-アニメ鋼の錬金術師感想記- ……一週間遅れです。あしからず。

〜25話  第26話  第27話  第28話  第29話  第30話  31話〜
第26話 「彼女の理由」    2004/04/18放映  DVD7巻収録。追記有。 

師匠登場ー!!!です。

退院したエドたちの請求書を検分するホークアイの姿に、なぜかロイアイを感じました…。すみません。そして、ウィンリィの希望で機械鎧の聖地ラッシュバレーへと旅立ったエドとアルを追って、師匠と旦那のシグがやってきます。声が…ちょっと意外でしたが、もう馴れました。いや、ついに師匠登場です。師匠もかなり好きなキャラですよ。
さて、今話からオープニングとエンディングが交代。
第二期はかなりお気に入りだったので、「COOL JOKE?誰やそれ?」って気分でしたが、歌はともかく、絵が素晴らしい!エド・アル・ウィンリィの幼馴染組ですよ!!夕暮れ時、家路へつく三人が転げるように走る光景…ツボです!

…が、第3クール突入最初のこのお話。わたし、実はあまり
好きではないんですよ。原作を妙にいじくっているのも鼻につきましたが、それ以前に、あのわけわからんウィンリィのキャラをどうにかしてくれと。もうほんと、どうにかどうにか。(うるさい)これ放映された後、大体他の話は繰り返して見るんですが(最低でも次の週が始まる前に3回くらいはみるのが習慣だったんですが)この話は見るに耐えず、一回も見てないという状況…。(決して、この時期は相当忙しくてアニメもリアルタイムでは見れなかったという状況だったというのがこの回を見ない理由ではないと思います。)ただ感想を書こうと思い、いやいやながら2回目を見ているという感じです。
「彼女の理由」というから、ウィンリィがメインになるというのはわかりきっているんですが、そして、ウィンリィがすきな私としてはかなり期待してたんですが…。

ストーリーを簡単に概説すると、ラッシュバレーに到着したエド・アル・ウィンリィは、機械鎧の腕自慢大会?を見かけ、ウィンリィの機械鎧をバカにされたことからエドが参加。エドは、その大会の主催二人組みがズルをしていることを見破り、錬金術を使って勝利。しかし、ウィンリィはそうとは知らず、逆ギレしたその二人組みが賞金を奪い返そうとするところで真相を知り、スパナ攻撃(笑)で二人組みはおろか、エドとアルまでなぎ倒してしまう。いじけて?街を彷徨い、腕自慢大会に出ていた少女、パニーニャと出会う。パニーニャが右手と両足に機械鎧を装備していて、その身の上と大会に出ていた理由を知ったウィンリィは、彼女に入れ知恵し、エドの銀時計を奪わせる。エドとの競争に勝ち、ドミニクさんの機械鎧は凄いということを証明したかったパニーニャはエドに破れるが、エドの「この機械鎧で負けるわけにはいかない」発言を聞いたウィンリィは満足する…という感じですか。

