-月刊少年ガンガン・鋼の錬金術師感想記- 

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2004年10月号/ 第39話 「錯綜のセントラル」     

先月はハボック&マスタング大佐大ピンチ!で終わったんですが…。

結論から言えば、大佐もハボックも死んでません。(ハボックに関しては、ちょいと微妙ですが。)今月の目玉はなんといってもホークアイ中尉でしょう!彼女の涙、初めて見ました…。ちょっと衝撃。

大佐たちが研究所へ入った後、遅れて大総統が到着。…怖い。一方、大佐はラストと戦闘です。が、もう死んだか、と思いました。実は。わたしより先に死ぬのは許さんぞ、ハボーック!!みたいなことを大佐叫んでいますが、叫んでいる場合ですか?と言ってみたり。(いや、かなり大怪我してたのですよ、大佐。)

その一方で、ホークアイ中尉とアルは錬成陣が描かれた扉の前へ到着。そこには、すでに、自身の身体を追っていた66(魂)が到着。66の言葉から、鎧の身体に魂を定着させただけの存在であるアル(洒落じゃないです…)は、自身もいつどうなるか分からない、という風に自分の身を危惧します。そこへラスト登場。66、あっさりラストの爪(最強の矛)にやられます。そして、ホークアイ中尉とアルに向かいます。「すぐに上司のあとをおわせてあげる」というラストの言葉から、上司=マスタングの死を確信してしまった中尉は、ありったけの銃を使ってラストを攻撃。そして、弾切れ(?)で、諦めたように膝をつき、涙を流します。こ、これはロイアイ(じゃなかった、アイ⇒ロイ?)か????と、結構興奮(あ怪しい…;)しながら読んでいました。まぁ、実際はそうじゃないのかもしれませんが。純粋に、忠誠心からくる、「守れなかった」という失望感によるものかなぁとか。(守るべき人がいるからっていうのは、やはり大佐か〜。ちょっと安心です。)死を覚悟する中尉に対して、立って逃げるんだ、と説得するアル。…なんか、痛々しい。

「いやなんだよ!! ボクのせいで…
自分のせいで人が死ぬなんてもう沢山だ!!
守れたはずの人が目の前で死んでいくのを見るのは我慢できない!!」

絶望に膝を折った中尉とあくまで信念を諭すアル。非常に対照的。
(しかし何度見てもアルの錬成陣無し錬成は違和感が…。別にいいですが。)

その言葉によく言った!と賛同する?者が一人。
それが、マスタング大佐。あれ、死んだんじゃなかったの?…まぁ、ほっとしてますが。というか、大佐は死なないでしょう。少なくとも今は。焼いて傷口をふさいだという大佐。
根性あるなー。ラスト相手に、「死ぬまで殺すだけだ」という彼は怖すぎです。大佐の無事を確認した中尉がわき目もふらずに飛び出そうとするあたり、ちょっと萌え。(でも、これ、軍人としてはどうかとちょっと思ったり。ま、別にいいですが。)
そして、ついに倒れるラスト。ああ、アニメに引き続き、原作でもラスト死亡。ちょっと残念。ラストのあの色っぽさは惜しいです…(意味不明)賢者の石を核にホムンクルスが出来ているというのなら、また新しくラストが出てくる可能性もあるのでしょうか。
ラストを倒してその場に倒れこむマスタング大佐。ハボックに救急車を、と言っている時点で、ハボックは生きているのか…。それとも…。その様子を陰から伺うのは、剣を抜いて物陰に潜む大総統。しかし、戦闘にはならず、大総統は引き上げていきます。ここではマスタングは殺さないってことかー。(どうやら私はマスタングは絶対死ぬと思い込んでいるようです…すみません。根拠はないので気にしないでください。)
そして、戦いが終わった研究所内では、死んだフリをした66が。おいおい、生きてたのか。こっちも生きていたので、なんだか飽き飽き。しかし、こいつの場合は、肉体のほうの66に血印を削られてあえなく死亡。あ〜あ、さよなら、66.なんだか、なんのために出てきたのやら…(あ、マスタングの役には立ったことになるのか。)ちょっとあえなく死んだので意外でした。もうちょっと裏で色々こそこそとやるのかと(ファルマンあたりと一緒に)思っていたので。

一方、シン組は、ウロボロス組と戦闘。何気に、若ってやっぱ強いんですね。(無理に虚勢張ってたとこは人間っぽいです。いえ、人間だと思うんですが、なんとなく疑わしくて…。)エンヴィーが、本来の姿をさらそうとしますが、それは「プライド」によって阻まれます。とうとうプライドも登場か(声だけ)。プライドは女性がいいなぁなんていうのは個人的希望です。だって、ラスト死んでしまったので。

