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2006年6月号/ 第59話 「背徳の錬金術師」 「なんで俺は医者なのに人殺ししてんだ?」
(粗筋)〜粗筋のみ。感想は下の所見で。
冒頭。
研究所内ではマルコーの立会いのもと、賢者の石製造の実験が行われていた。錬成陣上に並べられた生きた人間は13人。いずれもイシュヴァール人。立会いには66とスライサー、それにラストもいる。錬成陣が発動してマルコーの手の中には賢者の石が出来上がる。
「これが…おまえ達の望む…錬金術の使い方か…」
イシュヴァール戦場内。
アメストリス国軍の攻勢に、イシュヴァール人達は敗走を続けていた。
逃げるイシュヴァール人達の前に立ちはだかるのは錬金術でつくられた壁。逃げ場を失ったイシュヴァール人達を容赦なく国軍が銃殺していく。壁を錬成したのはアームストロング少佐。「神様」と呟く少佐の顔は蒼白。虐殺の跡に生き残った二人のイシュヴァール人を見つけてしまった少佐は、思わずその二人を逃がそうと道を作る。「国軍に立ち向かうなと伝えろ」と二人に言って少佐は逃がそうとするが、そんな少佐の行動も空しく、逃げる途中その二人は少佐の目の前で吹き飛んでしまう。膝を崩して顔面蒼白に震える少佐の前に立つのは、同じく国家錬金術師であるキンブリーだった。
敗走するイシュヴァール人達のなかで、イシュヴァールの武僧は軍への抵抗を続ける。イシュヴァールの武僧は一人で兵十人分くらいの力があるのではという国軍。
そして、焔の錬金術師と呼ばれるマスタングも戦場にいた。これが錬金術の使い方か、と涙を流しながら呟くイシュヴァール人もろとも、ロイは焼き払う。
「おまえ…目つき変わっちまったな」
国軍休憩所ではコマンチが負傷していた。
ヒューズ(大尉)は、国家錬金術師の噂をきく。そして、少佐相当官であるロイと、久しぶりに出会う。お互いに「人殺しの目だな」と言う二人。戦場を歩きながら、かつて仕官学校でこの国の未来を語りあったな、などと昔を振り返る二人。美しい未来についてだな、と言うロイの足元には皮肉にも敵の死体が転がっている。
「ああなんということだ
この女(ひと)も人殺しの目になってしまった」
この殲滅戦に疑問を持っているというロイに同意するヒューズ。「ここまでする必要があるのか」という話をしている中で、ヒューズの元にはグレイシアからの手紙が届く。ヒューズが惚気ている合間に、倒れていたイシュヴァール人が突如二人に襲い掛かるが、しかしそれは未然で防がれた。遠方からの狙撃にロイは銃撃かと驚くが、ヒューズが否定する。
「俺たちには鷹の目がついている」というヒューズ。無名の士官学校生で、腕の良い狙撃手の話をきくロイ。それはリザのことだった。「お久しぶりです」とリザはロイに挨拶する。しかしその顔色はよくなかった。「忘れるものか」と言いながら、ロイは彼女の目もまた人殺しの目になっていることに気付く。
「聞いたかい
カンダ地区でイシュヴァール人の治療を続けてるアメストリス人の医者夫婦がいるってよ」
一方、軍司令部内では、賢者の石を手にしたマルコーがいた。
司令官達はその石を国家錬金術師・紅蓮の錬金術師であるゾルフ・J・キンブリーに託す。震えながら建物を出るマルコーはノックスに出会う。ノックスから、イシュヴァール人を使って火傷と苦痛が人体に与える影響を調べてデータを採取していると聞くマルコー。別の建物からは人間の叫び声が響いていた。イシュヴァール人の治療を続けているというアメストリスの医者夫婦の話をするノックス。「片や強権にへつらい人を殺す医者。片や弱者に付き人を生かし続ける医者…」ノックスはマルコーに問う。「なんで俺は医者なのに人殺ししてんだ?」
「人に幸福をもたらすべき錬金術がなぜ人殺しに使われているのですか」
戦場で、リザはロイの問う。