ああ、何から言えばいいのやら。
ウィンリィは「エドに機械鎧をすごいって言わせたい」と言っていますが、そんなことする必要あるんですかね?仮にそうウィンリィが思っていたとして、エドの銀時計を盗ませますか?17話であんなに泣いたじゃないですか。原作ではこの順番が違うから、パニーニャが銀時計を取った状態をウィンリィが何も言わないのは不自然じゃないんですが。そして最後に、エドとウィンリィが宿屋?で2人きりで会話するシーンがあるんですが、あれも、萌えるはずが全然だめで…。これはウィンリィ好きとかエドウィン好きとか関係なく、あのウィンリィのキャラには違和感を感じると思いますよ。ウィンリィのあの発言はすっかりアルを忘れた発言じゃないですか!確かにエドウィン的には面白いシーンだったかもしれませんが、あんなウィンリィは嫌だ〜と思ってしまいました。(あれ?私、エドウィン好きなはずなのに、冷静になってみたら、この話が妙にウィン→エドになっているのが許せないらしいということに今気づきました…。え?このカップリング好きなのに?ななんで?)考えてみれば、ウィンリィはエドやアルみたいに修羅場を見たわけではないし、エドは機械鎧をつけているということもあって、それなりに親近感は抱いていると思います。これはカップリングに関係なく。それはやっぱりアルとはそういう意味のつながりはありませんから、アルに対してつい忘れちゃったり、とかあるかもしれません。現実的にアルの存在を現実のものとして(だって魂だけの存在だし。)感じとれるほどウィンリィは強くはないのかもしれません。それでも、エドとウィンリィのカップリングがすきでも、好きじゃなくとも、あんなの幼馴染じゃないよ〜というのが私の勝手な感想です。エドがいて、アルがいて、そしてウィンリィがいる。それが、幼馴染じゃないんですかね。それが恋愛に発展していくかは本編では語られていないし、妄想するのは私の勝手なんですが、それを考慮したってあの発言はものすごく身勝手に聴こえてしまいます。それは、私がまだアニメスタッフが考えているような(考えているかどうかは知りませんが)シビアに現実を見れる大人ではなく、まだまだ夢見がちな子供(あくまで精神的に。さすがにこの年で自分を子供という勇気はなく…)だからなのかもしれませんが。とにかくこのお話は、4話にならんでわたしの中で最悪なストーリーベスト2(笑)に入りそうです…。

て、気ままに書いていたら、ありえないほど長文に…。すみません…。こんなに痛烈に批判するのはこの話が初めてですよ、何気に。
今回の話はラッシュバレーが中心でしたが、サイドでは、ロイの話が進んでいます。個人的には、ロイの「上に行くぞ、ついてくるか」という問いに対して「何をいまさら」と答えるホークアイ中尉の会話のシーンや、ハクロ将軍に頭を下げ、シェスカに失望されるロイとかがかなり萌えでした。しかし、それさえも薄れるラッシュバレーネタ。たぶん、しばらくは見ません。DVD出ても。そしてこの感想をみて不愉快に思われた方。もしいたら、本当にごめんなさい。でも、これがわたしの感想です…。

第三期エンディング。クリスタルケイの日本語だけの歌!ウィンリィにぴったりの歌です。絵も、ウィンリィの独壇場!!こんなに痛烈に批判してますが(上では)、やっぱり、キャラとしては好きですよ。可愛いですし。(というかエロくないか?そう思った人はいっぱいいるはず!)いや、歌詞。まったくもってウィンリィにぴったりで・・・!

DVD追記。
裏鋼。ついに人体錬成…ですか?またしてもロイ&ヒューズです。相手が男性とも知らず、一体ロイは何をしたんだか…wそれにしても、シェスカの最初の台詞が「エロウィン」と聴こえてしまった私の耳は既にいっちゃってますかね?


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第27話 「せんせい」    2004/04/25放映    DVD8巻収録。追記有。  
「生きていればいつか命は尽き、肉体は土に還り、その上に草花を咲かせる。
魂は想いという糧となり、人々の心に生き続ける。
世のあらゆるものは流れ、循環している。
人の命もまた然り。
自分ではこんなに分かりきっているのにな。
今でも子供に死を納得させるのは難しい。」


師匠に再会したエドとアル。ぶるぶる震えてます。笑えます。(どうでもよいですがウィンリィの後ろに隠れるエド…ああ身体に触っちゃってるよぅなんて一人で騒いだのはここだけの秘密ですが。

エドとアルが、イズミ師匠によってダブリスへ拉致。同行するウィンリィ。師匠との初めての出会いの回想シーンで、幼い三人が見れました!あああ、可愛い!!
「シチューを発明した人は偉大だぁ!牛乳が入ってるくせにあんなにうまい!」
「なんだよ、それ。」

