-アニメ鋼の錬金術師感想記- ……一週間遅れです。あしからず。

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第6話 「国家錬金術師資格試験」    2003年11/15放映  DVD2巻収録(追記有)
「僕も、生まれた時はあんな風にほかほかで柔らかかったのかな」
「…当たり前だろ」


 漢字ばかりのタイトルですねぇ〜。ちょっとびっくり。いえ、別にいいんですが。
 
 いや〜。かなりめまぐるしい展開でした。自分的には。
 国家錬金術師になるための試験を受けることを決意したエドたちに、ロイが「綴命の錬金術師」ショウ・タッカーを家庭教師?として紹介します。「なんなら尻尾もふりましょうか?」というエド…なぁんで敬語なんですかッ!?どきどき。そして、しつこく、ロイがかっこええです…。
 家がデカイと驚くエド・アル。子供だなぁ〜vそしてタッカーのへっぴりごしっぷりはなんなんですかね。ニーナの声がすごく幼くてびっくりです。もっと大きい子を連想していましたので。これはこれでかわいいです。
 とにかく、タッカーの家で、試験勉強を始めるエド&アル。アルがご飯を食べないことをニーナに指摘され、苦肉の策でアルはパンを鎧の中へ…。そのときのエドの辛そうな表情…。
 雪で遊ぶ、エド・アル・ニーナ・アレキサンダーはほほえましかったです。このあとの展開を思うと尚更・・・ね。錬金術で花を咲かせるエド。おお〜そんなことも出来るんか〜。なんでもありだな、もう。
 そこへヒューズ少佐登場。奥さんのグレイシアの声が三石さんだったのでガクッときましたが。いえ、別にいいんですよ。わたし、まだ前番組をひきづってまして…(汗)なぜかヒューズ少佐はエドの誕生日をご存知で。なんで?というか、
いつなんですか?ものすごく知りたいんですが。そして、エリシアちゃんは、エドと誕生日が一緒と考えていいんですかね?
 突如産気づいたグレイシアさん。たじたじのエド・アル・ニーナに笑えましたが、このネタは…五巻のあれか。ここで出るか。んじゃ、ラッシュバレーのネタはもう…(愕然)。
 そこで、突然、エドが手パンで錬成に目覚めます。…
おいおい。偶然かよ。エドは今まで錬成陣を書いてましたが、アレはわざとでもなんでもなかったんですねぇ〜。なんだー。
 そして、国家錬金術師資格試験(な、長い…)は、あんなに大勢で受けるもんなんですねぇ〜。しかも、筆記・面接・実技だって。どこぞの受験戦争じゃないですか。原作の、槍を錬成して大総統に向ける、というのを見られなくて残念でした。あのシーンのエド、かなり好きなんですが。小憎らしくって。
-「アル…俺たちが選んだ路は正しかったよな?」
-「分からない。…でも一つだけ確かなことは…もう一度兄さんに触ってみたいってことで。」
…なんとなくドギマギしました。他意はありませんよッ!?(なぜ必死になるか)
ただ、アルが「思い出せない」と言っているのには、そうか…という感じ。確証的なものがないからこそ、彼の意識レベルのアイデンティティが低下していくんでしょうね…。

 さて、実技試験ですが、これも大勢?で受けます。
 そこでも手パン錬成。やっぱ、今まで出来なかったんですね…。なんなんだよー。
 花?みたいなものを錬成するのはなんだかな〜。テロップで試験合格!みたいなものが画面下に出ていたけれど、なんかあれいやだったです…。なんというか、野暮ったいとでもいいますか。別にいいんですが。

 夕日の中で、エドが約束します。アルを絶対に元に戻すと。…エドの決意が新たになるお話でした。


………追記。
エドが初めて手パンで錬成するシーン。テレビでは掌にコブシをあてる、というシーンだったんですが、DVDでは両の手の指をお祈りするみたいに絡める、というシーンへ変更されてましたねー。なぁんか、どっちもどっちだが。
裏鋼。ロイの女癖が垣間見えました。そして、アル。君は女の子なの?どっちなの?そして鎧ってちゅう〜できるんすか?

