと。それだけ回りが壮大すぎるということですねきっと。
でもこいつ、ウィンリィがきたらまた絶対なんか違う顔に(だからなにが)

■2006.11.11(Sat)
キンブリ様マジかっこいいぃハアハァ

■2006.11.11(Sat)
アルのかっちょ悪い頭…。
私、あれにぶらさがるの夢だったのに…。(そんな夢て)
アル的に、あれは猫と遊ぶ猫じゃらし的な大事なものだったと思うのです。あああせっかくのアルの猫ライフが。(書いてて自分でも意味が分からなくなってきました)

■2006.11.11(Sat)
出張整備がもしあるとすれば
その前に電話イベントとかあるんでしょーか…ドキドキ
や、描かれなくても、呼んだら、つまり、そういうことでは。
手紙とかじゃなさそうだし…
早く電話しろ赤チビ!

■2006.11.11(Sat)
わたしガンガンは12日発売だとばかりおもってたですよ。11日だったのね。だからかぁ。
よく考えたら12日て日曜じゃないか…。あほだ。
15巻たのしみだなぁ。表紙が若ロイじゃった。ロイとヒューズとリザの関係も萌える。私の妄想の中でロイを支えるヒューズとリザは一種のライバル的な競争感と連帯感があったんじゃないかと勝手に思ってます。でもヒューズは先に死んじゃったから、あの人の死はロイの中にも大きかったんじゃないかとモチロン思うけれど、リザの中にも大きな傷っていうか影っていうかなんか爪あとみたいなの残したんじゃないかと。勝手に。妄想をしている。というか、表紙をみて妄想した。

■2006.11.12(Sun)
今月号で。
専属の整備師をウィンリィと即答したエドたん。
うっかりスルーしたわけなんですが、あれ、おま、ばっちゃんは!?
(私もエド並にばっちゃんのことスルーしたみたいでうっかり浮かれすぎた)
もはや、エドはウィンリィのことしか頭にないと…。(そんなフィルター)

■2006.11.12(Sun)
ウィンリィが北に来たら
どんなんなるんですかね…。
私、うっかり忘れ気味でしたが、ラッシュバレー行きの列車の中で窓にこつんと頭をあてながら、センチメンタリーに「惚れてたのかもしれない」とか仰ったウィンリィですよ…!あんな乙女をまたみせられたらどうしよう!
今のウィンリィが本物のエド見たらどんな反応みせるんだろ…
やっぱいつもどおりなのか。
それとも何かが違うのか。
何かが違うのをエドが感じて、あれ、なんだっけオレも・・みたいな流れにならんか(夢見すぎ飛躍しすぎ)


■2006.11.12(Sun)
なんだっけオレも・・・てなんだよマジで。(したの呟き)
単行本の3巻辺りだったっけ。に、エドが整備のためリゼンブールに来て、朝帰るシーンあるじゃないですか。ウィンリィに「いってらっさい」て言われて、おうと返すエドの顔。
今なら間違いなく、このエドのほっぺにはちょんちょんが出来ると思うのね。(赤面のマーク)
…何が言いたいかって、なんだっけオレも・・・を説明したくて出来なかったので…。(意味不明)


■2006.11.12(Sun)
て、思ったら、アップルパイ食べる前の503号室はいる前のエドのほっぺにすでにあったんだった。ちょんちょん。ほらやっぱ、なんか芽生えてるわけで。(無理矢理)

■2006.11.13(Mon)
すごくどうでもいいんですが、
今月号のエドの頭にばんだな巻いてるところの
構造がどうしてもどうしてもどうしてもわかんないです
なんであそこにアンテナ生えてんだー?????
さらにどうでもいいんですが
マイルズ少佐の妻というのがどんな人なのか気になってしょうがない
(なにかときめいてるらしい)



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△2006年11月号感想 へ。
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2007年1月号/ 第66話      