ああ、可愛い…。気絶しそうです。(うそです。)すごいな、と思うのは、声優さん。年齢によって声が微妙に違うので(エド)凄いなぁ〜なんて。母を蘇らせるために錬金術の勉強に勤しむエドとアル。独学に限界を感じている中、ある大雨の日、川の氾濫を錬金術で防いだ通りすがりの主婦(笑)に出会うのが、師匠との初めての出会い。いやぁ、よく血を吐きますな。錬成陣無しで錬成してみせたイズミに弟子入りをお願いするエドとアル。しかし、師匠が「おばさん」という言葉に反応するのはリアルっぽくて面白いです。エドが「小さい」ていう言葉に反応するみたいで。仮修行を許可するイズミは2人をダブリスへと連れて行きます。しかし、その列車の中でイズミが「国家錬金術師」という言葉に対して見せた反応は凄まじい…(苦笑)。これでエドが国家錬金術師になったってわかったら…ってもう自明ですが、そりゃエドが怖がるわけです。

エドたちがイズミに拉致られている一方で、ロイはセントラル招聘が正式に決定。しかし、チェスをしている相手の将軍、いいキャラしてるなぁという感じ。
セントラル異動が決まったロイは、部下を呼び出し、「ついて来い」と。それはそうと、ファルマン准尉は最初は異動メンバーに入っていなかったんですね。ちょっと驚き。ファルマンの経歴を気にするロイに切なくなってしまいました。…ヒューズの死は、まだ彼の中に深く刺さっています。そしてこれからもたぶん、消えることはないはずで。

一方、ダブリスに着いたエド・アル・ウィンリィ。食事の場で子供の話題が出たのを止めるメイスンさん。…この人、ただの従業員にしてはいろいろ知ってるんですねぇ。ちょっと私的に謎なキャラです。
街の子供に慕われている師匠…。子供いないって設定にこれはないよなぁ…。なんかしんみりしてきます。それにしても、猫が死ぬシーンはちょっと耐えられませんでした。猫大好きなんですよ。飼い猫が死ぬのってほんと、辛い…。(おっと何かを思い出したようです。)

「せんせい、死んだものを生き返らせたいと思ったことはありますか?」
「その質問は二度目だな。」


錬成陣を使わなかったエドに対し、「あれを見たのか?」と問う師匠。つまり、同じく錬成陣を使わない師匠もまた、何かを見たということで。原作では詳細に描かれていませんが、アニメでは描かれるのでしょうか?
この後は微妙な展開。師匠が2人を殴るんですが、ちょっと見ていて怖かった…。まぁ、その後優しく抱きしめるんですが。
イズミは昔、エドたちに「人を蘇らせようとしてはいけない」と諭しています。しかし、それはかなわず、2人は人体錬成を犯してしまった。いわば、自分の教えを裏切った二人に対する怒りと、同じく禁忌を犯した自分だからこそわかるエドたちの辛さ、両方でもって2人に接したイズミは、結局のところ、すごく優しい人なんだと、そう思いました。


DVD追記。
裏鋼。温泉の錬金術師vしかし、こういう設定はエドからでなくウィンリィからヤラれちゃうとまた別の趣向となりおつですね…。すみません、もう言いません。


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第28話 「一は全 全は一」     2004/05/02放映   DVD8巻収録   
「目に見えない、大きな流れ。
それを宇宙と言うのか世界と言うのか分からないけれど、
俺もアルもその大きい流れのほんの小さなひとつ。
全の中の一。
だけどその一が集まって全が存在する。
この世は想像もつかない大きな法則に従って流れている。
その流れを知り、分解して、再構成する。
それが、錬金術…。」



さて、28話です。
ストーリーとしては、ちょいと判りにくかったのですが。(というもの、過去と現在が同じところ<無人島>で展開されるので…)
過去のエドの声が可愛すぎですよ。鼻血が出そうです。(注;まだ出してません。)涎たらしながら寝るエドの顔も……ッ!アルの寝ぼけっぷりがまた可愛い。
2人をヨック島へ置き去りにするイズミ師匠とシグさん。ボートにはウィンリィも乗っています。どうやら、無人島で反省しろ、ということらしく。しかし、エドの台詞ではありませんが、いまさらそんなことしてどうすると…?そして、島を歩きながら、2人が昔のことをところどころ思い出す、という構成です。それにしても、アル(鎧)が水の中に正座して魚とるところとかかなりびびりました。「あ、アル!血印は大丈夫なのッ?」って感じで。
過去話ではサバイバルの中、食料がうまく確保できず、失敗を繰り返すエドとアルが描かれます。その中で、「肉はやめて魚にしよう」という台詞がありましたが、狐がウサギを食うシーンは結構音が嫌…。でも、実際、形は違えど私達は肉を食べ、魚を食べているんですよね。スーパーで並んだ切り身だから実感がないだけで。