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第7話 「合成獣(キメラ)が哭く夜」    2003/11/22放映   DVD3巻収録(追記有)   
「自分に与えられた力がどれほどのものかを、
この世界に隠れた秘密のすべてを知り尽くし、試してみたい…
それが、錬金術の本質だ…」


 やってきました!第7話。かなり期待!な第7話。
 私が鋼の虜になった原因の70パーセントは、たぶん、原作2巻目のこの話になると思われます。とにかく、いろいろ考えさせられたので。

 ハボックさんが登場しました。階級はなんですかね。ちょっとわかりませんが。中佐は出世のためなら…と言っていますが、ハボックさんは何を知っていらっしゃるのでしょうか。知りたいものです。大佐が(おっと、中佐です)野望を抱くきっかけってなんでしょうかね〜。うーむ。
 ニーナが可愛いです。お母さんは愛想つかして家を出たそうで。そりゃこんな夫じゃぁな。…て、ちがいますが。ニーナがお母さんに渡すために描いた似顔絵を、タッカーが燃やしたのをエドが発見。さぁ、どんどん疑惑は膨らみます。
 図書館にてシェスカが登場。かんわいーvんでもって、スカーも登場です。つか、
服破れすぎ。

 調査部のヒューズ少佐のところ行くエド。親ばかッぷりが素晴らしい+です。ヒューズさん。エリシアちゃんもかわいいvそこへ大佐(じゃなかった。中佐だ)が追っている連続殺人の被害者が出たとの通報が。現場へ赴いたエドは、死体を見て母親錬成を思い出し、昏倒。事情を察したタッカーに、エドは錬成のことをしゃべります。…エドくん。あまりぺらぺらしゃべらんほうが。

 バスク・グランの登場です。こんな顔なのかー。グランはタッカーの後見人。エドとアルを、タッカー邸から追い出します。どうやらエドを国家錬金術師に推薦したことで、大佐(じゃなくて中佐)はポイントを稼いだようで、それをやっかんでいるようです。グランさん。
-「もう…あとが無いんだよ…」
-「パパ…」

追い詰められます。タッカーが追い詰められます。
怖いです。
何が彼を狂わせたんでしょう。

エドは半分以上、確信してたんですね。暢気なアルがまた痛々しい。
ひざまずいたエドに、タッカーが錬成したキメラが呟きます。エドお兄ちゃんと。そう。アレキサンダーはエドの銀時計が好きだったわけです。

-「君のような勘のいいガキは嫌いだよ。」
…こ、怖ッ!!

「人の命ねぇ。君の手足。弟の身体。それも君が人の命をもてあそんだ結果だろう!?」
「目の前に可能性があったからそれを試した。」
「禁忌とは知っていても、人の錬成をせずにはおられなかった。」
「科学者の、いや、人間の、己の知識を実践してみたいという欲望に、限りなど無い。」
「自分に与えられた力がどれほどのものかを、この世界に隠れた秘密のすべてを知り尽くし、試してみたい…それが、錬金術の本質だ…」

タッカーが吐き出す言葉。エドはすべてを否定し、タッカーを殴ります。
しかし、すべてが間違いなんでしょうか。ある一面においては、これは正しいのかもしれません。正か悪かという価値観ではなく、それが実際に目の前にある現実という意味で。別にこの物語の中だけの話ではないはずなのです。錬金術は過去において衰退をみた技術ですが、今現在、私の生活を支え、最先端を謳歌している諸々の技術にもまた、そうした脆弱性があるはずなわけで。技術・製品が優れていても、扱う人間によってそれはガラクタにも凶器にもなりうるわけです。

エドはその点、何も言うことは出来ません。ある意味、エドはタッカーと同じなんですから。しかし、知った者と知らない者の違いでしょうか。御託を並べて己の行為を正当化しようとするタッカーは、現実世界のあちらこちらで垣間見える気がします。

そして、エドはまた地獄をみるわけです。

錬金術…先端の科学を扱う者の、それは担わなければいけない業とでも言うのでしょうか。
そういえば、錬金術には「リバウンド」があります。己の力よりも高い技術が必要な錬成をした場合に起こるリバウンド。こうした科学者の業というか傲慢というか、そうした危うさは、科学者のリバウンドとでも言うべきものなんでしょう。

キメラに錬成されたニーナは、グランが連れ出そうとしたところを逃げ出します。そして、運命に導かれるかのように、スカーに出会うわけです。スカーがその右腕で何を悟ったのかは分かりません。スカーが仰ぐ「神」。その「神の名のもとに」というのも、よくわかりませんが。(なにせ、私は宗教を信じておりませんので)とにかく、スカーは、ニーナを破壊するのです。