父から聞いていた錬金術の理想。そして戦場での現実。二つの乖離。教えてください、とリザは問う。どうして、人に夢や希望を与え、この国の未来を守るはずの錬金術が人殺しに使われているのかと。
そして一方、
スカーの兄は書物を調べながら何かの答えに行き着いていた。
「この国の錬金術は、何かがおかしい」
(所見)
⇒石製造実験
…数え間違いでなきゃ、石の材料になる人間は13人ほど必要そうです。しかし疑問なのは、なんでそこに66がいたのか…?てことですけれど…。なんで?年表的におかしくないですか…私の記憶違い?生きてるラストおねえさまいらしたですよ。(←66やスライサーに関してはコミックス15巻では修正されて消えておりました。20061126追記。)おおお…ホント死んでしまって残念です…新しいラストは登場するのかどうなのか。あれって発動させてるのはマルコーってことでOKなんですか>賢者の石錬成。賢者の石製造ってもっとすごい儀式っぽいイメージがあったんですが、家畜生産的にあんな風に製造してしまってるんかと思うと、すごくやりきれないです……。
⇒アームストロング少佐…
…の、壊れっぷりが痛々しくて…。顔がどっかにイってしまってる。明るい少佐とは超ギャップありすぎて、それが余計に落ち着かない。ああああ。少佐が逃がそうとしたイシュヴァール人をキンブリーがきっちり殺してしまってて、少佐の絶望っぷりも、痛々しくて見るのが辛い。
⇒焔の錬金術師
…イシュヴァール武僧は相当強いらしい。しかし国家錬金術師にはやはり叶わないらしい。ロイの顔の壊れっぷりが…痛い。が、もっと痛いのはリザの顔ですよ…。しかし、ロイが「英雄」と呼ばれる理由はまだ分からずじまいです。来月かな。
⇒ヒューズ!!!
…生きてるヒューズ登場。あああ。私、ホント、なんでヒューズ死んでしまったんだと悲しくて。ロイとヒューズは士官学校生時代の同期?みたいですね。昔話をする二人の足元に荒廃した戦場と死体が転がっているギャップが痛々しくて泣きたい。グレイシア惚気が健在で和んだ矢先に襲撃。ヒューズのすばやさにすごいと思いました。(ロイ、ぼけっとしすぎだ…)
⇒「俺達にゃ、「鷹の目」がついてる」
…この台詞、ハボックも言ってた台詞ですよ。ヒューズも言った!もしかしたら戦場話をハボックはヒューズから話ついでに色々聞いていたのかもしれんなとか思ったりしました(勝手に。いや同じ台詞なもんでつい)無名の狙撃兵て!リザかっこえー!しかし、顔の蒼白ぶりから、リザが壊れそうで痛々しかったです。人殺しの目っていうより、死んだ魚の目のような生気のなさ。それはロイも一緒ですけれど。死んだような人間が、生きてる人間殺していっている現状。むしろ、死んだようになっていなければ、人を殺せないのかもしれない。まともな精神でいられるはずがない。なんか、コマの端々から痛々しさがびしびし伝わってきてて、泣きたくなってくる。吐き気してくるですよ。
⇒ノックスの台詞にしびれた
…「なんで俺は医者なのに人殺ししてんだ?」このノックスの台詞にドッキンとしびれ、た…!(すみません)すごい台詞。会話中でウィンリィの両親と自分を対比するノックスがいるんですが、意外なところでウィンリィの両親の所作が波紋を広げていたんだと(少なくとも人体実験をしているノックスの中に残っている人として医者としての良心を苛むくらいの波紋)思うと、すごい痛くて切なくて。(だって、結局ウィンリィの両親は死んじゃうわけじゃないですか)あああもう落ち着かないです。
⇒ロイとリザ
…父の言葉と現状の乖離をロイに問いただすリザ。どちらも痛々しいほどに死んだ目をしていて疲弊していて、見ているこっちも痛い。リザの背中にあるあの錬成陣、ロイが大総統を目指すと決めた理由(まだここではそう明白に出てないから今から出ることを期待している)がなんか関係ありそうですねと。彼が「英雄」と呼ばれた理由もそこにありそうです。リザってすごくミステリアスな印象があったんですが、彼女の口から父のことが語られていたりなどすると、なんだか不思議な、珍しいものを見てしまった気がして、これも落ち着かない。