客観的に見れば、俺が死んでも、この世界は何事もなかったように回り続けるんだよ。」
「所詮、バクテリアに分解されて、植物の栄養になる運命だ。
でも、その植物が草食動物を育て、」
「草食動物が肉食動物を…って僕らの意識しないところでも当たり前に循環しているんだ。」


気持ち悪さを感じてしまうのは実際おかしなことのはずなのに、どうしても気持ち悪い。この微妙な矛盾を内包する自分をしばし考えていました。これは、少なくとも私は忘れていることです。理屈では判っているけど、感情では受け付けない。それが意味するものは…?食物連鎖なら理科で勉強しました。しかし、実際それを理解しているのはどれくらいいるでしょうか。私は農家の生まれではないし、動物を食べるためにその手で殺したことは実はありません。忘れていながら、それでも世界は廻り、自分もその世界の一端を担っている。生きるために他の命を犠牲にするのは当然のように起こっていることです。他の生き物はそれを自分でやっていますが、わたしのような人間はそれをやっておらず、その事実を忘れてしまってさえいます。これが意味するのは食物連鎖の中にいることを忘れて繰り返される愚かな人間の行為を暗示しているのではないかと思うのです。この愚かな行為とはすなわち、自分達が流れの中にいるということを忘れること、です。これは、鋼の世界では、流れを無視する=禁忌を犯すに繋がっていくような気がしてきました。(ま、考えすぎですが。そして、話の論点がずれまくりですが。)

それにしても、エドたちがこれを錬金術への理解へと結んでいく流れはすばらしいな、と思いました。原作でも何回も読み直ししたシーンです。

「過ちで失ったものを、また過ちで取り戻すつもりか。」
「間違っているのかもしれません。…でも、それじゃ、どうすればいいんですか。
俺達は前へ進みます。俺達は、生きているから。」


答えようのないことなどこの世にはいくらでもある。ずっと前の話で48が投げてよこした言葉です。エドの問いにイズミは答えない。エドは答えを見つけたわけではありませんが、とりあえず前へ進もうという選択をするという答えを持っている。これが、彼と周りのほかの大人との決定的な違いなのかもしれません。このくだりは、非常に見ていて痛いでした。どうすればよいか。そんなの分からないからです。何が最良なのか、いつの時代だって誰だって知るはずがないのですから。彼らは同じことを繰り返そうとしていないか?しかし、他に答えがない。それに、エドの言葉を否定すれば、どうしてもアルにそのままでいろ、ということになってしまいかねない。それじゃ、どうすればよいか。…堂々巡りですよ。これじゃ。だから、見ていて凄く痛い気分になりました。

さて、今話の最後のシーンで、奇妙な少年が登場。そこで、話は終わり。なんだかかなりオリジナル色が濃い感じがしてまいりました…。


DVD追記。
裏鋼。いれかえの錬金術師って…。ウィンリィがヒロインじゃなくて「ヒドイン」認定されちゃいました…。


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第29話 「汚れなき子ども」    2004/05/09放映   DVD8巻収録。追記有。   
「お前は、あれを真理だと思うのか」
「だって、そうじゃないですか。俺は…」
「あれは、手品の種のようなものじゃないのか・・・」



