トライアングル-11
唇を離せば、お互いの吐息が触れ合う。
それさえにも、ウィンリィは甘い痺れを覚えた。
「エ、ド……」
背中に回した腕をきつく絡めると、
同じように、自分の身体に彼の腕が回される。
それは、片手分だけだったけれども、
その指が、ウィンリィの細い髪の一本一本を梳くようにして、愛撫してくる。
「もらって。」
掠れた声が闇の下でか細く響く。
いいのか、と言うエドワードの声も、わずかに掠れていた。
「………途中でやめろって言っても、やめねぇよ?」
つい先ほどのやり取りを思い出して、
エドワードは確かめるようにゆっくりと言葉を継いだ。
彼女が嫌がるならやめたいのは山々だったが、
エドワードは自分に自信がなかった。
我を忘れたら、きっともう、制御が利かない。
その前に、まだ大丈夫なうちに聞きたかった。
それにたいして、向かい合うようにして抱き合うウィンリィの首が
ゆっくりと、しかし確かに縦に振られる。
「大丈夫だから。」
言いながら、食むようにエドワードの唇をウィンリィは吸う。
「あんたがあげられないなら、あたしが、あげる。」
……あんたの目的が果たされるまで。
ためらうようにウィンリィの髪を梳いていたエドワードの手が
不意にウィンリィの顎へと移り、それを捉える。
「ン………」
ウィンリィは思わず目を閉じた。
深く落とされるキスを、全身で感じたかった。
そのまま、自分の身体がシーツの上に押し倒されるのを感じる。
目を閉じたまま、全身でウィンリィは感じていた。
エドワードの唇も、吐息も、触れてくる指も手も、
かぶさってくる彼の全身の重みも、全て。
エドワードは片方しかない手でウィンリィの額にかかる髪を掻きあげる。
そしてそこにもそっと唇を落とす。
「やっぱ、熱、あるだろ。」
低い声が降ってきた。
その声に、ウィンリィは目を開けて闇の中に視線を彷徨わせる。
すぐ間近に彼の顔がある。
闇の中だというのに、自分とエドワードの視線がぴったりと合っていると、
ウィンリィはそう思って、切なくなってくる。
「……熱があるのは、あんたのせい。」
「は…ぁ…?」
「なんでも、ない。」
ウィンリィは改めてエドワードの首に腕を回す。
このままの状態でも息がつまりそうなほどに心臓がドキドキしている。
これから自分達がやろうとしていることを本当にしたら、
一体自分はどうなるのだろう。
それを思うと、やっぱり少し、ウィンリィは恐かった。
エドワードが好きすぎて、恐かった。
額から唇、そして首筋へとエドワードはキスを落としていく。
何からどうしたらいいのか、正直、エドワードも分からなかった。
目の前で息を詰めながら身体をこわばらせている彼女を、
これ以上触れるのが本当は恐かった。
触れたら壊れるんじゃないかとおもってしまうほど、
予想以上に彼女は華奢で、
どこもかしこもふわふわと頼りない柔らかさを持っている。
だけどもっと知りたくて、
そんな意識とは別のところが、エドワードを痛く急かしていた。
何かに急かされながら、
エドワードはウィンリィの服を脱がせていく。
片手だけではうまくいかなくて、もどかしい。
そうしたら、細い腕が伸びてきて、
エドワードを手伝うように動き出す。
二人はお互いの服をお互いに脱ぎ合う。
待ちきれない、という風に、
エドワードは、熱を帯びるウィンリィの肌に口付けはじめる。
「……あ……エ…、ド…」
唐突にウィンリィが声を上げた。
ウィンリィは逃げるように身体を引こうとするが、
エドワードに組み敷かれていてそれは叶わない。
自分の目の前でわずかに揺れる小粒な二つの果実を、
エドワードはもう一度交互に口に含んだ。
そのたびに、ウィンリィは声をあげ、身をよじる。
外は相変わらずの嵐で、
暴風にガタつく窓の軋みがただひたすら部屋に響く。
それに重なるように、二人分の荒い吐息が、闇に反響する。
体中を見られている。
闇の中で、全て見透かされているような気がして、