そして、ウィンリィは、というと、ホテルの前でアルをお迎え。一生懸命泣くのをこらえて「バカ!おかえり!」と言う彼女に萌えvです。(これが兄貴相手だったら尚更よかったというのに…。)

それにしても、エド。
…もしかして2ヶ月ほどでていなくないですか???主人公の存在感皆無か?
来月こそ兄に期待です。
ここ4ヶ月ほどの怒涛の展開に、とりあえず、ちょびっとだけオチがついた、という感じの回でした。


ハガレンDVDU。
…赤きエリクシルの悪魔の紹介DVD他、商品プロモーションDVDって感じ。個人的には、ボリュームいっぱいで大満足。声優さんのインタヴューとか面白かったです。ゲームのネタばれもあんまりなかったですし。(でもこのゲームのストーリーはなんとなくオチが読めちゃうので微妙。前作は、ネタバレさえなければ、結構予測が難しいオチだったと思います。あ、エリクシルの悪魔に比べて、ですよ?)個人的に、DVDの中のアニメ紹介のところで、声優さん(エドとウィンリィ)が演技しているシーンがあって、すごく嬉しかったです。あれですよ、アニメ17話の家族が待つ家のシャワーシーン(笑)。

付録はないですが、来月はまたドラマCDがつくそうで。
CDドラマのフォルダがまたパワードにつくそうです。(つくづく商売上手…)まぁ、おそらく忘れてなければ買ってますけど。あと気になるのは、全サのネジまきアルフォンス!二匹くらい欲しいですよね〜(二匹って…)。

今月は鋼はもちろん面白かったですが、ソウルイーターも面白かったです。毎回脈絡なく戦闘が続く漫画ですが…。今月はシュタインがマカのパパとコンビ組んでいて、なんか珍しいものを見た気分。それにしても、魔女って、そんな深く考えて無かったけれど、実はすごい手ごわいのか〜と実感。ソウルの入院?に対して、マカが涙しながら「がんばるから」って言っているところ、すごくカワいでした。


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2004年11月号/ 第40話 「西の賢者」     

まず、表紙。エドがすっごく大人っぽい……。にッって笑ってるところ。かかカッコいい!
中の巻頭カラーも、エドの白シャツとウィンリィのスカートが拝めて、もう眩暈が…。ウィンリィ………かわいいよ!!

とまぁ、萌えは一応置いておいて、ストーリーのほうから先に。

少佐に連れられてリゼンブールにやってくるエド。二ヶ月ぶりの登場です。荒川先生が「エドの描き方を危うく忘れるところだった」と言うだけあります。ホント、久しぶりです。リゼンブールでブレダ少尉に会うエド。な、なぜここに…。ブレダはシン国の人っぽいミスター・ハンをエドと少佐に紹介。この世界にパスポートの概念があったのかとちょいと驚き。(いや、なんかそんなの無さそう〜って普通に思っていて…。)パスポートを持っていないというエドに密入国を示唆するブレダたち。なんと、エドは東へ向かうことに…。どんどん世界が広がっていきますね。今までは、国名すら分からず、ちまちまと話が進んでいたと思っていたのに、気がついたらとんとん拍子でこんなことに…。

その頃、ホムンクルス達は、大佐を殺さなかったラース(大総統)を責めています。大佐、やはりかなり近くまで来ていたらしく。うおおお、ニアミスだったのか、やはり!とちょっとドキドキ。ラストの死をグラトニーが涙を流しながら嘆いています。グラトニー…。「お父様」に焔の錬金術師をなぜ逃がしたのか問われ、「利用できるから生かして帰した」と答えるラース。お父様が立ち上がってます!なにやら背中の管をはずして。

「ロイ・マスタング…彼は優しすぎる…
それが強さであり弱点でもあるのです
彼に門を開けさせてみせましょう」

……ええええ〜!!!なんだそれ。大佐に、なにやらワケがわかりませんが、白羽の矢?がたっております。不敵に笑うお父様。歩いています。身体のほうは大丈夫なのか(なんだかイメージ的に身体が悪そう…)マスタングの兵力を削いで飼い殺しにしておくと言う大総統。…やめてくれ!また誰かが殺されるのかっ!門をあけさせる、というのは人体錬成時のアレですかね。お父様は門を開けさせて何の得になるのやら。人体錬成をマスタングにさせるってことなの?てことは、次に死ぬのは……。誰だよ。ヒューズの時ですら人体錬成をしていないマスタングなんですが。ホークアイ?とか思いましたが、なんだか微妙です。ていうか、やめてくれ〜という感じです。また人が死ぬのか〜。
…とか言ってますが、今月号はすっごく嬉しい回でもあったんですけれど。それはまぁ置いておいて。