まだかいてません。

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2007年2月号/ 第67話      

まだかいてません。

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2007年3月号/ 第68話「家族の肖像」      

「俺はトリシャと子供達と一緒に…
一緒に老いて死にたい」




【あらすじ】

「ああ俺は本当に化物なんだなって」


「この身体になってからたくさんの死を見て来た。
友人は皆先に老い死んで行くし
馴染んだ風景も変わっていく
人は相変わらず間違いを繰り返し
歴史から何も学ぼうとしない
だがそれらも大きな世界の中の流れのひとつと思えば
悲しみは少しで済んだ
世の中にはまだ見ぬ美しいもの不思議なものが山程あり
それらの驚きに出会うたび
この身体を受け入れて生きて行くのもいいもんだと思っていた」



舞台はリゼンブール。
エドとアルがまだ幼い頃。

ホーエンハイムは子供二人が寝ている様子を見ている。そっと伸ばした手をしかし引っ込めてしまうホーエンハイムに、トリシャは「撫でてあげればいいのに」というが、「俺みたいなのが触って化物が伝染ったら困る」とホーエンハイムは触ろうとしない。そんな彼に、トリシャは「バカね」とため息をつく。

「まだ皆で写真を撮っていなかったから」と
トリシャが写真屋を家に呼び、
家族で記念写真を撮ることに。
困惑するホーエンハイムだったが、
トリシャに促され、エドを抱き上げる。


「私だってね
いつか化物みたいなしわくちゃのおばあちゃんになるわよ
でもね
どんな姿になってもいつでも皆で一緒に笑って写真を撮りたいの
だからずっと家族でいて
自分から距離を置いて遠い存在になったりしないで」


あなた、笑って、というトリシャと並んで写真を撮るホーエンハイムは
泣いていた。

トリシャや子供と一緒に年をとり、死にたい、
そう願うようになったホーエンハイムは日夜研究に没頭する。
その後姿を、幼いエドは見ていた。
研究の最中に何かを確信したホーエンハイムは
トリシャの家を出て行くことを決める。
庭先の木にブランコをとりつけたホーエンハイムは
「あいつらに何もしてやれなかった」と。
そして、「俺、行くよ」と
トリシャに別れを告げる。「待っててくれ」という言葉とともに。

出発の朝。
エドとアルが寝ているすきに、とホーエンハイムは出かけようとするが、
トイレに起きてきた二人に遭遇する。
「じゃあな」素っ気無いその一言だけを残して、
エドとアルに、ホーエンハイムは背を向けて家を出て行ってしまった。


ピナコの家から持ってきた写真を片手に、
ホーエンハイムは昔を回顧しながら、
ぽつりとつぶやく。「もう少しだ」と。


一方。
ブリックスでは
スロウスが出てきた穴の中を
オリヴィエの部下達が探索していた。
本部との連絡が取れないまま、
先を進もうとする先遣隊の前に、
突如、穴の奥から謎の黒い物体が現れる。

穴の奥から戻ってきたのは取り乱した馬が一頭のみ。
その馬の手綱には切れた人の腕がぶら下がっているのみで、
兵士達は誰も戻ってこなかった。


一方、「完全な不死の軍団に興味はないか?」というレイブンに、
オリヴィエは話に乗るフリをして
レイブンからさらに話を聞きだそうとする。
柔和な笑みを浮かべ続けるレイブンだったが、
彼の目が笑っていないことをオリヴィエは見逃さない。

そこへ、地下トンネルで先遣隊が戻ってこないとの報告が
オリヴィエに届く。
オリヴィエはレイブンにも地下の様子を見にいくようにと言う。
穴から出てきた馬と死体(腕1本)の状況をみたレイブンは
オリヴィエに、「例の不死身の生物兵器と穴に戻して入り口を塞げ」と命令する。

「ここの掟だろう?
強者に、力に従え アームストロング少将」


一方、オリヴィエとレイブンの会話を盗聴していたエドたちは
再び縛られて連行されるフリをする。
その途中で出会ったのが
レイブンのあとをついてブリックスに入ってきたらしい
キンブリーと、その案内をしているマイルズ。


「クギは刺してあるが もうひとつ刺しておくか」

キンブリーはエドに会ったことを
電話で報告する。
報告している相手は大総統だった。
「大切な人材の居所を把握していないのですか?」という
キンブリーに、シン国の錬金術の研究をしているらしいと聞いた
と大総統は話す。(おそらく息子のセリムから聞いた情報だと思われる。)
よりによってブリックスに…と呟く大総統だったが
ふと何かを思い出したように、「クギは刺してあるが…」と言う。