⇒スカーの兄
…違和感があるという兄。彼が何に気付いたのかかなり気になります…。結局、等価交換を謳った錬金術にも、人為的恣意的に左右しうるようなカラクリがあるっていうことなんでしょうか。来月号に期待。
⇒萌えとか?その他
・今月号シビアで、萌え萌え言ったらいかん…ていう空気が…。ごめんなさい…。
・とりあえず、心が壊れそうになっているロイやリザの顔に、…不謹慎ながらドキドキしております。渦巻いている感情、吐き出せない不満、疑問、薄れ往く罪悪感、背徳感。……やばい。背徳感、萌える…。今月号のタイトル「背徳の錬金術師」達ですよ。なんか、錬金術師であること自体がもう罪であるという描かれ方でした、今月号。
・キンブリー!!!ちょ!アニメと一緒!なんだけど、精悍な顔に、ドッキリしちゃった。その眉の形、なんか笑えます(なんで?)いやそういうことが書きたいんじゃなくて、軍服着てるシーンで、肩にたらりと黒髪垂らしてるキンブリーいるんですけれど、不覚にもドッキリきた。あれ、エドでやってくれませんか…。
・ヒューズの惚気健在でちょっとほっとした(していいのかコレ)浮いた話ないんですか?ロイさん?意外に清潔?で健全でストイックそうな匂いがしてまして、ちょ、萌え…(ごめ)
・とりあえずだ、今月号。エドがいない……。ここまで潔くエドがいないとですね、エドが再登場したときに私どうなるんだろうと、今からエド欠乏症のリバウンドを恐れております。鼻血出したらすいません(なんで鼻血)
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2006年7月号/ 第60話 |
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2006年8月号/ 第61話 |
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2006年9月号/ 第62話 |
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2006年10月号/ 第63話 「520センズの約束」 |
「もしも神サマってのがいるならよ見のがしてくれよ こんな俺でもよぉ…家族とコーヒー飲むくらいの幸せは 願っていいよな…?」 (今月号あらすじのみ。感想は下に。) シャオメイの行方を捜すエドとアル。 そこへロイが現れる。 大総統府にて貸した金を返せと言うロイに 「大佐が大総統になったら返してやる」というエド。 「金は貸したままにしておく 必ず返してもらうぞ」 「んじゃそん時ゃまた小銭借りるさ 『民主制になったら返してやる』ってな」 中尉からイシュヴァールのことをきいたというエドに対して、 長生きせねばならんのか、と呟くロイ。 ロイと分かれてホテルに戻ったエドとアルの前に現れたのはフー。 二人はフーを、ランファンが匿われているノックスの家へと連れて行く。 腕を失い、リンを敵の手に落としたとランファンを責めるフー。 「ごめんなさい」とただ謝るランファン。 しかし、腕が無いというランファンの現実の前に、 フーの目には涙が滲んでいた。 「待っていろ魔窟の住人どもよ われわれはまた戻ってくるぞ」 ランファンの腕に機械鎧を付けるという算段で エドはウィンリィかピナコを紹介するというが、 フーはこれ以上世話になるわけにはいかんと断る。 変装した二人はノックスの家を出ていく。 「もしも神サマってのがいるならよ見のがしてくれよ こんな俺でもよぉ…家族とコーヒー飲むくらいの幸せは 願っていいよな…?」 メイが去り、ランファンが去り、一人に戻ったノックスはランファンに礼を言われたことに対して、 今更医者面かよと自嘲する。 そしてやってきた客は、ノックスの息子と別れた妻だった。 医者の本分を忘れてなかったという息子はノックスと同じく医者を目指すという。 