一方セントラルに残るアルは、大佐達のお見舞い。鎧、壊れたままです。あの応急処置はウィンリィがやってくれたのかな?病院内ではマスタングがホークアイ中尉を叱責。

「うろたえるな!
思考を止めるな!
生きることを諦めるな!
軍人なら 私の副官ならもっと毅然としていろ」


おお、いい台詞です。マスタングとハボック同室入院ですよ。ふつうは美人看護婦付個室って……いい歳こいて何夢見てんですか、大佐。焼き加減云々は素直に笑いました。レアよりかミディアムのほうが私は好きですよ?(違)痛そう…(笑)
アルにはランファンが付いているらしく。なんで彼女らはホムンクルスの気配が分かるのか…。大総統がホムンクルスとつながっている可能性について触れていますが、「味方と見てよいか」という大佐。さて、それはどうでしょう?大総統の狙い、いまいちわかりませんね。セリムが出てきたところではもしかしたらコイツ、裏切るんじゃないかなーなんて思ったんですが(アニメでは全然だったけど)やはり純粋にお父様に従っているだけか……?
リタイア宣言するハボック。ショックです。両足の感覚が無いって、そんな。ようやくハボックが実はかなり使える男だというのが判明したのに(ジャクリーン!とか)…ああ。

「大人だったら…
禁忌を犯してまで元の身体に戻ろうなんて考えないよ」

と言うのはアル。フュリー曹長との会話です。アルは兄と大佐がよく似ていると言ってます。言われてみればそうなのかー。最近ようやく大佐のキャラが人間ぽくなってきたというか。いまいちつかみ所無いキャラだったのですが。ああこの人もやっぱ生身の人間だったのね、という風に感じることが出来ました。先月号とか今月号とか見て。

一方。砂漠を進むエド一行です。クルセクス遺跡の中心へ。エドがフードみたいなものをかぶって馬に乗っているんですけど、フードからはやはりアンテナ(笑)が飛び出ているところに萌えたり。
アメストリスの東の賢者の話に対して、フウは西の賢者の話をします。……西の賢者がお父様だったらなんとなく笑えます。いろいろ根拠のない妄想が引き出される話でした。
エドが三つ編みじゃなくてひとつくくりにしている!!というところはとりあえず置いておいて、遺跡の中を歩くエドたち。でかい錬成陣に似た壁画があります。そして、そこで出会った人物…
ロス少尉

ロス少尉!!!と叫びましたよ、普通に。少佐が抱きつこうとしているのをひょいと避けるロス少尉、最高vです。い生きててほんとうによかった…大佐が殺したんじゃなくてほんとーによかったです。疑ってごめんね、大佐。

そしてリゼンブールではとうとうホーエンハイムが登場。「ピナコ 俺の家がない」…てあんた。(呆)デンがけたたましく吼えています。なぜ。アルバムを見ていたピナコですが、それがぱらぱらとめくれ、今も昔も変わらないホーエンハイムと、若い頃のピナコの写真が…。「昔から何一つ変わらないね、あんたは」って、
変わらなさすぎですよ。


今月の収穫。昔のアルバムの写真、ですかね。じぃっと見ていて、幼い頃のエド・アル・ウィンリィが載っていて、おお、と感動。デンとかウィンリィの両親らしき人とか。いろいろ妄想を引き立てられました。


・4コマまんが。……な、なにげにエドウィンじゃないかっ!!あ、ウィン⇒エド?荒川先生って恋ネタ系を振るのが好きだよなぁ。
・付録のドラマCD。
タイトルは「天上の宝冠」。前編。ウィンリィはいません。ほんのりギャグテイストでまぁまぁ面白いでした。と言っても、物語の半分は終わっているはずなのに、いまいちつかみ所のない話が続いていて、まだなんとも言えない、というのが正直な感想。声優インタビューのところで、このドラマCDのヒロイン?のアンゼロット・エルランド役の方が、アニメの「愚者の再会」の回のリビア役というのにへぇって感じ。あの回、好きだけどグロかったから…このアンゼロット役では幸せになるといいですね…(棒読み。あんまり期待できない気がして…)個人的には大佐をめぐるマダム達の掛け合いがハマりました。(そこばっかり聞いているという…。)どこでも女をひっかけて大変ですね、大佐。とりあえず、来月の後編が出るまではなんとも…。話的には焔vs鋼再来、ってシーンがありますから、そこにちょいと期待。