ウィンリィはたまらない気持ちになってくる。
恐い、と言ったら、彼は傷つくかもしれない。
それを思うと、恐くていえない。
けれど、目の前で彼はどんどん先に進もうとウィンリィを急かす。
身に着けていたものを全部とり、
肌を重ね合わせれば、ほっこりと熱が篭った。
「ウィンリィ……」
熱っぽい声と共に口付けが落ちてきて、
それと同時に彼が自分の身体を割ろうとする。
思わずウィンリィはエドワードの胸を押しのけて逃れようとする。
しかし、自分の上に乗る彼の身体はびくともしない。
「エ…ド……っ!」
いや、という悲鳴を、ウィンリィは慌てて飲み込んだ。
声は空を切って、息だけが吐き出される。
「な…んだ?」
エドワードは思わず動きを止める。
不安で仕方が無かった。しかし、目の前の彼女にそれを悟られたくない。
お互い肩で息をしながら、程近い所で視線を同じにする。
エドワードの顔が見えない、と
ウィンリィは手をそっと彼の顔の辺りに伸ばして、
頬やこめかみを掌で何度も愛撫する。
「……やめる、か?」
言いながら、無理だ、とエドワードは思った。
こんなところでやめられるわけがない。
身体がこんなにも熱くて、目の前の彼女を求めてやまない。
「………エド。…あたし、恐い。」
唐突に声が落ちて、エドワードは返答に詰る。
言い終わった瞬間、ウィンリィは堰が切れたように涙がこぼれる。
「ごめんね……恐いよ、やっぱり。」
でも、とウィンリィは続ける。
「やめないで…お願い。」
自分の身体がこれ以上ないほどに熱く焼けるのをエドワードは感じた。
彼女の唇を奪うようにしてキスを貪る。
唇を離しながら、吐き出すようにエドワードは囁いた。
「ウィンリィ………オレも、怖い。」
…お前を壊してしまいそうで、恐い。
けれど、その一方で、お前が欲しくてしょうがないんだ。
だから。
「ごめん。…ごめんな。」
……約束も出来ないし、
両腕で抱いてやることも出来ない。
それなのに、お前を酷い形で縛ることになるオレを許して。
キスをもう一度深く落として、
エドワードはウィンリィの身体を割る。
「好きよ」
闇の中に凛と声が響いた。
わずかに震えの走った彼女の声が。
自分の身体の中を走る熱い衝動を彼女の中に割り込ませながら、
エドワードも吐き出すように強く、一言呟いた。
「オレもだ。」
その次の瞬間、ウィンリィがか細く声を上げる。
「……っ!」
声にならない声を出す代わりに、
自分の中に入ってこようとするエドワードに強くしがみつく。
「…い…っ…!」
痛い、という言葉をウィンリィは飲み込んだ。
飲み込むと、その反動のように、閉じた瞳から涙が溢れる。
「力、抜いて……っ」
耳元でエドワードが低く、しかしわずかに焦ったように言う。
「うまく…入んねぇ……っ」
もっと彼女の中に入りたいけれども、うまくいかない。
エドワードはじれたように身体を動かす。
闇を裂くような小さな悲鳴が一つ上がる。
何かから解放されたように、エドワードは腰を深く落として
ウィンリィの中に深く入ってきた。
声にならない声を上げて、ウィンリィはひたすら
エドワードの背中にまわす腕に力をこめる。
眩暈がする、とウィンリィは身体を震わせながら意識の片隅でそう思った。
自分の身体が別の生き物のように思えた。
どこからともなく熱が生まれて、
内部から焦がれるように自分の身体を焼いている。
目を堅く閉じているはずなのに、
全身で目の前のエドワードの動きを感じていた。
合わせた肌がとんでもなく暖かくて、熱くて、
そしてとても硬くて、重くて、
目の前にいるのは誰なのだろう、と恐い。
けれど、それでもその身体にしがみついていられるのは、
耳に何度となく自分の名を呼ぶ彼の声が響いているからだ。
耳元で響く彼の声と、
彼が生み出す体の動きに、意識が滅茶苦茶に混乱の渦を巻いていく。
こんなにたくさん名前を呼び合うことが今までにあっただろうか?