あがっていけよと二人を招きいれるノックス。 家族とコーヒー飲むくらいの幸せは願っていいよな、と 戸棚に使われることなく放置されていたカップを手にしたノックスの目には 涙が溢れていた。 一方、爆弾狂と呼ばれていたキンブリーは 刑務所から出所する。 彼を外の車の中で待っていたのはエンヴィーだった。 人手が足りないというエンヴィーに対して、 仕事をくれるのかというキンブリー。 彼が腹の中から吐き出してみせたのは イシュヴァール戦でも使われた賢者の石。 エンヴィーはマルコーの部下を使って精製した賢者の石をさらにキンブリーに渡し、 マルコーを捕らえろという。 「この枯れたじじいの中で消えかかっていた野望の火種が また燃え上がって来たわい」 ロイはヒューズの墓の前にいた。 そこへやってくる一人の婦人。 それは変装したグラマン中将だった。 上層部が真っ黒であると伝えるロイ。 思い出すようにグラマンは昔レイブンと交わした会話や 東方に左遷された経緯をロイに語る。 中央がきな臭いことになっている事態に 「わしを焚き付けるためにここに呼んだか」と笑い出すグラマン。 そしてエドは中央図書館で錬丹術に関する資料を漁っていた。 そこへやってくるアームストロング少佐。 ロイの使いでやってきた少佐は、 変装したグラマンが駅で接触したメイについて 彼女が北へ向かっていると言っていたという 情報を伝える。 東回りで北を目指す。 目的が見えたことに喜ぶエドだったが、 釘を刺すように少佐は一通の封書をエドに手渡す。 「紹介状だ」という少佐は それが役に立つから人に会えと言う。 「ドラクマとの国境を守り、 "ブリッグズの北壁"の異名を持つ将軍――」 アームストロング少将に会えと。 (萌えとか感想とかつらつら) ■「金を返したまえ」…ちょ、結構セコいね!大佐!とか思った私は…(すいません)きっちり金額まで覚えてるよ520センズ。こまか!チンピラ健在で妙に萌え…まし、た…。 ■「中尉とかに心配かけさせてんじゃねーよ」…エド、おまえもな。ウィンリィに心配かけさせてんじゃねーよ!!と盛大にツッこみたかったですよダメですか…。 ■「こんなときに最低だよ大佐!」…アルって何気にハッキリ言うタイプですよね…すきですそんなアル様が…。 ■フーじいさんの涙…うわーん…泣けました。腕ないのか、ないのか、て2度も呟いて。そんな眉尻下げて、呟いて…私の涙腺がヤバいでした。 ■「オレの整備師」…ちょ、「うちの整備師」から進化して、る…っ。何気に所有権度の度合いが強まってますね。オレの。オレの。オレの。「オレの」限定。オレのがエコーってます私の頭の中で。惚気ですかそうですか! ■整備師紹介を断るフー。ちょっと残念だったけれど、でもフーの言うことももっともだ。ランファンの整備は誰がすんのかなぁ。さりげなく偏屈じじいのドミニクがやらんだろかとか思うんだけれどどうだろう。わからん。 ■「我々はまた戻ってくるぞ」…ランファンがあまりに凛々しすぎて眩暈がしました。かっこええ…We'll be back!期待してます。 ■「もしも神サマってのがいるならよ見のがしてくれよ」…今月号でいちばん泣けました…泣きました。ごめんなさい。ノックス、すごいいいキャラだなぁ死にそうだけれど…こういう描かれ方はなぜだかヒューズをどうしても思い出してしまうので、胸がざわざわしつつ、このおっさんに惚れました…。埃かぶってたマグカップ片手に声殺して泣くおっさんですよ…不謹慎ですが、萌えてしまった…。 ■グラマン中将のイメージが壊れました…。これがあのホークアイの祖父ですかそうですか…とか思ったらやっぱなんかヒトクセありそうな軍人さんのようです。 ■本に向かってるエド、最近なんか戦いばっかでしたが、図書館いるエドも萌え…。なんか可愛いですだ。 ■舞台は北へ。 ■ランファン関連で、ウィンリィ絡むかなぁとほんのり期待してたのははずれちゃいましたが、「オレの」がきけて満足ですだ…。おまえのなのかよ!となぜかツッこみいれたくなる。「うちの整備師」のときはそうでもなかったのに。自覚ゼロパーセントのまま無意識に惚気まくるエドにのたうちまわりました。殺人的な台詞だな!「オレの整備師」オレの整備師!エコー中。 △この頁の一番上へ。 △2006年9月号感想 へ。 ▽2006年11月号感想へ。 ![]() |