そしてガーフィール工房の電話が鳴り響く。
ガーフィールがとった電話はウィンリィ宛に、
軍部からのものだった。


【雑感】〜感想というか萌えというか。


■「顔見たら俺泣いちゃうかも」
→今月の萌えせりふ。ホーエンハイムの。
この人の子供に対する態度とか、ちょっとひっこみじあん?なとことか、おもいっきり萌えてしまったんです、が……!トリシャは意外に押しの強い気丈な奥さんだったのね、とか(エドの言動とか見てたら、なんだかとってもか弱く儚い人を想像してた)。エドを抱き上げたときのホーエンハイムの困った顔がツボ。ドツボ。たーまーらーん!

→子供エドとアル。14巻以来です。はぁ、これもたまらない。カワイイ。カワイイ。カワイイぃいいい!!!這い這いアルなんて犯罪です。あのおしゃぶりを奪いたいです(ひどい)

→パパに抱っこされてとってもご機嫌になるエドがかわゆすぎて死にそう。

■「笑って」
→トリシャの横顔が物静かで美しくて、あああ大変。
→相当愛してたんだろなって思った。愛し合ってたんだろな、この二人。トリシャがこんな綺麗で幸せそうなんだもんで。「笑って」ってコマに泣きそうなった。

→て思ったら、ホーエンハイムが泣いてるし!
ここで、もう駄目でした。涙腺崩壊。涙ドバドバ出てきて止まんない。

■エドは誤解が多すぎるだろう!
→この回を見ても、そして、14巻のオマケ漫画見ても思いますが、エドは、誤解が多すぎると…。エドヴィジョンで見たホーエンハイムと、実際の彼があまりに違いすぎるではないか。母の墓の前でであった二人は、ホーエンハイムは飄々としてたけれど、エドのほうはなんだか一方的に怒っているだけの感じがして。誰か誤解を解いてやれよと。しかしこの親父はそういうことに関しては寡黙そうです。エドの誤解や感情が氷解するのはもう少し先か。どっちにしろ、一方的にエドが犬猿の仲のように距離を置いているのはいかんだろ。親父がかわいそう過ぎる。こんな子煩悩なのに。

■感情を出すのがへたくそすぎる
→エドもそういうところがあるなぁって勝手に思っているんですが、それはホーエンハイムにも言えることで。むしろ似たのか。親子だから。笑って、ってトリシャに促されてうっかり泣いちゃうホーエン萌。それまでの自分の生き方を変えてくれたのがトリシャだったんだね。自分の在り方を変えようとまで思ったのが家族の存在だったんだね。泣ける。


■「待っててくれ」「はい」
→これが約束だったんですね。のおおおお!!!!(号泣)
待っててくれ。待っててくれ。待っててくれ。
この辺、エドとウィンリィを比較してしまうから私は駄目だ。ついな、うっかりな。妄想働いてしまうのは、こういうところ、エドは親父を反面教師にしているのかもしれない。絶対そうに違いない。

■別れの朝。
→トリシャは泣いたんだろうか。
→想像するに絶しました。泣いた。私が泣いた。
→人並みに生きて、死にたいっていうのがホーエンハイムの夢らしい。それを理解して、あえて送り出したトリシャが泣ける。先に死んじゃったわけです、約束が果たされるのを待ちながら。
→このシーンがエドの記憶ん中に強烈に焼きついてるわけですな。家族を置いていった薄情な父親の背中、として。

■ブリックスの変な影。
→なんか変なものが出てきました…。触れるだけで鋭利な刃物のように体をばっさばっさときっていく?影。これがプライドだったらどうしよう。

■「ぶった斬ってしまいたい!!」
→オリヴィエ様!相変わらずお美しいですが。
レイブンのセクハラに非常にお怒りです。あああたまんない、その悋気。

■ファルマン素敵…
→まるでSMプレイ。嘘ですはい…。「兄さんきっちり縛らないと」とさりげなくアルが言ってるところにやたらめったら萌えつつ、未だ階級を覚えてもらえないファルマン少尉が不憫。

