ミロス映画感想です。ほぼ箇条書き。
1回しかまだ見てないので、記憶あやふやです。
間違ってる所もあるかもしれませんが、ご容赦ください。
※ご注意:
この感想は、この映画を大絶賛してる内容ではありません。
個人的にこれは嫌だな〜と思った点もいち観客の視点から素直に書きましたので、
手放しで賞賛している内容を期待している方は読まないほうが
精神的によろしいかと思います。
どうぞご了承ください。
目次としては、
・結論
・劇場版内容感想の各論…各場面で思ったことを適当に雑記
・エドウィン的感想
・11.5巻の感想
・総括
で構成しています。
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■結論:
・結論から言うと、「意外に面白かった」です。
・実は全く期待せずに見に行きました。事前情報も最小限しか目に入れてなかった。
自分の中で期待値は出来るだけ上げないで見ようという感じで見ました。
11.5巻がゲット出来ればいいかなー、映画はオマケかなー位にしか思ってなか、った(すいません)
・で、見に行ったら、意外に楽しめました!
・ただ、要所要所、惜しいナァとかこれはダメじゃないの?って思う点もありました。
・あと、自分はどうしても6年前の映画「シャンバラを征く者」と比較してしまいました。
■イイね!と思った点:
・世界観がそんなに壊れてなくて、意外に安心して見れました。
・錬金術の仕掛けが大変面白かったです。もうこれに尽きるなぁ、今回の話。
街自体が鮮血の星錬成の布石というのは、原作にあるような国そのものを錬成陣とするアレとか、1期アニメにも通ずる設定。
大変美味しい設定で、画面見てても仕掛けの全体像が明かされていくのがワクワク楽しかったです。
・戦闘シーンが迫力あってすごかったです。息するの忘れるくらい見入りました!
・メルビンが実はジュリアの兄=アシュレイの偽物である、という展開は大変面白かったです。
・エドウィン好き的にも大変美味しいシーンがありました。
あのシーンのためだけにもう1回映画館行きたいと思いました。
まさかウィンリィとエドの絡みがあるとは思わなんだで、映画館で飛び上がってしまったです。
・そして何より、11.5巻をゲット出来て良かったーーーー!!!
■ダメだこりゃ!と思った点:
・作画が酷すぎて、ちょっとオイオイと思いました。
私、絵は描けないので詳しくないのですが、映画の割には酷いんじゃあ?って思っちゃった。
背景は綺麗なんだけど、人物が…ええ!?っていうシーンが結構あった気がします。
人物の髪とか身体とか、なんであんなザカザカなんだろう、気になって仕方ない。
・メルビンが、実はジュリアの兄=アシュレイの偽物であるという展開は面白かったんですが、
話の途中で「メルビンの偽物」とロイ(だったと記憶してますが)が言ってしまっているので
じゃあ本物は誰じゃい→ハーシェル中佐(あのマネキン顔のクレタ人)かぁああ!!!と
展開が中盤で全部読めてしまったのがちょっぴり残念でした。
ミステリ風にしたいならそこは最後まで伏せておくべきところではないのか。好みの問題かなと思いますが。
この辺のドンデン返しが中途半端な印象だったので残念でした。
・そこはかとなくジブリの匂いがしました。
ジブリはキライじゃないです、大好きです。
ですが、鋼の映画でジブリ臭は要らないというのが私の感想です。
・クライトン兄妹への感情移入が、なぜか全く出来ませんでした。
そのせいか、後半の展開が失速した印象を持ちました。
そのせいか、1期アニメやシャンバラと違い、
どん底のカタルシスも幸せのカタルシスもどちらも味わえなくて中途半端という印象だったのが残念です。
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■世界観は良かったよ、という話。
・鋼の世界観、壊れてなくて良かったーーーー!!