2006年11月号/ 第64話 「ブリッグズの北壁」 |
「ここは天険の地ブリッグズ 弱肉強食の世界だ」
【あらすじ】 「知ってても知らなくてもキツいよな」 セントラルの図書館で錬丹術の資料を探していたアルは大総統の息子セリムと出会う。
錬丹術を調べているアルに対して、どうしてそんなマイナーな錬金術を調べるのかと問うセリム。 そこへエドがやってきて、出発のために荷物をまとめろという。 アルと話しているのが大総統の息子であるセリム・ブラッドレイであることを知ったエドは 大総統の妻やセリムと会話を交わし、大総統とセリムの血が繋がっていないことを知る。 妻も息子も大総統の正体を知らないのかと推すエドとアル。 図書館を去るセリムの車を見送りながら、「知ってても知らなくてもキツいよな」と エドは言う。 一方、北方司令部では、スカー達の行方を追ってキンブリーがいた。
スカーの目撃情報を得たキンブリーは 北方司令部軍とともにノースシティ駅へと向かう。 ブリッグズ行きの列車に乗り込むスカーとマルコーの前に、 キンブリーが現れる。 しかし、マルコーと思われた人影は、実はヨキだった。 物陰から奇襲をかけたスカーは 走り出した列車の中で対峙した男が イシュヴァールにおいて会ったことのある男だと思い出す。 「これは希望の書か はたまた絶望の書になるか……」 その頃、メイとドクター・マルコーは
東回りで北に入っていた。 スカーは憲兵の目をひきつけるおとりだった。 ブリッグズ山脈を前にした二人は、 スカーからたくされた地図をもとに スカーの兄の錬金術の研究書を見つけだす。 シンの錬丹術とアメストリスの錬金術を融合させた秘伝だというメイは それが不老不死の法につながるのではないかと期待する。 そして、エドとアルが引き払ったホテルにウィンリィは電話をかけていた。
磨き油が見つかったからアルに送ろうと思っていたウィンリィだったが、 ホテルのフロント係から、エド達が北へ向かったということを知る。 「あのバカ……」と呟くウィンリィが、 エド達が北へ向かったと言うのをきくなり、 ガーフィールはあっさりと言った。「死ぬわね」と。 「雪山で死ぬ前にウィンリィに殺されるじゃねぇか」
北へ入ったエドとアルだったが、 ブリッグズに入るなり吹雪に遭遇してしまう。 吹雪の中で突如、国軍の軍服を着た男(バッカニア大尉)に襲われるエド達。 戦闘用機械鎧を着けた男は、 エド達をドラクマの密偵だと思っていた。 応戦するエドだったが、右腕に違和感を覚え出す。 ブリッグズ山岳警備兵に囲まれたエド達は そこでアームストロング少佐の姉である、オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将と出会う。 「私以外の他人が付けた評価なぞいらん
私は私の目で人を判断する」 エドは鋼の錬金術師であることを名乗るが オリヴィエは信じない。 しかしボディチェックにより見つかったアームストロング少佐からの手紙を 確かに少佐からの手紙だと言った彼女は それを読まずに破り捨ててしまう。 子ども扱いはしないぞと言うオリヴィエは エド達に入れと促す。 二人の目の前には、巨大な要塞壁が広がっていた。 【所感とか。萌えとか。つらつらつらりと】 ■「大きい鎧さん」…っ!かっわいいなぁっ…!セリムの台詞です。目きらきらさせとりますよ。悪い大人にころりと騙されそう…とか思ったけどいやそうでもないか。アルが「ども」と言うとこに妙〜に萌えた。かわいい………。「ども」!