■キンブリー様ー!
→エドとアル、キンブリーの邂逅。
鋼の錬金術師殿。キンブリ様が言うとどうしてこうエロイのかしら。エドってキンブリーのこと知ってたんですね。
そして相変わらずアルが鋼のと間違えられています。楽しい。楽しい。みんなしてちっこいほうを指さすんだもんな。確かに一番小さいしな。見下ろす視線も素敵です、キンブリー様。「ども」というエドがカワイイ。

■ガーフィールさん
…素敵ないでたちですね!
なしてウィンリィは影響受けないんだろうか。私は心配です、ウィンリィはまだ仕事してたけど、ガーフィールさんみたいにちゃんと顔のパックとかしてんだろうか……してないだろうな。うん。分かってる。機械オタだしな。

■軍から電話
→あああついに。ついに人質発動。!?。
分からないんですが。危なっかしいですよね。大総統にはあからさまに脅されてたしな。ウィンリィが危ない目に遭ったら、泣くから。勘弁してくれと。

■エドがアルのトイレの面倒をみるくらいに面倒見のいいおにいたんで、動揺している。これはあれか、あれなのか、14巻のオマケ漫画で、ホーエンハイムがトイレん中から諭した教育?の賜物なのか。


■「自分の過ち」
→ホーエンハイムは何をしたんだろう。過ちってなんだろう。そもそも化け物ってなんですか。エンヴィーがそう言われてたような意味で使われている単語なんですか>化物

■今回読んで思ったこと
エドとウィンリィが結婚して子供が出来たら、エドは間違いなく親バカになる。愛情表現不器用で奥さんの手を煩わせちゃう親バカ。でも間違いなく、子供と妻を溺愛するんです。


しかしたまらなかった今月号…。


【蛇足】
(以下、延々発売日前に呟いた)

■2007.02.08(Thu)
ウィンリィが危ない目にあったら
わたし泣く。エド殴るから(それは理不尽か)
47話や48話でも涙腺が壊れた。
未だ、ウィンリィがおお泣きしてるあのコマを直視できません。

■2007.02.09(Fri)
ホーエンハイム好きだーああああー(うるさい)

■2007.02.09(Fri)
何が萌えるかって
ホーエンハイムはトリシャに「待っててくれ」てゆってることだよ
待っててくれ…。

■2007.02.09(Fri)
しかしそれにしても
エドはホーエンハイムそっくりだわ……。

■2007.02.09(Fri)
キンブリー様…
ハァハァハァたまんない…

■2007.02.09(Fri)
わたし、ホーエンハイムはあのホーエンハイム似のお父様の身内か子供か兄弟か何かとおもってたんですが(だからこの間出した本の設定はそれを意識したんだけど)、うーん…違うのかなぁ…。うーん。

■2007.02.09(Fri)
「顔見たら、俺泣いちゃうかも」

たまんねぇ台詞…あああああやばいす。もえるす。

エドがウィンリィと結婚したら
間違いなく子煩悩だな!そゆとこも似とるに違いない


■2007.02.09(Fri)
ホーエンハイムは感情の出し方がへたくそだとおもう。
なんちゅうか、もっと素直になればよかったのに…。(だから息子があんなひねくれるんよ。ひねくれた父親像抱えたままあんなんに成長して…幼かったから仕方ないとはいえ)

素直になればいいのに…とおもったと今書いたんですが、
それっていつも私がエドに対して感じていることと一緒じゃん!と気づいて
つまりそういうところも似てるんだなぁそうだなぁきっと


■2007.02.09(Fri)
トリシャはあの別れのあと、その場で泣いたんだろうか。
泣いたんだろうなぁ。
もしかしたら気丈に、エドとアルに笑いかけてたかもしれんけど。

でもエドが非常に父親に対して怒ってるとことか見てると
あの別れのあと、その場で泣き崩れてたかもしれない

どっちでもなんか切ない…。ウワーン

■2007.02.09(Fri)
それにしてもオリヴィエ様の年齢が気になって致し方ない
年齢のこと気にするのは野暮ですか…。
私はマイルズとオリヴィエに萌え〜っときてるのでさてどうしよう