…エドはまた、地獄をみたわけです。

バラバラに分解されたそれは、人間でも動物でもなく。死とは簡単に与えられていいものなのでしょうか。ニーナはそのまま生きていても確かに不幸なだけです。しかし、それだからといって…?価値観の押し付けなのではないでしょうか。何が正しくて、何が正しくないのか。何をどうするべきで、どうするべきではなかったのか。どう選択したらいいのでしょう。

そして、エドはまた、傷ついたわけです。
彼は錬金術を使うばっかりに、傷ばかりを負っています。

涙がとまりませんでした。


そして、最後のエンディングにも泣かされました。
痛みに耐えながらも、エドは前に進まなきゃならないんです…

もう、涙がとまらなくて…泣かされました






最後に…。ウィンリィのことを彼女なの?とニーナに聞かれたときのエドの慌てっぷりに萌え〜〜でしたvv何書いてたんだろー。結構、字面長くないですか、アレ。気になります。妄想が膨らみました。(あ〜あ。まじめに感想書いたと思ったのに)

…追記。
裏鋼。ロイ、今の今まで知らなかった国家錬金術師試験の裏を知る、の巻でしたね〜。大総統、そういう趣味ですか…?


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第8話 「賢者の石」     2003/11/29放映   DVD3巻収録(追記有)
「だけどな、ほんとの俺たちは悪魔でもましてや神でもない。人間なんだよ…!
ニーナひとり救うことが出来なかった、ちっぽけな人間だ……」


 降りしきる雨の中、エドの嗚咽が響きます。
-「もしも、悪魔の所業というものがこの世にあるとしたなら、今回の件はまさにそれですね。」
-「悪魔か…。我々国家錬金術師は軍属の人間兵器だ。ひとたび事が起これば召集され、命令があれば手を汚すことも辞さず、人の命をどうこうするという点では、タッカーの行為も我々の行為も大した差はない。」
-「それは、大人の理屈です。…でも、あのこたちは…」

 ロイとリザの会話です。ロイの過去もリザの過去も分からない現時点においては、なんだかなぁ〜と呟きたくなるような会話でもありますが、(いや〜なんか、置いてけぼり感をどうしても味わってしまうのです)大佐(いや、中佐だっての)は間違ったことは言ってないですね。そして、リザの「大人の理屈」発言もまた。大人というのは、妥協を模索しながら生きなければいけないことをしっています。(たぶんね。一般的には)それを13歳の子供に求めるのは酷というものでしょう。たしかに、エドは国家錬金術師ですが、彼は子供なんですよ。子供だからと言って許されることがあるというわけではもちろんありませんが。その点、ヒューズは、ロイよりも理解がありますかね…?

-「お前たちが選んだ道の先には、これ以上の苦難と苦悩が待ち構えているはずだ。なら、無理やり納得してでも進むしかない。」
-「成し遂げたい目的があるのだろう。立ち止まっている暇があるのか!?」
 ロイの言葉です。それはそのまま、もしかしたら、彼にもあてはまるのでしょうか。

 焦燥しきったエドに、ロイは容赦なく軍の狗としての仕事を与えます。処刑されたタッカーの研究を調査するように命令されたエドのふてくされっぷりはすごいですねぇ。びっくりです。キメラの餌袋をアルに投げつけたときとか…。もう、子供です。ひでぇな、アルに対して。
 ロイの言葉・アルの言葉を無視して、エドは銀時計を返上した上で、連続殺人を追います。そこで出会うスカー。あーあ、ニーナを殺したのはこいつなんだけど…。
 そこへウィンリィが登場。…なんで?いえ、ウィンリィ大好きですけど。

 アルのほうは、賢者の石についてキング・ブラッドレイ大総統から噂を聞きます。…おいおい。何か意図があるのか〜ブラッドレイさん。−「若者が夢を追うことはいいことだ。そう思わないかね?少尉?」…すみませんが、素直に受け止められませんよ〜。

 そして相変わらずなヒューズの親ばかっぷりです。楽しいですv
 肉屋の女の子が登場しますが、会話をしているコックがなんだか面白い。味がありますね。こういうどうでもいいキャラが好きかもしれません。
 エドに面会に来たウィンリィ。ウィンリィの機械オタクっぷりが見られます。それが今回アダになるわけなんですが…。ま、最初から分かってたんですが、肉屋の女はあっさり連続殺人犯とわかります。それを追うエド。
 こっからがめちゃくちゃ怖かったです。これってホラー漫画??ていうノリで。肉屋の女がいきなり男声になったのが妙〜にウケました。
どうやったら、そんな女声が出るのさ?

