
ご注意下さい。この小説はパラレル(設定)です。苦手な方は逃げてください。
冗談を許せる方だけお読み下さい。
<ストーリー>
セントラル一のマフィアであるホーエンハイムの息子エドワードは、日々応酬されるマフィア同士の抗争に嫌気がさしていた。父は自分を後継にしたがっていたが、そういう生き方に疑問を持ちつつもなんとなく流されつつ、趣味の錬金術にあけくれていた。錬金術師の最終的目的である賢者の石のために、ある日セントラルの社交パーティーにもぐりこんだエドワードとアルフォンスは、幼馴染であり、敵対関係にもあるウィンリィが、マフィア同士の協定のために結婚させられるという事実をつきつけられる。そんな生き方が本当にいいのか、エドワードは悩みつつも、ウィンリィをずっと好きだった自分をようやく自覚して、行動を決める。錬金術師は道を探す者。世界の真理と真実と、自分の生き方、好きな子のこと、そういったことを自分の力で切り開きたい。そう思ったエドワードは、ホーエンハイムもロックベルさえもだしぬいて、ウィンリィと賢者の石を手に入れる方法を模索し始めるが…。
<背景・舞台>
・場所:アメストリス国セントラルシティ
・背景:年代不詳。基本的設定は一緒。軍部台頭国家。ただし、イメージは18〜19世紀辺りのイギリス希望。制度的には中央集権。ファミリー多数乱立乱世。禁酒法。ただし効果全くなしの有名無実。飲酒自体は禁止されていない。酒の市場価値高騰に合わせて、麻薬密売・密造酒・人身売買等の市場領域を巡って抗争激化。軍部・憲兵・司法の癒着。
<メモ>
・禁酒法は有名無実。…飲酒OK。密造密輸禁止。
<登場人物>
■エドワード
→錬金術師。18歳くらい希望。マフィアのボス、ホーエンハイムの長男。ファミリー傘下を嫌がっている。錬金術の腕が評判でセントラルでも名前がよく知られている。錬金術だけでなくて銃術やら色々長けてる(仕込まれたから)その腕を使って色々アルバイトしている。ただし、人を殺した経験はなし。社交苦手。本が好き。ウィンリィも大好き。弟より身長がすこ〜し低いのが今の悩み。(くだらん悩みだ)
■アルフォンス
→エドワードの弟。17歳くらい希望。マフィアのボス、ホーエンハイムの次男。エルリック兄弟として名前が兄ともども知られている錬金術師。兄と一緒に行動中。人を殺した経験も兄と同じく無し。社交上手。マダム相手にお喋りがきっと巧いに違いない。ウィンリィも好き。幼馴染として。
■ウィンリィ
→エドとアルの幼馴染。ホーエンハイムとは抵抗勢力にあるロックベルの娘。趣味で医学を勉強中。ただし、両親からはやめろと言われている。エドワードはなんとなくほっとけないっていうタイプ。
■ヴァン・ホーエンハイム
→セントラル一のマフィア。エドとアルの父。妻とは死に別れた。政治・経済等様々な局面で絶大な影響力を誇る。元々は錬金術師で、エドに錬金術を教えたこともある。しかし、エドが職業的に錬金術にのめりこむことには反対。結構冷徹怜悧。ロックベルとは仲が少し悪いが、それの原因は結構くだらない昔話に起因するとかなんとか。
■リン・ヤオ
→シン国から新規参入を図ろうとするマフィアの一人。禁酒法にあえぎ、ホーエンハイムの独占的市場と化している酒市場に目をつけ、東からの密輸ルートを確保。手を組む相手にロックベルを選ぶ。
■ロイ・マスタングとその部下
→セントラル勤務の軍卒。マスタングの階級は大佐。その他設定は原作と同じ。大総統の勅命でホーエンハイムの背後からの指示のもと、東部からの新規ルート潰しの任を拝命。軍とマフィアの癒着を憂いつつも何も出来ない中間管理職って感じ。
■キング・ブラッドレイ
→アメストリスの最高権力者。
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