・ねじまきアルフォンス!まだ応募してません。素で忘れていました。ハガレン研究所DXは再販という噂をきいたけれど、雑誌には普通に発売中って感じで載ってます。小説は10月29日発売か…。あんまり気乗りしませんが、どうせ表紙につられて店で買っちゃうんですよ。(翔べない天使の小説もそうだった…。あ、でもアレはかなり珍しく面白いなーと思いながら読めましたが)
・オフィシャルファンブックvol5は10月30日発売…。表紙にドキリとしました。穏やかに笑うエド。あわせた両手が生の手。豆ラッパ全サは絶対に欲しいですな。
・アルケミックプレートコレクション2!!!リザとウィンリィの絵に目を奪われました。おお菓子作ってる〜!!それぞれあの二人のために作ってんのかなーなぞと妄想してみる。
・DVD10巻ジャケット!リザ・ホークアイ中尉ですよ!!早く発売にならないかなー

・その他
鋼のほかにはやはりソウルイーターかな。今月はすごく笑えた。キッドとブラック☆スターのコンビ、笑えますよ。椿ちゃんがほんとにいい性格していてほんと可愛いです。が、今月の一番星はやはりマカ!ソウルを心配して沈むマカの顔に萌えます。来月は鋼9巻コミックスも出ますけど、ソウルイーターの二巻も発売!!うわー二重の嬉しさです。今月号で「鬼神」の話にもっと触れていて、なんだかわくわく。この作者の前の作品も集めようかなーなんて。



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2004年12月号/ 第42話 「?」     

感想書こうとして読み返したら、……タイトルは?無いんですよ(呆然)。で、1月号は43話のはずなのに、42話ってなってるんです。…どうなってんだよっ!!…て気分です。ま、いーや。単行本になれば分かるでしょう。どなたかこの回のタイトル知ってる方いたら教えてください。(もしかしたら私が見逃してるだけかも。)

まず表紙。ニコて笑ってるエドに普通に萌え。かかかカワイイ…。ソウルイーターも嫌いではないのでなんだか二重に嬉しかった。扉絵はホーエンハイムがいます。「ちぎれた絆は…」てありましたが、さて、修復するのか?

今月はとにかく、先月までのおさらい〜て感じであまり話しが進んだ感じがしませんでした。マスタングがバリーをバーニーて言ってるところ、爆笑してしまいましたが。バリー、ホントいいキャラしてます。…なんか、死んだのが勿体ないなぁ。うん。
今月のストーリー、概略すると以下の感じで。
話の真相をエドワードにブレダやアームストロングがエドに明かすという形で今月は進みます。
バリーの電話を受けたマスタング大佐は、ロス少尉を脱獄させるために、まず焼死体をでっちあげます。ダミーを錬成してそれを焼き、ロス少尉をハボックへ託したんですが、そこへタイミング悪くエド乱入で、大佐とゴタゴタしている間に、ロス少尉はフーに連れられてきたわけらしく。ブレダはロス少尉から敵の情報を聞き出し、ロス少尉が本当にヒューズ中佐殺害の犯人だったばあいは、殺すように大佐に命じられていたと聞いて、こえええ、と思ってしまいました。大佐、やっぱ、恐いですね。どこまで私情に走るつもりやら。まぁ面白いですからいいですけれども。
エドがグレイシアに会ったことを知ったブレダはエドを叱咤します。エドが「あう…」て言ったとこになんとなく萌えた。(なんでだ)

「禁忌を犯したオレ達に協力してくれる人達がいる
怒ってくれる人がいる
だまって支えてくれる人がいる
二人で元の身体に戻ろうと約束した弟がいる
そして事件の事を知ってしまって
後戻りできない状況にある
ならば前に進むしかないじゃないか!
もう誰一人失わない方法で
もし目の前で誰かが犠牲になりそうになったらオレが守る」