 エドは捕まり、機械鎧をはずされてしまいます。なぁんか、不謹慎な言い方ですが、片腕ないまま縛られる彼って微妙にドキドキしました。なんででしょ。
 機械鎧装着時には相当な痛みが伴うようです。これは初めて知りました。はずすときは大丈夫なんでしょうか…心配です。我を忘れてバリーを殺そうとするエド。間一髪でアルがとめましたが。

-「怖かった。すごく・・・怖かったんだ。」
泣き出すエド。…よくよく泣く主人公ですね。

-「ぼくはやっぱり人間に戻りたい。それが世の中の流れに逆らうどうにもならないことだとしても。」

アルの言葉です。
本当に、どうしようもないです。こんなにやるせない道へ踏み入れることを決心する二人。

-「君が背負う二つ名は鋼。鋼の錬金術師。」
-「いいね。その重っ苦しい感じ。背負ってやろうじゃねぇの。」
想像していたよりもさらりと流された感が否めませんでした。原作のこのシーン、かなり好きだったんですが。

まぁ、とにかく、エドは、国家錬金術師として、軍の狗として生きていくことを決意する…これが第8話でした。なんだかんだ言って、脚本うまいですね。ここでバリーを出してくるあたり。



………追記。
裏鋼。…裏鋼が出来る裏事情が少しわかりました。しかし、大佐よ。女でも出来るってアンタ…。


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第9話 「軍の狗の銀時計」    2003/12/06放映    DVD2巻収録(追記有)


 軍の狗として、ロイからユースウェル炭鉱の視察を命じられたエド。どうやら過去編はまだまだ続く模様です。原作では、15歳の時点での話しですから、これまた違った味に仕上がっていました。個人的には、原作でのこのお話は、勧善懲悪って感じでかなり好きです。(まぁ、詐欺っぽいことしていますが。)
 それにしても、アニメのロイ。かっこいいですね。(しつこい)顎に手をついて不敵な笑みを浮かべるところとか。

 ユースウェルに向かう二人。「いつかは帰ってくるんでしょ?」というウィンリィの問いに、「いや…帰らない」というエド。「僕たちには帰る家はないんだ。」というアル。…これを言わせたいがために、ウィンリィは登場したんでしょーか。というか、ウィンリィ、帰ってしまいました…(泣)
 ユースウェルで一番の高級宿の主、ホーリングさんにその息子。いいキャラしてます。奥さんのつぼとかを直して、金が足りないのをチャラにしようというエドとアルの目論見は、国家錬金術師という単語ひとつで崩れますが。「狗にでもくわれちまいなッ」というホーリングさんの台詞はなんとなく笑えました。
 「錬金術師よ、大衆のためにあれ」そーいえば、そんな言葉もありましたね。それに反する国家錬金術師はだから「狗」と。

 さて。本日のメインは、ヨキ中尉の登場でしょう。ところが、不思議なキャラが出てきていました。それがライラさん。不思議な錬金術師を使う女の子兼メイドさんです。ええ〜メイドもやってんのかよ、となんだかひとり、おいてけぼりな展開です。どうでもいいですが、この時点でヨキが中尉ということは、ホークアイ少尉よりもこの時点では階級上だったんですねぇ。なんか不思議な気分。
 ハクロのおっさんが出てきました。どうやらロイとリザが昇格だそうで。
「何を言っているのかね。マスタング大佐。左遷ではなく栄転だろう」
…なんかウケました。
ハクロのおっさん、いい人っぽかったけれど、実はそうでもないらしいです。いまいちわかりませんが。大佐にとってかわられるのを恐々としている様がうけますが。

 ヨキの屋敷に招かれたエド。そこへ「等価交換」と称して、ヨキが賄賂を。…わかっちゃいましたけどねぇ、これって子供に見せていんだろか。見た子供がへんな風にスレなきゃいいですが。ま、それもそれで楽しそうですけどね。

 ホーリングの息子カヤルの唐突な「金を作ってくれ」発言にはポカーンとしてしまいました。なんだよいきなり。それに答えるエドの答えもポカーンでしたが。金を作っても税金でみんな取られるって…。なんだかどっちもどっちで…。
 でもまぁ、その次の台詞。
「ここが俺たちの家で、棺おけよ。」
があったので、まぁ、いいでしょう。この台詞、かなり好きなんですよ。