・でも、ミロスの民についてはそこかしこにジブリっぽい匂いがしました。
色んな人が言ってるけど残念ながらこれは私も否定できない。
ジブリは勿論嫌いじゃないけど、もっとこう、なんとかならんかったのかと思う。
民族衣装とか他にもいろいろあるだろうに。
・街の仕掛けが発動して、アメストリス国軍が街に飲み込まれていくところとか見て「ムスカが来るわぁああ!!」って
なってたのはここだけの話。
・テーブルシティとその袂に住むミロス人が、クレタとアメストリスの狭間で辛酸を味わうという設定は
大変面白かったです。
アメストリスはイシュヴァール人との内紛の歴史を持ってますが、
ミロス人はクレタの中のイシュヴァール人という立ち位置か?と理解しました。
ただ、イシュヴァール人と違い、宗教的民族というよりは、技術的に自立した民族という匂いがして
そこは新しいと思いました。
鮮血の星の言い伝えなどが残っているなど、宗教的寓話的な一面もありましたが、
実際にテーブルシティが機械仕掛けの街であるとなると、やっぱり技術立国だったのだなと。
ただ、民族紛争というのは、一見経済的要因があるように見えて大半は思想相違、民族異種が根幹にあることが多いので、
民族紛争をテーマにしたかったのだったら、ちと説得性に欠ける部分もあるような気がしてなりません。
見る人の感情移入がしづらいからミロス人に身体的特徴の相違は廃した、とガイドブックか何かに書いてたんですが、
それについては上記の理由から「?」と思いました。
・ただ、欲望と欲望のせめぎあい、という視点は間違ってないし、
原作でも一貫して描かれてるテーマだと私も思うので、国境街の民族の苦悩というのはとても面白かったです。
何かを手に入れるために、人がいろんなものを犠牲にして足掻く姿っていうのをよく体現出来てると思いました。
■戦闘シーン。
・エドもアルもざかざか動いてて楽しかったです。
・なんちゅうか、アクションシーンを見るためだけにまた映画見るのも悪くないなって思いました。
・個人的に好きなシーンは、後半、エドとハーシェル中佐の戦い。エドがひっじょううううにっ!!
かっこよくて、萌え!!ってなりました。
■鮮血の星生成の仕掛け
・正直に言うと、メルビンがミランダとかアランを殺して、テーブルシティの仕掛けを発動させるシーンは、
グロいナァ!って思いました。ドン引きはしなかったけど、ちょっと、「うわぁ」ってなったというか。
・これ、PG12指定かかってなかったと思うから、子供が一人で見ていい内容なんか…?と疑問に。
結構グロテスクだと思うんだけど、絵的にはそうでもないのかなんなのか。気になりました。
少なくとも自分の子どもには、小学5、6年生になるくらいまでは見てほしくないなぁ、って内容。
割と家族連れもいたので気になった。
・あの仕掛けはミロス人が遺したものだというのなら、ミロス人は何を材料にして鮮血の星作ってたのかなぁ。
え、まさか自分達ミロス人自身!? まさかね…。気になります。
・地下に閉じ込められた街を見て、なぜか1期アニメを思い出しました(笑)
・あと、エロかったのはメルビンがジュリアの服をひん剥く所だな!無駄にエロかった。
肌に錬成陣を刻印というのは、ホークアイ中尉の設定を受けたものでしょうか。
しかし、二人の子供に二つでひとつの錬成陣を埋め込むなんて、
クライトン家の両親は一体何を考えてたんだろう…。何か狙いあってのことなのか。
・伝声管を伝って流れた血が、石の材料として地下に流れていく様子は圧巻でした。非常に面白かったです。
■クライトン兄妹にまったく感情移入が出来なかった件について
・この兄妹に全く感情移入が出来ませんでした。これは映画としては致命的。
オリジナルキャラだから、とかそういうハードル下げても、無理でした。
・理由を考えてみたんですけど…。