涙を零しながら、ウィンリィも応えるように彼の名を呼んだ。
何かを確かめ合うように。
やらなければいけないことがある彼を、欲しいと思った。
手に入れたいと思った。
自分の願いは彼を苦しめる。
それを分かっていながら、彼をそそのかした。
もう1人の幼馴染の現実を知っているのに。
それなのに、それを分かってるのに、
あなたが苦しむのを知らないフリして
あなたを縛るあたしを許して。
エドワードの動きは徐々に加速し、
ひたすらにウィンリィの名を呼ぶ。
それに応えるように、ウィンリィも呼んだ。
まわした腕にひやりと金属が当たる。
そこは、機械鎧の接続部だった。
腕の無いその部分はとてつもなく冷たい。
身体を走るのは痛みのほうが強かったが、ウィンリィは構わなかった。
彼が味わった痛みのほうが比べ物にならないくらいのものだったはずだから。
彼の痛みを、彼が見た禁忌を、ウィンリィは知らない。
彼はそれを話さないし、ウィンリィも聞かない。
彼が旅に出る時も、何も言わないで見送ってきた。
そして、帰って来たときは、それを迎えてきた。
それが、二人の暗黙のルールのはずだった。
そして、それはこれからも守られなければならないものなのだ。
そして、それはもう一つ、追加される。
三人で選んだルールが。
「エド……っ!」
ウィンリィが声を上げる。
身体をわずかに離して、エドワードはさらに動きを早めていく。
汗で曇る視界の真ん中で、
自分の名を呼ぶ合い間に、彼女の唇が何か言葉を紡ぐように動いている。
快感に遠のく意識を必死にかき集めながら、
その唇が、自分を呼び止める言葉を言っていることにエドワードは気づく。
彼女はそれをあえて音にはしていない。
エドワードは振り払うように目を堅く閉じた。
ちくしょう、と呟きながら、これは、ルールなのだ、と念じる。
知らないフリをするのだ。
そうでないと、自分達は前に進めない。
誰もが優しさゆえに卑怯になるのだ。
誰もが卑怯ゆえに優しくなるのだ。
彼女はそれを示しただけだ。
だったら、自分も知らないフリをする。するしか、ない。
二人の声はどこまでも闇に反響し、そして、唐突に途絶えた。
淡い朝靄に包まれた部屋の中で、
不意に、エドワードは目を開けた。
朦朧とする意識の中で、ゆっくりともつれた糸を手繰るようにして、
記憶を反芻し、何度か目を瞬かせる。
覚めない頭に昨夜の記憶が蘇り、はっと目を見開く。
見れば、目の前にはウィンリィが横たわっていて、
薄く開いた唇からやわらかな寝息を立てている。
全てを思い出して、エドワードはわずかに眉根に皺を刻んだ。
もう、後戻りは出来ない。
自分達はもう、単なる幼馴染でも、機械鎧整備士とその客でもなかった。
しかし、今身体にあるのは、
どうしようもなく甘い快感の残り火だった。
それが、罪悪感をかきたてた。
寝入る彼女の顔に顔をそっと近づけて、額を寄せる。
起こそうか、とも思ったが、エドワードはやめた。
唇を合わせようとして、やはりそれもやめる。
身体を起こして、ベッドを抜ける。
散乱した着衣をふらふらしながら身につけた。
そうして、音を立てないようにして、ウィンリィの部屋を出る。
しかし、部屋の扉がぱたりと閉まると同時に、
横たわるウィンリィの目はぱちりと開いた。
ゆっくりと指を口元にもってきて、
貰えなかった唇を想う。
唇に指を寄せながら、
ウィンリィは気だるく寝返りを打ち、視線を彷徨わせた。
昨夜ガタガタと煩く鳴っていた窓は、今は押し黙っている。
嵐は、過ぎていた。