さて29話。汚れなき子ども…??誰のことかと思いましたが、どうやら新しく登場したちょいと変わった少年のようです…。なんで汚れなき??純真無垢って言いたいのか?
唐突に登場したこの少年。名前はありません。(たぶん)まったくもってわけわからん展開で、おいてけぼりな気分。(わたし、毎週欠かさず見てるよな?見てるよな?って気分になりました。)そして不自然なのが、イズミ師匠の態度です。この子どもに対してやたらに優しい…。なぜに。子どもが食事するのを見守るイズミの視線がすごく優しいです…。

とりあえず、ヨック島から戻ったエドとアル。ウィンリィがそれを迎えます。どうでもよいですが、ウィンリィがイズミに対して苦情を言おうとするのをエドとアルが止めるシーンで、エドがウィンリィを後ろからつかみかかるシーンが…(略)。 ウィンリィ、本当に可愛いです。ウィンリィの寝顔を見れてかなり幸せ…v

「遊ぶ?みんな死んでるからつまらなかった。」
「……死んでるんじゃない。寝てるんだ。」

…エドじゃなくてもおいおい、な発言ですよ。おい。どうやら本当に何もわからないらしいです。妙な錬金術も使うし。しかし、錬金術を使えるってことはウロボロス組ではありませんよね?じゃぁなんなんだ〜??って感じです。

一方、セントラル赴任をはたしたロイは、こっそりヒューズの家を訪問。シェスカの罵倒?がまた辛い…。シェスカはどうやら独自にいろいろ調べているらしいですが、どうやら進展はなさそうです。そして、ウロボロス組はまたエドを使って賢者の石錬成をはかっているらしく。…スロウスさんが怖い…。エンヴィーがスロウスのことを「一番若いくせに」と発言。エドとアルが母を人体錬成して3、4年たっていますから、つまりは…そういうことですかね?

「あの時は、何が起こっているのか理解できなかった。
ものすごい量の情報を脳に直接ぶちこまれたみたいで、
…でも、唐突に理解した。
今まで知らなかった錬金術の全てを、不完全だった人体錬成の理論を、
あと一歩で届く気がして……。」


エドはイズミに人体錬成で見たものを語ります。アルにはその記憶がないらしいです。このシーン、原作で見たときは泣きました(マジ)。アニメで改めて見せられて、ぐっとくるものがあります。そう、吐き気にも似てます。
そしてエドは言います。あの少年を門の向こうで見たと。(なんでそうなる!?)
イズミはそれに対し、確かめたいことがある、と言い、ヨック島?へ向かいます。

「あの子たちは知らないんだな。ホムンクルスが、どうして生まれるのか。」

これはシグさんの台詞。ええ〜って感じ。つまりはそういうことなのですよね?確信していいですよね?

その一方で、ヒューズ中佐の後釜紹介。フランク・アーチャー中佐。ファルマン曰く、戦争好きな男。アームストロング少佐に対して、「君は蓄音機か」という台詞は少し笑っちゃいました。いや〜顔色がマジで悪い人ですね。

メイスンさんに閉じ込められるエドとアル。

「そんなこと、あるわけないよな…あれは、等価交換だったんだ…。
俺は、脚と引き換えに母さんの身体を、
手と引き換えに消えかけたアルの魂を、
…あれは、等価交換だった!!」
「これは、俺の腕か……ッ!!」

えええええ〜〜〜!!!(。。)
なぜにそういう展開に!
なにやら疑いが浮上。それも、等価交換否定説。
謎の少年の腕と足。たしかに色とか妙な違和感ありますが、なんとそれがエドのものではないかという疑惑。それっておかしくありません?エドの身体は「向こう側」にもっていかれたのでは?なんでそれが少年の腕になってるのよ。意味がわからん!
そして、ヨック島?では、イズミ師匠が何かを確かめたようです。
苦痛に顔を歪ませながら、吐血!(出血大サービス。す、すみませ…)
それで、今回のお話終了。
意味がわかりませんよ。おいてけぼりな気分でした…。



DVD追記。
裏鋼。今回は料理の錬金術師。エドの幼馴染話、いいね〜。エドの想像よりもはるかに上の料理をウィンリィは錬成しちゃってますが…。おそるべし、ウィンリィ。


