足りない-後記
後記
■「足りない」連載終了です。
お付き合いくださって感謝です。
■「トライアングル」からの派生ですが。
元々は100題の逆説を考えているときに生まれた話です。「トライアングル」から繋げることはできないかなぁと思いましてこの話を書きました。正直、「トライアングル」の終わりに不満があったわけではなく、むしろ今でも、私のエドウィンの萌えのコンセプトは「トライアングル」に詰まっている気がしますが、あのままの二人はちょっと辛くないか、とふと思ったのがきっかけでした。
■サイトの紹介で
サーチからこのサイトへきてくださる方々は、砂のしろの紹介文をもしかしたらご覧になっているかもしれませんが、二人の距離感みたいなものを書こう、というのが大本のコンセプトです。色々と蛇足ありますが。正直に言います。「冷たい」雰囲気を書きたかったのですが、途中で破綻しました。今回の小説、当初のコンセプトから大きく外れているところがあります。ですので、非常に悔しい一本になりました。実際に、書き足りていません。書いた本人としては不満たらたらな部分が本当はありましたが、今の自分の力量ではこういう風にしかなりませんでした。もっと精進したいなぁととっても痛感しました。
■ヤサシイ方程式との関連
2作を同時にアップしようと思ったのは(まぁ出来ませんでしたが)ヤサシイ〜に比べて足りないはシリアスの度合いが非常に強いのですがそれでも根本的なところでは全く同じことを書いているためだからでした。ただ、足りないの展開を書いてる最中はあまりにしんどくてヤサシイ方程式のネタを考えているときはやたらめったらに幸せでした…。ので、そういう意味での関連もあったりなかったり。
■連載中は
シビアなご意見もちらほら〜と頂きまして、これは頑張らねばと思いました。(とくに後半、エドがウィンリィとの関係を終了させようとした辺り。ああ皆さんエドウィンを愛しておるのですね…!とひしひしと思いました。私も大好きです、エドウィン)
■正直足りないは
未練たらたら書き足りない…ので、またの機会があったら書き改めたいなぁなんて思っております。ただ、今の時点ではこれが精一杯でした。エドウィンの妄想、いつも二人の距離感のシビアさみたいなのを捏造妄想して萌えておりますので、それをもっといい形で表現できないかと模索中。妄想楽しいです。
■とにもかくにも
連載を、一応は終わるという形を迎えることが出来て、それだけはものすごく嬉しいです。ここまでお読みくださり有難う御座いました。次回作は構想中です。またお時間ありましたらぜひお付き合いいただければ〜と思います。
2005.6.1
karuna 拝