■「世界平和のためだヨ」…ちょっ!おまっえ!(笑!)なにがLOVE&PEACEだヨ!えらい笑わせてもらいました。アルのあの説法?の格好は、菩薩ですか…ハニワですか…なんなんですか…笑。 ■「アル!アルフォンス!」…うはぁあああ…アル!アルフォンス!アルフォンス!なまえをフルで呼ぶとこに妙に萌えを抱きます。ときめきます。あいしてます。(なんなんだ)エドの足音が「だかだか」だった…前からこんなんでしたっけ。
■「仕度しろ!!行くぞ!!」…ついていきます…。ガキンチョなエドだカワイイんだトキメいたんだ好きなんだ。(うるさいです)
■「噂どおり小さい錬金術師」…エドの顔がこえぇええ。あんた何者?生き物?海王星て…笑。
■「あこがれ?」…いちいちアンテナが反応するとこがまた…。セリムもこんなんが憧れでいいんだやめとけ悪いこと言わないから…(ごめん) ■「父親思いなんだね」…「なんだな」じゃないんだな。なんか、きゅんてキタ。なんで?これは何? ■大総統の奥さんの惚気が惚気が…っ。大総統がどんな失礼なことしたか気になるですよ…。そして惚気によくあてられてる兄弟ですね。 ■「帰ったらお義父さんに自慢しよう!」…セリムたん…何言う気ですかアンタ。妄想したら怖いんですけど。 ■夫が、父が、実はホムンクルスだったーていう現実。ああ、なんか、いやなもの見そうでいやです…。 ■キンブリーが胡散臭い。お前誰だ級で胡散臭いその格好。 ■ドクターマルコーとヨキを間違えた! ■「誰?」…コマがでかすぎて笑った笑った!なんでこれで1ページも使ってんの!笑!誰?てお前が誰だよとツッコみてぇ。 ■ついにスカーとキンブリー、因縁の直接対峙! ■シャオメイが…一瞬なんだとビックリした。あれ、昔、飼い猫でやったことある(どうでもいい)ものすんごいホコホコしますよ…。 ■マルコーの顔が顔が顔が。 ■ウィンリィでたーきたーしゃべったー(喜)磨きオイルて、律儀だなウィンリィ。 ■「あのバカ…」…あのバカあのバカ。ほんとあいつバカですねそうですね。萌える。この子、ほんとカワイイなぁ。あああ。 ■「死ぬわね」…なにが!?とビックリしたよ。ガーフィールさんの服にもびっくりしたよ。 ■「クマじゃない!」…なんかこの台詞にウケてました。(分かるひとにしか分からない) ■「この機械美がわからんとは愚か者め!!」…ごめ、わかんねぇー!ごめんなさい。ウィンリィならどうだろか。……いや、ウィンリィでも無理そうだよ…。 ■エドの機械鎧は平凡らしい。「あ?」てキレたエドが可愛かった。…なぁそれ意味分かってる?また無自覚ですかそうですか。ウィンリィの機械鎧ばかにされてキレたように見えたよごめん。でもそうなんですよね? ■「おぇ?」になんか萌えた。 ■機械鎧破壊の錬金術使ったのに出来なかった。…エドは自分の機械鎧を変形するときに、やっぱ物質的構造構成をよく理解した上で錬成してるのかもなぁて思いました。バッカニア大尉の機械鎧は「平凡ではない」らしいし、なんか構造上違うんだろかねと。しかし「動かない」って違和感を感じるゆえんが、機械鎧の神経接続とかに関係するんだったら、い、痛そう…とか勝手に想像してて、いでででと腕押さえたくなってきた。足はどうなってんだろう。やっぱ「動かない」てあったのかな。 ■「なろー雪山で死ぬ前にウィンリィに殺されるじゃねぇか」…いいんじゃない、ころされても。はやく会っちゃえよ。戦闘中でもウィンリィのこと思い出すエドに「あーあ」て遠い目してました。