 エドはボタ山使って黄金錬成。あ〜あ、「金を作るべからず」に違反しました。(きみ、違反重ねすぎです。人は作るわ、命令違反するわ。ま、そこがいいんですが)このときの錬成で、ヨキから貰った金貨を使っていますが、原作では(たぶん)見られなかった方法で、ちょっとびっくり。へぇ、って感じ。
 ヨキに炭鉱の全権を譲るように迫るエド。そのときのお願いするエドがなんだかかわいいガキっぽくて、…かわいいです。鼻血でそ。(すみません。)
 ホーリングと宿代で等価交換して、炭鉱の権利を譲るエド。いいですね。(でもそれ明らかに詐欺ですが)ことに気づいたヨキたちがやってきますが、例のライラさんは、めちゃ弱ッ。あっさりエドに倒されました。おお〜。やっぱ君、国家錬金術師だったんですね。前回のバリーの話は、エドが全然へたれていましたから、このギャップには頭がついていけません。

 そこへ、唐突に兄15歳、弟14歳の文字。
 いきなり、現代に戻ったらしいです。ということはつまり、3話からこっち、ずぅっと過去話だったということに、いまさらながらに気づきました。でも別に文句なし。うまい構成だと思います。脚本家さんに拍手。

 まぁ、とにかくです。
 来週から現代編にもどります。万歳。


………追記。
裏鋼。スカーさん登場!…なんだか逃げられています。犬だからじゃないでしょうか。猫だったらきっと・・・ッ。でも逃げられました。国家錬金術師に八つ当たり。だけど、スカーさん。それは逆恨みだと思いますが。

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第10話 「怪盗サイレーン」    2003/12/13放映     DVD3巻収録(追記有)
「やめろアル。…ッお前は、兄を裏切る気か…ッ!!」

 今回の話は…なんと言いますか…。意味がわかりませんでした。

 まぁ、萌えはかなりキましたが。
 
 旅の途中。水の都アクロイアへ立ち寄ったエドとアル。もう過去話は終わりましたから、二人は15歳と14歳です。
 汽車の中でエドが団子?を食べています。…うまそう。この国の文化っていまいちよぅ分かりませんが。
 アクロイアを騒がせている怪盗ではないか、という疑いを掛けられて、エドは警察へ連行。(全然違うし)。ここで出てくる警部?が…またなんというか、ル○ン三世に出てきそうなおっさんにそっくりなんですよ。雰囲気が。ノリが。エドが国家錬金術師だと知ると、掌を返したようにゴマをすっているとこもまた笑えました。取り締まりで食べたカツ丼(カツ丼ですよ!カツ丼!)があたったエドは病院へ。妙に腹を抱えているところがリアルでした。声優さん、すごいです。
 そんでもって、病院で、腹痛なのに注射だそうです。…もう何も言いませんが。注射を嫌がる子供=エド。いえ、かわいいですが。そこへ上記の台詞です。今回の一番笑えたトコロvです。そんなに必死になるなよ…エド。
 その病院で注射早業を披露したクララさん。まぁ、かなり怪しいんですが、あっさり、クララさんが怪盗サイレーンであることが分かります。それにしても、このクララの錬金術って……。もう、魔法ですね。
 クララが、病院をすくうために盗みを働いているときいたエドは、サイレーンのピンチを救います。ああ〜素直なやつ。なんだかんだいって、奴も男ですね。

 ここからがまた笑えます。もう、どたばたコメディーです。なんだこれは。
 結局、エドはサイレーンを捕らえるんですが、その際に、サイレーンから賢者の石の情報を獲得。今回の報酬?はそれだけで、本当に、まったくもって意味の分からないお話でした。
 まぁ、なんとな〜く言いたいことがわからんでもないですが。テーマがあちこちに跳んでいてわけわからんです。ときどき、こんなふうにやらかしますね。アニメ制作。まぁ、今回の話はまだマシですが。笑えましたし結構。

 最後に。エドの手の動きが妙にリアルで嫌でした。(笑)あのシーンv あれって別にいらんだろうが。ストーリー的にさ。それにしても、サイレーンの胸はデカイですねぇ。(…すみません。なんだかんだ言って萌えシーンありすぎました…。)


………追記。
裏鋼。ウィンリィが〜vvvエド、自分ツッコミしてます。だめじゃんv

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