……なんてコトを言ってますが、エド。あんまり頑張らんでくれ、というのが正直な気持ち。(いや、それ言ったら少年漫画じゃなくなるけど、心情的に、ですよ。)傲慢なことだって明らかだけど、こう言ったからにはエドは責任を持とうとすると思います。だから、それが叶わなかったときに、またひどく傷つくんだろうな、とか思ったらいてもたってもいられなくなるわけです。だから、もうこれ以上何も言わないで欲しい。でも、これを読んだ時に、「前に進むしかない」と言うしかないんだ、て思い返して、すんごく切ない気持ちになった。もし、恥ずかしくない生き方をするのだとしたら、目指すのだとしたら、高潔に生きるんだったら、こう言うしかないじゃないか、と。でも、これはまだ話の全部が見えてないし、エド自身、自分の周りで何が起きているか、あるいは起ころうとしているかわからなくて(読者もだけど)だから言える言葉で、だからこれからの展開を思ったら恐いわけです。
そしてエドはロス少尉とお別れ。少尉は東に逃れるのだそうです。また会える日が来るのかなぁ。最初登場した時は男か女かわかんなくて「……どっちだ?」て思ったのが懐かしい。(名前からして女じゃんか!てすぐに思い直せよ、て感じですが)ロス少尉、好きです。うん。また登場するといいなぁ。死んでなくて、ホントに良かった。今度こそエドはビンタの借りを返して欲しいもんだよ。それくらに成長して欲しい。もっと、もっとね。
砂漠をとんぼかえりしてリゼンブールに戻る前に、エドは遺跡の錬成陣を調べます。二頭の竜に五つの太陽。さてこれがどのように絡んでくるのやら。謎解きするつもりはさらさら無いのでさらっと流しますが。で、エドが色々考え込んでると、なぜかイシュヴァール人が襲ってきます。イシュヴァール閉鎖地区の解放……また新しい単語?が出てきたよ。イシュヴァール内乱のきっかけになった「子どもの死」って結局何なんだろうなぁ。すごく気になります。アニメではあれはデマってことになってるけど、さて原作では…?いまいち分からないのはイシュヴァール人とアメストリス人の違い。(あ、身体的な違いは分かってますが)けっきょくイシュヴァールというのは一つの国なのか?最初の印象では一民族って感じだったのに。どんどん話が膨らんで、よく分からない。ただ話の筋にイシュヴァールはどうしても離せないのは確かっぽいですが。「子どもの死」がどのように絡んでいるのかがかなり気になる&期待してます。で、イシュヴァールのシャンという老女から、ウィンリィの両親の死について知るエド。…アニメと設定が違うようでした。なるほど、ロイが殺したわけではないのね…。なんかちょびっと残念。ウィンリィの両親を殺したイシュヴァールの武僧って、明らかにスカーっぽいんですが、どうなんだろう。そういえば、スカーは中央に行くって登場したきり、音沙汰無しですね。どうなってんのか。
リゼンブールに戻ったエドは少佐に壊された腕をばっちゃんに直してもらうことに。どうせならウィンリィに直して欲しいんですがまぁ置いて。しれっと犬にビビってるブレダを見れて笑えました。ウィンリィの両親の墓へ行こうとするエドですが、途中、母親の墓前にたたずむ人影を見て顔色を変えます。予感的中。記憶をたぐるようにして行き着いた先には、母の墓の前に立つ、別れた父親がいた、というところで今月は終わり。

……微妙に伏線がとかれて、また張られて、その繰り返し。あまり話しが進んだ感じはしませんでした。なんというか、ちょっと、微妙に停滞してないか…?と少しばかり退屈?じゃないけど、なんか微妙に今月は面白く……なかったデス。すみません。いやーなんか伏線回収は構わないのですが、エドが前に進むしか無い、って言ったところとか、そう言いたくなる気持ちはよく分かるんですが、迷っているのはよく分かるんですが。まぁ、仕方ないのかな、と。考えても考えても考えが順繰りに巡って解決が見えてこない。だったら前に進むしかない、か。むしろ、エドが前に進むしかない、というたびに閉塞感を覚えてしまうのはどうしてなんでしょうか?不思議です。私の感じ方のほうが変なのかもしれませんが。


・付録のドラマCD。それなりに面白かったです。それなりのオチとなって終わったなぁ、みたいな。マスタングが面白かった。うん。ドラマCDはマスタングのキャラ?をよく分かっていらっしゃる、みたいな気持ちになりながら聞きましたです。(よく分かってるっつーか、私の希望が混じっている、というのが正しい言い方ですが。)
・ピクチャークロック、はてしなく欲しいです。全種、揃えたい。時計いくつ持ってるの、て聞かないでください。て気分。




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2005年1月号/ 第43?話 「墓前の父」     
「じきに酷い事がこの国で起こる
今のうちによその国へ逃げとけ」



本誌では42話ってなってます。でも、これまでの流れでは43話だと思うのですが。正しいのが分からないので、とりあえず?マークを。時々こういう感じでミス?みたいなのありますよね。気をつけて欲しいもんです。