カーテンの端からわずかにこぼれ始めた朝の光をぼんやりと眺めながら、
ウィンリィは自分が泣いていることにようやく気が付いた。
こんな気持ちになるのは、初めてだった。
彼が寝ていたはずの場所に、彼のぬくもりを求めるように、
ウィンリィは身体を小さく丸める。
シーツをかき寄せようとして、
下腹部に鈍痛を覚えてわずかに呻いた。
しかし、こんな痛みは、どうでも良かった。
彼を得て、与えて、与えてもらったはずなのに、
それでも足りない。
幸福感と罪悪感がせなかあわせに自分の身体を支配していることに、
ウィンリィはどうしようもなくやるせない気持ちになっていた。
夜は更け、必ず朝はやってくるのだ。
今日も一日は始まる。
彼の腕を作る一日が始まるのだ。
彼にはそれが必要だ。分かっていた。
ウィンリィは自分の身体を自分の腕で抱き締める。
もうしばらくは、一夜の夢の余韻に、浸りたかった。
夢は醒める。分かりきっているのに。
エドワードの声、吐息、温度、全てが全身に残っている。
こんな酷く甘美な夢を味わって、
これからの夜をどうやって一人で過ごしたらよいのだろう。
自分が酷いことを願っているのが分かって、
ウィンリィは嫌になってくる。
与えられたのに、まだ足りない。際限がない。どうしようも、ない。
ウィンリィはこぼれる涙を拭こうともせずに、目を閉じた。
あと少ししたら、いつも通り、起きよう。
いつも通りおはようと言って、笑って、ご飯を食べて、
整備をして、あいつを送り出すのだ。
それが、知らないフリをするというもう一つの暗黙のルールだった。
「いかないで」なんて、言いたくても言えるわけがないのだから。
昨夜は泣きながらずっと唇で叫んでいた。
あれも、やはり、夢なのだ。夢ということに、しておくのだ。
それが、ルール。
ああ、とウィンリィは嘆息した。
…なんて、酷い夢だろう。
そして、なんて甘い夢なのだろう。
体は全部覚えている。
彼の低く囁くような声も、
焦ったような吐息も、
自分の名を呼ぶあの声の響きも、
触れてきたぬくもりも全て。
こんなに愛しい。
こんなに好きなのに、それなのに、お互い、一番にはなれないのだ。
なってはいけないのだ。
それが、ルール。
それを想うと、涙がこぼれた。
噛み殺したような嗚咽が、ただ部屋に響く。
「兄さん。」
ロックベル家のベランダに立っていると、
背後から鎧の声が響く。
体に残る気だるい感覚を振り払いながら、
エドワードはゆっくりと振り向く。
「なんだ。アル。」
ベランダの入り口に立つアルフォンスを、
エドワードはゆっくりと見上げた。
弟は肉体が無い。寝ることも出来ない。
弟が昨夜過ごしたであろう、無音無熱の闇夜を想い、
エドワードはまた罪悪を覚えた。
しかし、それを顔には出さない。
ただひたすらに、何も知らないフリをする。
それが、ルール。
「よく、眠れた?」
「まぁな。」
エドワードはさらりと答えて、視線を戻す。
目の前には、白い靄の掛かった朝のリゼンブール村が見える。
そして、ロックベル家から真っ直ぐに伸びる一本道が見えた。
あの道を行き、自分達はまた旅に出る。
道はまだまだ長い。先は見えない。
「出発、今日だよね。」
「まぁ、な。」
エドワードはそう相槌を打ちながら、自分の右肩に手をやる。
そこにはまだ、腕は無い。
「こっち次第だなぁ…」
そう呟いた時、大丈夫よ、と声がした。
ぎくりとして振り向くと、
アルフォンスのすぐ後ろにウィンリィが立っている。
「あ、ウィンリィ。おはよう。」
アルフォンスの声に、おはよう、と返って来る声はいつも通りの