ノロケをありがとう!ありがとう!おつかれ! ■少佐の姉きたー!ちょ…ものすんごいカッコよろしいお姉さまなんですけれど。帯剣してるとこに萌えです。正装じゃないのに帯剣ですか。剣使い? ■「似てない!」「でかくない!」…あんたら兄弟揃ってどんなイメージもってたんだ。 ■ボディチェック。……何も言うまい。 ■「にゃろ〜〜」…かわいいなぁかわいいなぁかわいいなぁ。 ■少佐の封書印(つかシールか)が…。 ■「読んでくれないのかよ!」…かわいいなぁかわいいなぁかわい(略)くれないのか。くれないのか。エドがこういう言い方をするのはとても珍しい気がします。〜してやるよ、的な言い方が多い印象があるのです。〜してやるよとは逆な意味の〜してくれないという言い方は、なんか子供っぽいなぁかわいいなぁ。 ■て思ってたら、「子供扱いせんぞ」と少将直々に仰いました。釘さされた気分だ(なにがだ) ■ウィンリィは北に行くのかなぁどうなんだろう。個人的には行って欲しい!(そこはエドウィン好きだからというのも勿論あるんですが)ウィンリィ、エドが北へ向かったこと知って、さも当然のように「あのバカ…」と言ってるので、「ここは(あいつの)整備師としてあたしが一丁出前でも」(←なんかおかしい。別にラーメンの話してない)とかなんとか言って追いかけてくれないか。死ぬわね、て、そ、そんな命にかかわりあるんだ…と怖いよエド死んじゃうよ早くおっかけてくれよ。 ■こんなに期待してていいのか…。まぁ行かなかったとしても、電話でお話とかいろいろあるよまだ。行ったら行ったで、それもまた色々ありますね。 ■とにかく、機械鎧が北じゃ使えない?と分かって、これはウィンリィとエド再会キタなと大喜びしていました。そんな11月号。来月の動向が気になって仕方ありません。 思い切りワクワクしてたまらんねぃ!な11月号でした。 【蛇足】 ↓以下。↓ 発売日前だったので某ページで呟いてたログ。いやもうあんまりワクワクが強くてどうしようかと…。きもい勢いでぶつぶつ言ってた。書き直すのが面倒だったので、そのまんまコピペです。 ■2006.10.11(Wed) ウィンリィとエド再会の布石キターーーーーー!!!! ■2006.10.11(Wed) つまりあれか。機械鎧は耐寒仕様ではないと。 砂漠いったときは大丈夫そうだったもんなぁ。 「あのバカ」「あのバカ」 ああああv久しぶりにみたきいた 「アルフォンス」! エドがアルをフルネームで呼ぶのにドキっとする… ■2006.10.11(Wed) 少佐の姉萌えぇえ ■2006.10.11(Wed) なんでウィンリィみただけでこんなに動悸がするんだろう…(どっか病気だと思う私が) ■2006.10.11(Wed) なんで少佐の姉ちゃんに名乗るときに、銀時計を見せて身分証明しなかったんだろ? …と、つい、うがった見方をしてしまう私がいます…。 いや、あの、夏に出した小説本に思い切り捏造展開しちゃったからさ…銀時計で。気になって仕方ない。 や、深い意味はないでしょうけれど。少佐の手紙があるからなぁ ■2006.10.11(Wed) 162ページのがきんちょなエドに不覚にもどきんとした……アルフォンス!あああ!アルフォンスだよアルフォンス!大喜び。 ■2006.10.11(Wed) で、167ページの三白眼なエドもすきなのよ…… ■2006.10.12(Thu) ガーフィールさんて前からあんな格好だったっけ…記憶にない 今確かめるすべがない…。 