■2007.02.09(Fri)
ファルマンとエドのやりとりみながら、
いつだったか買ったファルマン×エドを思い出した(すみません…)

緊縛ぷれい?(いいかげんにしろと)

■2007.02.09(Fri)
マイルズ……。
この人絡みの本ほしいい

■2007.02.09(Fri)
そんでもってウィンリィはもういくなぁ
いかないとおもってたんだが。
ていのいい人質です。ああもう本当に。
嬉しくない。嬉しくない。嬉しくない。
でもなぜかわくわく(本音)

わくわく言ってごめんなさい…


■2007.02.09(Fri)
アルはトリシャ似だ。
いまさら改めて。
たれ目ーー。すきだ。

■2007.02.09(Fri)
今月号よんで、
ホーエンハイムがいかにトリシャのこと愛してて
エドとアルのこと愛してたか分かって
ああもうなんちゅうか。ああもう。ああもう。ああもう。


■2007.02.10(Sat)
しかしこの幼兄弟。
どうしたもんか。ちびっこすぎてかわいすぎてたまらーん


■2007.02.10(Sat)
荒川先生は
「オレ」と「俺」を使いわけてるんかなぁ…
うううん…?


■2007.02.10(Sat)
よく考えたら
あの煽りを真に受けちゃだめだと思い直しました。
いちいち浮かれ喜んでる自分
(少しはエドとアルの気持ちにもなってやれ…むしろエドはよろk略)

■2007.02.10(Sat)
ガーフィールさんの足に脛毛が無いことがある意味ショックです(なんでだよ!)
さすがじゃ!(なにが)




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2007年4月号/ 第68話「ブリッグズの礎」      
「そう弱肉強食だ。
弱き者やおろかな者が国の礎になり
強き者がその上に繁栄する」



【あらすじなど】


「難攻不落 ブリッグズの北壁も権力に屈しますか。
まぁその方が賢いやり方です」



牢に閉じ込められているエドとアル。
ブリッグズの面々の証言から、
レイブンは、エドとアルが何も喋っていないと判断する。

牢に閉じ込められた振りをして、
レイブンに、「ジャマをしなければ旅は続けていいと約束したはずだ」
と問うエド達。
地下の穴はどうするのか、と問うエドに、
レイブンは、オリヴィエが穴を塞ぐことに同意したと告げる。
顔色の変わるエド。

地下の穴を塞ぐ作業現場では
ヘンシェルがオリヴィエに、スミス隊の捜索はしないのかと
食い下がっていた。
ブリッグズの北壁も権力に屈しますか、と
キンブリーは高見の見物を決め込んでいる。
その脇で、意味ありげに黙りこくるのはマイルズ。


「君達は秘密を分けあった同志だ」


外に放置されていたスロウスが運ばれてきて、
レイブンは
「プライドに言われているだろう?
君の仕事を成しとげるようにと」
とスロウスに語りかける。
プライドの名を出されて、
スロウスは思い出したように穴の中に戻り穴を掘り始めた。
そしてレイブンは命じる。穴を塞げと。


場面変わり、
マルコーはスカーの兄が残したという書物を解読しようとしていたが
出来ていない。
ブリッグズの兵が、手配中のメイを見つけて捕らえようとするが、、
合流してきたスカーにあえなく倒される。
場所を移る、とスカー達は山小屋を後にする。


「そう弱肉強食だ
弱き者やおろかな者が国の礎になり
強き者がその上に繁栄する」


穴がコンクリートで塞がれていくのを見ながら、
オリヴィエはレイブンが色々と聞き出す。
レイブンは、オリヴィエが完全に自分達側についたと安心したのか、
計画がアメストリスの建国段階から始まっていること
イシュヴァールの民の死のことなどを
べらべらと話しだす。
私の代で計画を終わらせたかったのだというレイブンは、
オリヴィエに、それ相応の地位を約束してやろうと切り出すが、
オリヴィエは突如剣を抜いてレイブンの左腕に切りつける。

「その腐りきった尻を乗せている貴様の席をとっとと空けろ
老害!!!」


信じられない、という表情のレイブンにそう叫んで
オリヴィエはレイブンを切って捨てる。
不老不死を捨てるというのか、という断末の声を上げて、
穴を塞いだコンクリートの中にレイブンの身体は沈む。