まず、表紙。トナカイ…?て思ったらデンだった…。ブラックハヤテ号が笑える。かわいいよ。ちゃんと走れって感じだよ。でもかわいいから許すよ。アルのサンタの変装、似合いすぎて笑いが出た。アル、カワイイよ。ここにウィンリィがいれば幼馴染三人でよかったのに。が、贅沢は言わない。うん。

さて、1月号。思えばDVDが付いていた一年前にそれ見て、ゲームを買う決心したんだよ、なんて関係ないことを思いながら頁をめくり、今月号は巻頭カラーだったのか!と。本当に、荒川先生って大丈夫なんだろか…。一時期も本当にスゴかったし。ま、それはいいとして。

父と息子の再会です。……が、ヤバイです、ホーエンハイムのキャラ…。天然?じゃないけど、なんだろう?あのぽやんぽやんとしたキャラ。
イメージ通りだよ……と、一人で呆然としてました。いや、いいです、好きかも。うん。こういう親父。息子と全く会話がかみ合っていません。最高です。かなり愛しく思ってしまいました。息子も親父も。ホーエンハイム、トリシャと何の約束してたんでしょうか。すんごく気になります。「オレを置いてくなよ…」てボソボソ呟くホーエンハイムがヤバイくらいにカワイイと思ってしまった私はどっか病気かもしれません。どうしよう、この父、愛しすぎる。でもしれっと冷たいというか、「鋭い」んですよね、ホーエンハイム。面白いぐらいにミスマッチな二面性が見えます。わざとだろうとは思うのですが。エドと髪型が「おそろいだ」なんて言うあたり、もうどうしようかと。やばいです、かわいすぎです、この親父。セクハラですか?なんて呟いてしまいました(意味不明ですみません)エドを見て「俺の若い頃にそっくりだな」て!マジですか。エドがあんな風になるなら意外にいいかもしれません。すんごい大歓迎です。……何書いてるかちょっと訳が分からなくなってきました。ホーエンハイムのキャラにノックアウトです。
ロックベル家で眠りにつくエドワードをそっと見るホーエンハイム。ずっと家を空けていた彼が思うのは何なんでしょうか。トリシャがずっと待っていた、というのは分かるんですが、この男は実際トリシャのことどう思ってたんだろうなぁとか色々考えるとドキドキ。ホーエンハイムの回想?のとこで、彼の足元にまとわりつく幼いエドとアルの絵があって、やっぱりドキドキ。
「人体錬成なんて…
なんで誰もあいつらを叱ってやらなかったんだ」

……エド、寝たふりして起きてました。かわいい奴です。こういう経験、ある気がしてきました。やっぱ、エドって子どもなんだなぁと改めて思いました。最近大人っぽいと思ってたんですが。そして、親父、いまさらそれを言うな、という感じなのですが。

「あれはトリシャじゃなかった……?
全く関係無い物を作ってあの子らは身体を持ってかれたって言うのかい!?」


エド達の人体錬成の果てに出来上がったモノは、母親ではない…と言いたげなホーエンハイム。エドが立ち聞きしていることを全て了承済みの上で言っています。……それじゃあ、あの人体錬成はなんだったんだろ?ホーエンハイム、抜け目ない男です。カッコよいです。さて、こいつ、一体何者なんだろ。敵か味方か。敵っぽいけど。
ピナコに、この国で酷いことが起こる、と忠告するホーエンハイム。それに対して、ここに帰ってくることを決めている奴らがいる、と返すピナコ。ホーエンハイムはその姿がずっと昔から変らなかったらしいです。ホント、なんなんだろ、この人。ピナコがエド達に言うように、ホーエンハイムに対してもご飯を食べに帰っておいでと言いますが、ホーエンハイムはもうお前の飯が食べれなくて残念だ、といいます。……うわわわ…、ホント、何が起こるの?恐いです。

今月号はもうこれだけで充分!て気分なんですが、話はまだ進みます。
セントラルに残っているアルとウィンリィに場面はうつり、リンがシンの皇子さまだということが分かります。まぁそれは分かってたわけですが、リンの狙いが皇帝のご機嫌とりか〜とどこかの伝説のお話みたいでふぅん、て気分。リンの正体を知ったウィンリィとアルの反応を見て、「こいつら殺していいですか」というランファンの反応に爆笑しました。ランファン……ステキすぎ!!で、お嫁にならない?というリンの言葉にあっさり「この国にはあたし(機械鎧技師)を必要としてくれる人がいるから」とあっさり断わるウィンリィに萌えvです。ハート付きですよ、台詞に。もうどうしようかと。眩暈がしました。もうこれで充分です。原作でこんな台詞拝めて幸せですよ、もう。