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第30話 「南方司令部襲撃」    2004/05/16放映   DVD8巻収録。追記有。     

さて、第30話です。とうとう30話代。速いですねぇ。
久しぶりにヨキ中尉登場。どっかのスラムで落ち込んでいます。そこへイシュヴァールの人たちがやってきます。スカーが混じっていることに気づいたヨキは、それを軍に密告!ひでぇ。さすがだね。それを応答しているのは…すスロウスですよ。笑顔が怖い…。
そして逃げ出した謎の少年を追って、エドが追跡。なんか「悪かったよ、いきなり怒って!」とか言ってますが、かなり先週とキャラ違いませんか?
肉屋では、アーチャー中佐とアームストロング少佐がエドとアルの行方を問う。めでたく筋肉で友情が生まれてよかったですね、少佐。ウィンリィはどうやら少佐が苦手なようで。私はこのアーチャーとかいうオリジナルキャラが苦手ですが。なんだ、この顔色の悪さは!みたいな。
少年を追うエドは、奇妙なおじさんに出会います。原作でいうところの「ビドー」登場です。とかげ野郎。いや〜妙なところでキャラがうまく出来ててびっくり。それをみたアーチャーが「キメラか」と一言。よく知ってますねー。「ほしいな。」って言葉も何かいろいろ企んでいるのが伺えます。アルは少佐に丁寧にご挨拶。ヒューズのことを尋ねるアルですが、少佐は答えられず…ああ。

「どうして僕の、エドやアルのと違うの?」
「…これは…、本当の手足じゃないんだ。」
「じゃあ、エドの本当はどうしたの?どこにあるの?」

…そこにあるんだよ。思わずツッこんだのは私です…。この少年、何も知らないらしいです。そこへその謎の少年の捕獲を命じられた少佐登場。そして、アーチャーは少年の右足の裏を示すと、そこにウロボロスの印が…。て、足の裏かよ!

とかげおじさんの報告を受けているのはグリード。その横にはタッカーさん。どうでもいいですが、タッカーさん、それ、変装ですかね?そして、キンブリーが、南方司令部への案内役を買ってでます。どうやらキンブリーとタッカーは、グリードの仲間になっていた模様。グリードは、錬金術を使うホムンクルスを手に入れようとします。

一方、エドとアルは、戻ってきた師匠にホムンクルスのことを話します。「私が気づいていないと思ったのか、あの子が何者か」とイズミ師匠が言いますが、いえいえ、視聴者はみんな知ってますよ、って気分になりました…(汗)。
またまた出血サービス(おい)で倒れる師匠。師匠の症状を聞いてエドは呟く。「もっていかれた、みたいだな。」イズミが禁忌を犯しているということはこれでエドの中で確信へと変わっていきます。
イズミは身体をおして南方司令部へと向かいます。狙いは、あの少年。シグの呟きがすごく切ないでした。

「あいつは、全部一人でやった。
そこで何を見たのか俺も知らん。
ただ、帰ってきたとき、腹の中身がごっそり無くなっていて、
もう二度と赤ん坊は生めないと、そういってあいつはまた謝った。」


南方司令部へ侵入し、少年を奪還するイズミ。そこへ少佐、アーチャー、それに大総統、そしてキンブリーにビドーまで現れます。エドの、四つ巴かよ、という台詞に対して、大総統が笑いながらぽつりと一言。「いや、五つ巴だよ。」
……おいおい、これって中身はエンヴィーってことかい?大総統、こんな笑い方しないし。第一、大総統はセントラルでロイに戦闘命令出してますが。ヨキの密告によって、マスタング大佐はキシュアという街へ出動です。そのキシュアには、スカーが潜伏。スカーの視線の先には、(おそらく)スカーの腕と同じ紋様が刻まれた壁が…というところで今回はおしまいです。
うーん、どんどんオリジナルになっていき、謎は深まるばかり…という感じです。


DVD追記。
裏鋼。ウィンリィが歌ってます!しかし、アルのツッコミがまた…。


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