スミス達の捜索を、と言うヘンシェルに、
穴は塞いだが抜け穴がある、とオリヴィエは示す。
どうやらエドが穴を作っておいた模様。


頻繁に電話連絡をとるキンブリーの傍についていたマイルズは、
キンブリーの負傷があっという間に治っっている不審さなどを
次々に質問していたが、
キンブリーは相手にしない。
オリヴィエから、作戦終了の連絡を受けたマイルズは
キンブリーにレイブンが行方不明になったと告げる。
しかし、キンブリーはそれを好都合と言い切った。

「レイブン中将にもし何かあった場合
私個人の判断で自由に動いてよし…と
大総統から許可をもらっているのですよ」



「面白い
ワゴンの花全部買わせてもらおうか」



一方、中央ではロイが、
マダム・クリスマスの店の女性?(名前忘れました…誰だったっけ)
からレイブン中将とキンブリーについての情報を得る。
女性と別れたロイに、花売り屋の女が話しかけてきた。
「なぁにあんたを振る女がいれば拾う女もいるさ」
花屋の女は、オリヴィエから伝言があるとロイに告げる。


そしてブリッグズの牢の中では
じっとしていられないと焦るエドがいた。
そこへ面会を求めてくるキンブリー。

「聞くところによると鋼の錬金術師殿は北国用機械鎧に
換装していないと言うではありませんか。
その事を大総統に話したら気にかけておられましてね」


エドとアルの前に現れたのは、
軍に呼び出されてはるばるやってきたウィンリィだった。

何も知らないウィンリィの肩に手をかけて、
キンブリーは示すように言う。

「お二人とも
大総統閣下がたいそう心配していましたよ」
と。




【だらだら雑感】


■表紙
→エドが白パーカーだった。かわいかった。なんかデコが広すぎるような気がしたのは気のせい…?ちょと心配…(イラン心配だ)

■扉
→ぎゃーーーーー!!!軍部勢ぞろいでした。壮観!
ロイとオリヴィエで対決してほしい。壮絶なものが見られそうです。
間違いなく勝つのはオリヴィエぽそうだが。
ハボックがさりげなくいたところにキュンとしました。


■エドが敬語を使うこところに
→なぜか、むしょうに、むしょうに、むっしょう〜〜〜に、萌えます。敬語語録をここで。
「そりゃそーですよ。人質まで取られて不満じゃない方がおかしいでしょう」
「地下の穴はどーすんですか。皆にバレたら…」

この投げやりくさい「そーですよ」「どーすんですか」たまらん。なんでだ。


■で、地下のあれは
→スロウスが戻っちゃいました。プライドはいまだ誰か分かりません。
でもって、スミスを殺したあの謎の影は謎のままです。
気になって仕方ない。あれがプライドなの?でも、対リン&ランファン戦のエンヴィーに話しかけてたから普通の生命体っぽいイメージあるんですが。あの影と同一に思えない。…いやありえないってことはありえない…。気になる。


■スカーとメイ
→合流しました。誤字発見。研究所じゃなくて研究書かな?
さりげなくまだついてきているヨキに涙がにじみそうになった…。

■オリヴィエ様の有言実行っぷりに吹いた
→先月だったか、セクハラまがいに手を触ってきたレイブンに、「ぶったぎってしまいたい」とのたもうていたオリヴィエ様(なぜに様付け)…有言実行しちゃったよ!!これ読んだときに、レイブンの死よりもなによりも、オリヴィエ様すっげぇ!と感嘆してしまった。ホントにぶったぎっちゃったよ…。

■いつの間に抜け穴。
→出来てました…。え、いいの!?入っちゃうってこと?危ないじゃん!とか本気で心配してるんですけど私。

■久々登場ロイ
→なんかうっかり萌えた…。ワゴンの花全部買わせてもらおうかのロイに。ロイとオリヴィエが話すところを見てみたいなぁ。楽しそう…(そうか?)