そして、アルの台詞。「時限爆弾付きなんだよ この身体」
そうでした。なんだかんだと話は進んでいますが、アルにはそういう現実があるんです。
「時限爆弾」てのがちょっと分からないのですが、まぁ、言いたいことは分かるような。あ、それともこれは比喩ではなく、もっと別の意味合いがあるのか?アルの現実は「鋼のこころ」の回から全然変ってないんですよね。根本的に何も解決してない。今月読んでいて、アルが恐い、て思いました。本当に、アルってつかみ所がないんです。だから勘繰りたくなる。

場面は変わって、病院内で鑑定医と談話?するマスタング。鑑定医とマスタングってつるんでなかったのね。「イシュヴァールは巨大な人体実験場だった」て言ってます。やっぱりイシュヴァールは絡んでくるなぁ、と思ったり。戦友じゃなくて共犯者だと言い切る鑑定医さんですが、さて、マスタングは何をやったんでしょう。全然語られてなくて欲求不満。漫画のコマの中に、キツイ目をしたホークアイ中尉がいい位置に立っていて、そういえば、ホークアイの過去もかなり気になるなぁ、なんて。兵役復帰が難しいといわれたハボック。なんか勿体無い。このままさよならなのかなぁ。(ブレダがハボックのこと「ハボ」て呼んでいてビックリした。ハボックの愛称なの?)ハボックの足について、リゼンブールから戻ったブレダはドクターマルコーの存在を示唆しますが、マルコーの元には一足早くホムンクルスがいました。エンヴィーとグラトニーにマルコーは攫われます。「ラストのにおいがする」というグラトニー…。…切ない。ブレダが到着した時には、マルコーの姿はすでになく……というところで、今月は終わり。

単行本を読み返したいです。色々と読み落としてるところがあるような気がしてきました。今月は結構面白かった。話が少し動いた…かな?


・今月面白かったその他の漫画は、「屍姫」です。断然。連載すれば絶対に読むんだけれども。あと、ソウルイーター、椿とブラック☆スターコンビ、とてもいいです。面白かった。
・付録は今までのイラストがカレンダーの絵柄になっていました。でも、なんだかカッコよいので嬉しかったり。しかし、カレンダーとかホント無駄に増えていきますね…(苦笑)
・DVD12巻のジャケットがマスタングだった…。エドはいないのかな…。マスタングはもういいよ。あ、最終巻に出てくるのか?
・劇場版の前売り券、もう発売するの…?早い。でも、たぶん、買うんだろうな…。来月号はマスタングのスイングが付録としてつくそうです………。
・ゲーム記事のとこ、ドリームカーニバルのスコアアタック結果で、見事に主人公がいないことに笑えました。ヒューズは使いやすいから納得。ヒューズのワザは反則だと思うのですよ…。
・Gコレ通販…。またきたよ。ティーカップセット、欲しいです。が、これ以上カップ類いらないんじゃ…なんていわれそう。





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2005年2月号/ 第43話 「泥の河」     
「答えはスタート地点にあったんだよ」


今月、カラーじゃありません。おおー!?と驚いてみたり(笑)久しぶりですね〜。

さて、2月号。扉から、幼馴染三人組!!ウィンリィが可愛い…可愛すぎる…。エドとアルとウィンリィの座るテーブルを、どっかの食堂?(飲み屋?)で、音楽隊?(笑)が囲んでなんか演奏してます。な、和む…。それなのに、本編の展開は…ありえない。

アルの「時限爆弾」発言。その内容は、いつアルの魂が鉄の鎧に拒絶反応を起こすか、てことらしく。不老不死を求めるリンに対して、「何も知らないくせに!」と怒鳴るのは、ウィンリィです。あああ、いい子だよ、ウィンリィ。そしてアル!!「いつも兄さんやウィンリィが先に怒るからボクは怒るタイミングを逃しっぱなしだ」…て、いいじゃないですか!それだけ、あんたは想われてるんだよー!!…と想ってみたり。素直だね、アル。(ごめん、アル。黒いとかなんとか言って。)
エドとアルが人体錬成を犯した当時の小さいウィンリィが出てきて、もうドキドキです。眠いの我慢してエドの看病して、さらには長い夜を過ごすアルとも会話するウィンリィ。眠れないし寒くも無い鎧のアルの身体の特殊性に気づいてなんとも言えない顔をするウィンリィが可愛いです。もうダメです。(何がだよ)
「今は一晩がとても……とても長くて
余計な事ばかり考える………!」