はきはきした口調だった。
アルフォンスはふと、エドワードとウィンリィの二人を見た。
エドワードの銀時計の鎖はもう壊れていないし、
ウィンリィの首筋には赤い花はもう揺れていない。
何があったかは、分かりきっていた。
しかし、そのことさえにも、アルフォンスはもう触れない。
触れてはいけない。
知らないフリをするのだ。
そして、
ロックベル家から伸びるあの道を兄とともにまた旅立つのだ。
自分達にはやることがある。
道はまだまだ長い。先は見えない。
「今日中に終わらせるから。」
ウィンリィは真っ直ぐにエドワードを見詰めながら、
きっぱりと言った。
青色の瞳と、金色の瞳が、かちりと真っ直ぐに合う。
しかし、それは本当に一瞬だけだった。
ウィンリィは、エドワードの背後に伸びるリゼンブールの小道に視線を移していた。
あの道を行き、エドワードとアルフォンスはまた旅に出るのだ。
道はまだまだ長い。先は、見えない。
…我侭な選択をした。
それを、許して、とも許さないで、とも言える立場ではないのだ。
それは、三人とも一緒だ。
だったら知らないフリをしよう。
それが、暗黙のルール。
そこにあるのは、お互いを縛る罪悪感だった。
知っても知らなくても、後ろめたさはつきまとうのだ。
それは、誰のせいでもなかった。
しいて言うなら、お互いが優しすぎるからだった。
誰もが我侭で、
誰もが優しくて、
そして、だからこそ、誰もが、悪くないのだ。
何を選んだとしても、残るのは、
手に溢れるほどにこぼれる、どうしようもない切ない想いだけ。
順繰りに巡るこの想いは行き所を無くしたまま、
トライアングルを描きながら、あたし達の間を巡っているのだ。
だとしたら、
そのことさえも、全て、知らないフリをしよう。
進む道は同じだ。
エドワードとアルフォンスは体を取り戻す。
それまでは、支えてあげる。
何も知らないフリをして。
明るく笑ってあげるから。
……泣かないから。
「さ。始めるわよ。」
底抜けの明るさでそう言って、
ウィンリィはくるりと背を向けた。
ちょっと待て、と呼び止めそうになるエドワードの声は、
喉元まで昇っても音は作らなかった。
「兄さん…?」
「………なんでもねぇ」
弟の声にエドワードは顔をふいと背けるようにして、
ベランダの桟に顔をうつ伏せる。
……あんな、泣きそうな顔して笑うじゃねぇよ。
ちくしょう、と舌打ちして、エドワードは顔を上げた。
朝靄晴れたリゼンブールを照らす太陽の光が目を刺す。
その光の下で、
リゼンブールの小道が真っ直ぐに伸びている。
道はまだまだ長い。
待っててくれ、とは言わないし、言えない。
お前が行かないで、といわないように。
ただ、今は、
揺れるような想いには蓋をして、
知らないフリをしていく。
「?」
アルフォンスは首をかしげた。
エドワードが空を仰いで何かを呟いたからだ。
絶対にいえない言葉は、青々と澄み渡るリゼンブール空に音も無く溶けていく。
どうしたの、という鎧の声に対して、
なんでもねぇよという声が、また返ってきた。
(fin.)
2004.12.09
…「トライアングル」最終回です。今までお付き合いくださり有難う御座いました。
妙に引っ張った割にはこんな終わり方かよ!とお怒りの方、…申し訳ない。
後書き書こうとしたら長くなってしまったので、
別ページに後書き(もとい、語り?&言い訳?)を置きましたので、
興味のある方は
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