■200センズに値上げ
→牢屋のコーヒーは200センズらしい。吐き出すなよ、キタナイやだこんなエド!!しかし100センズ違っただけで返品てどんだけちっさいんだお前!(関係ない)

■そんでもって今月とんでもビックリ北
→ウィンリィーーーーーー!!北キタ来た喜多壊れた(私が)

■「まあいい。今日はエルリック兄弟に客人を連れてきました」
→キンブリー様の最高な笑顔が素敵です!素敵です!素敵です!(3回も言わなくていい)この胡散臭さといったら!!!最高すぎる!

■「私なんだか嫌われてますかね」
→この台詞にニヤニヤが止まらない。分かってるじゃないですか、キンブリー様。胡散臭そうな顔とかご本人に言われて、なんか私ニヤニヤ止まらない。しかしこのエドの顔、だめだこいつ。やだ。なんかやだこのエドの顔。

■ウィンリィのファッション
→「あども」とやってきたウィンリィ。
北でのいでたちもスカートらしい(さみい)
ブーツ+タイツ。色は何色ですか…(ハァハァ。私気持ち悪いですすいません)コートは何色なの、マフラーは?色付で見せろ。きぶくれ具合がほどよくてものすごいかわええ。
もこもこコートのしたはどんな格好なんだー!
つうか、ピアスしたまんまじゃないか。大丈夫なのか。

■「あ」「あほーーーー!!」
→この時のエドの顔、ものすごいしまったぁああって顔で、この焦り具合の向こう側に色々妄想しました。ありがとう。
アルの鎧の中にさりげなく猫がいる…かわいい。飼ってんの?

「誰も呼んでねーだろ!!」
→私は呼んでたけどな!心の中で。ていうか全部エドのテレかくしに見えてしょうがない(すみません、まじめにエドは動揺してるのにそういうフィルタでしか見てない救いようない)

■「て言うかなんで牢に入ってんの!?何やらかしたの!?」
→もっともな反応だ。うん。
ちゅうか、惚れた云々の自覚イベントのあと、こんなナチュラルな反応みせるウィンリィが妙に愛しいでした。これがあれですか、幼馴染としてすごしてる時期が長い故の功罪ですか。ウィンリィがあんまりナチュラルすぎて、恋してる乙女になってなくて、しかしどこか安心した私がいる…。

■「ラッシュバレーの客どーすんだよ」
→これももっともな意見だ。エドにしては珍しい(ひどい)。
しかし、エドが言うとなぜかむしょうに腹が立つ(なんでだ)おまえが言うな!(いつも壊してるくせに!)

→すいません、読み間違えていました。これはアル様の台詞でございまうす。(3/17追記)

■「アルにお土産!磨き油!」
→律儀すぎなウィンリィ…。土産かよ!エドにないの?可哀相…。あ、今からお土産あるのか。腕ですか…色気ない…。いやきっと
北国用機械鎧整備中にそういう色気あるお土産あるんだよ!(妄想甚だしい)

■「まあまあ落ち着いて皆さん」
→仲裁入るキンブリー様。胡散臭すぎて、ハァハァしました。台詞だけでここまで興奮させてくださる、もうたまらん、キンブリー様。

■「お二人とも大総統閣下がたいそう心配していましたよ」
→ぎゃーーーーーーーーキンブリー様がウィンリィにセクハラした!(違う)
肩に手を置くところが妙にセクハラ。ロックベル嬢、って言ってるところもなんかたまらん。(なんでもいいらしい)
あーあ。人質発動しちゃったよ…。

■久々の再会で
→おもいっきり浮かれてます。でもウィンリィ大ピンチじゃないですかこれ…。「あいつには手ぇ出すな」がまた見られる!?とか浮かれてごめん…。不謹慎すぎるぞ。長かったなぁ、再会まで。最悪な再会かもしれませんが…。嬉し泣きはどこいったのよ、とか色々思ったら悶々とまりません。こうなったらエドは全力でウィンリィ死守しないと…でも牢の中だ(入ってる振りとは言え…)…ああこの無能!

■惚れてた発言後のウィンリィだから
→何か無いわけはなかろうて!エドウィンがあるに違いないだろ間違いないだろともう来月が楽しみでなりません。
ありえない、あと1ヶ月、ハァハァ飢えていろと…。長いです。
なんか書き足りません…また補足あったら書きます。


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