回想の中で、眠れない身体に苦悩するアルの言葉です。……前言撤回(はやっ)。やっぱ、アルは恐い。く、黒そう…。何考えてるんだろう。人体錬成の後、鎧に魂を定着されて、ずっとずっとずっと、アルは眠ってないんですよね。気の遠くなるような時間を、何を想って過ごしてるんだろ、て思うと切ないです。気の遠くなるような時間、夜の闇の中、確かな物(身体)も何も無い体で、アルの意識まで闇に引きずられたりしないんだろか…とかなんとか。「アルのあんな姿見てたらどうしても今のままでいいなんて思えないよ」と言うウィンリィが、すがるように、元の身体に戻れるよねと言うところとか、泣きそうになったです。ウィンリィ、また代弁してるよ。それはきっと、アルが眠れない夜の中でずっとずっと繰り返した答えの見えない問答だと思うんです。

一方、リゼンブールのエドは、夢の中で、あの扉の前にいた真理に責めたてられます。アルを、眠れない、痛みもぬくもりも感じない、泣けない身体にしたのは他でもないエド自身だと真理に言われます。タッカーが言う「救いの無い身体」。ズキンとくる。

ばっちゃんに整備してもらったエドは、ばっちゃんに頼んで、自分が錬成した母親の遺骸?を掘り返すのを手伝ってくれるように頼みます。それはつまり、自分のトラウマに真正面から向き合うということで、掘り返しながら嘔吐してしまうエドに、うわうわ…っと泣きそうになりました。「確認しないと前にすすめない」ていうエド。……なんだかんだ言って、親父に路を示してもらってますが。それに気づくのはいつなのかなぁ。それを考えるとちょっとワクワクしてきました。
掘り返したそれの髪の色が、母のものと違うと確認するエド。造ったものが母親ではなかった。じゃあ、アルは何のために身体を失ったんだろ?答えはスタート地点にあったんだ、というエド。彼が求めてる答えっていうのは自分達が元に戻る方法のはずですから、つまり、この現実(自分達が作ったものは母親ではない)が指標することが答えになるんでしょうが、さっぱりです。まぁ謎解きするつもりは無いのでさらっと流しますが。「アルは元に戻れる!」と断言するエドはどんな答えを引き出したんでしょう。ドキドキです。

一方、セントラルでは、メイ・チャン登場。ヨキと出会う。ああそうか、メイ・チャンてエドのこと探してたんだっけ…とさび付いた記憶を呼び戻してみる。メイの妄想じゃなかった予想するエドに吹きそうになった。
誰だよ、これ。三つ編み長っ。に、似合わないーっ!ワインかよ!て感じ。もうツッコむのも疲れてきますよ(笑)
で、ヨキがいるってことは、つまり同行者がいるってことで、スカー登場です。いきなり「ジョリオ・コマンチ」とか言う錬金術師が出てきてぽかーんでした。だ、誰……?これを読んだ妹が「……大道芸人?」とかすんごい不安そうな顔して私に聞いてきて困りました。どうやらこれから先の展開に一抹の不安を覚えたらしいです。知るか、て感じですが。いや、私もかなりこれは不安になりました。妹曰く「話が動いてねー!!」だそうで。まーまーまーと窘めましたが。でも、私的には純粋に幼馴染だらけーでかなり破壊力(笑)あるお話でした。いや、満腹って感じです。もう、ウィンリィが!アルが!て落ち着きません。エドとアルだけじゃなくて、やっぱりそこにウィンリィがかんでるっていうのがやっぱ嬉しいでした。そして、同時になんか切ないでした。結構きっつい展開でした・・・。来月号が楽しみ!!あ、でも軍部が完全放置気味だったから、来月はあんまり期待できないか…?先月の終わりが思い出せません(笑)


その他
・映画の予告。まだ観てません。松竹系の映画って何があるかなー?予告だけ見にいきたいですー!でも、なんだかアニメの最終回の続きじゃない……の…?だったら、マジで私は泣きますよ…。それだけはホントに勘弁です…。この引きずりを一体どこへ持っていけと!
・DVD13巻ー。とうとう終わり。哀しいです。寂しいです。
・今月号はとんでもなく分厚かったです、ガンガン。……ホント、買うのがシンドイ…。マスタングのスイングのせいで。来月号もエドのスイングがつくそうで。そーですか、そーですか。別にほしいとは思いませんが、でもやっぱり買ってるんですよ、どーせ。


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