どうでもいいですか… ■2006.10.12(Thu) 少佐のねえちゃん、かっこええぇええですねそうですね。 素子様を連想しました(全く似てないって言わんで…どっちにも病んでるのです) エドのコートのフードについたファー(?)は、 自分でつけたん?(そんなわけない…どうでもいいですねそうですね) あのひとの服はいろいろパターンありすぎだ。うっかりアルが繕ってるんだろかとかものすごくどうでもいい妄想しちゃった。かいがいしいらぶらぶ兄弟。 あれ、コートは赤色でいいのかな 背中のフラメルになぜかきゅん。 ■2006.10.12(Thu) ああそか!銀時計を出そうとしたら、撃たれちゃうの、か…!(目からうろこ)>拍手の方。 両手あげてるもんなぁそだそだ。 身体検査中に銀時計見つけるのもアリだけどその前に尻ポケにささった手紙が見つかったと。 ……身体検査。コートめくってチラリズムな尻ポケットにどっきんこ(意味不明です…) 名もない兵士さんが羨ましいんですけどとか思ったらだめか。終わってるかそうですか。 これはあれだな、ウィンリィは来るね。来てね。つか呼んでよ。 はぁはぁはぁはぁ来月がもう待てない既に。 ■2006.10.12(Thu) おまおまおまおまえに萌えた。海王星かよあるのかよ 父親思いなんだね、にどきっとした。「なんだね」だよ。「なんだな」じゃないん。どきどきしたーうはぁ 「おぇ?」てなぁ。はぁはぁはぁ セリムたんかわゆいです ■2006.10.12(Thu)nemui 今月号何がときめくかってエドの表情がたくさんあるんだー怒ったりとかしんみりとかにっかりとかハァハァハァハァ(いい加減止めれ。…とまんねぇの。うわわん)だから、だ。だから落ち着かないのだーたぶん。 ウィンリィの美人さん度があがってる気がするのはわたしの目の錯覚なのか…惚れてた発言以来、ウィンリィの行動言動ひとつひとつにいちいちフィルタがかかる。表情もね。ウィンリィ、目が丸い(いや普通丸いけど)しなんか最近妙に大きい。カワイイ…。182Pの下のコマのアンニュイ?な表情にハァハァハァ。 雪山で死ぬ前にウィンリィに殺される…ハァハァ(もうお安い頭ですいません)はやく会ってころされてくださいハァハァじゃれてください幸せになってくださいハァハァそしてエドウィンでわたしを幸せにしてください ■2006.10.12(Thu) 「く」「まーーッ」 とエドとアルが悲鳴あげて 機械鎧つけたおじさん(て言うな)を避けるシーンのページ。 一番したのコマのエドの後姿が、なんっっっか、萌える。(なんで) あらvかわいいvて気持ちに(意味がわかんない) もうなんでもいいらしいです安いひとです私。 ■2006.10.15(Sun) どうでもいいけど、11月号読んで わたし、キンブリーに萌えてることに気付きました。 さらにどうでもいいんですが、 あの胡散臭いキンブリー様の格好をエドがコスプレ(て言うな)してくれんかとも思いました。なんかマフィアの白バージョンぽくないか。(わたしはもうなんでもいいんかそうか)おそろしく胡散臭いエドが出来上がりそうだはぁはぁ。 背中に雪入ったて書き文字にも萌えるんですけど どしたらいですか。その雪になりたい(おかしいよあんた) で、やっぱコートのしたから尻チラリなのが萌える △この頁の一番上へ。 △2006年10月号感想 へ。 ▽2006年12月号感想へ。 ![]() |