小説「I do」
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【prologue】
それは、二人を自由にする為の、最初にして最期の鎖。
偶然それを見つけたボクは
ようやく与えることが出来ると思ったんだ。
だからお願いだ。
誓って欲しい。他の誰にでもない、このボクに。
誓って欲しいんだ。
Yesと言って欲しいんだ。
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