たぶん、ジュリアがエドから「賢者の石が人の命を使って作られる」ということを聴かされているのに、
鮮血の星を使うことをたいして迷いなかったのが致命的だったんだろうなぁ…と思いました。
多少は迷ってる描写もあったんですがね、尺が決まってるから仕方ないとは言え、
もっと丁寧に描写して欲しかったというのが一観覧者の欲張りな感想。
・で、実際に鮮血の星が生成された後、迷いなく石を行使するジュリアに私の心はどんどん冷めていくわけです。
エドが「星に心を喰われちまう」っていうセリフでこのジュリアの超展開的行動をフォローしてますけど、
そもそもエドがこのセリフを言ってしまうことにも違和感ありまくりで。
エドよ、おまえ、なんでそんなワケ知り顔なんじゃい!って心の中でツッコミ入れました。
「人を犠牲にしちゃダメだ!」って感じでエドの立ち位置から見た主観願望入り混じりなセリフだったら良かったのに、
「星に心を喰われちまう」ですよ。ここまで装飾して言っちゃうなんて…。
これは明らかに脚本家の台詞であってエドの台詞じゃないよ。
こんな俯瞰的なセリフをエドが吐けちゃう時点で、この映画の中心ってエドたちじゃなくて、
クライトン兄妹の物語なんだなァって確信しちゃう。ま、蛇足的な物語なんだから仕方ないです、が!
・じゃ、「弟」だったら良かったんじゃね?って思ったわけ。
兄妹じゃなくて、クライトン兄弟だったらまだましだったかも、って思いました。
エドとアルも兄弟だし。道を踏み外し、石を使うという選択をしてしまった兄弟を、
誰かを犠牲にするなんてイヤだと決意したばかり(11巻がちょうどそうじゃなかったっけ)のエルリック兄弟が止める物語って
してたらもちっと感情移入出来たかもしれん。
男ばっかの映画になっちゃいますが(笑)
・前述の経緯があるので、ジュリアが溶岩を止めようとするシーンも全く感情移入が出来ない。
それ、だれかの犠牲によって得られた力なのに、まるで最初から自分が得ていた力、みたいな顔して
「みんなは私が守る」って言いながら使ってるから、
その力が何を意味するか分かってて使ってんのか?と説教したくなる自分が嫌だあああって感じで見てました。
というか誰か説教してくれよこの子に。アル辺りでいいからさ。鋼の物語の根幹に関わる問題だろうに。
・で、ハーシェル中佐とジュリアの戦いも、面白かったんだけど、感情移入が出来ない。
ハーシェルの正体は途中で分かり切っていたしなぁ。
あと、ジュリアが自分になびかないとわかった途端に殺そうとするハーシェルに笑ってしまいました。
変わり身早すぎるぞおい!
あと、バトルが錬金術というよりもハリーポッターでした(笑!!)
・鮮血の星を飲む描写というのは、賢者の石と使い方的には同じと言えるのかな。
結局、鮮血の星と賢者の石は同じものと思っていいのか何なのか、説明不足な気がしました。
これはこれで、説明不足のままでもいいような気もしますけど、別物ならもっと別物らしい説明くれ。
エドの台詞は完全に賢者の石と鮮血の石は同義のような言い方してるから混乱しました。
そして、鮮血の星を飲んだ後のジュリアの超人化は異常すぎ。
賢者の石を飲んだ「人間」は、原作だとキンブリーがいましたけど、この違いは何と理解すべきかちょっと迷う。
あと、ミロスの錬金術って一体なんだったの?って謎だけがぽつーんと残っちゃった感じがします。
・って思ってたら、ハーシェルを生き返らせるためにジュリアが石を行使→真理の扉が現れる
って描写があったので、やっぱ錬金術としては同じ物と考えるべきなのか。
ただ、ハーシェルは死んだと思ったんですが、エドが後から「人体錬成は出来ないのだからハーシェルは死んでなかった」
ってフォローしてますし、そういう意味でもミロスの錬金術は同じ代物と考えるのが妥当?
にしては、等価交換の領域をはるかに超えた錬金術使ってる気がして違和感があったなぁ。
・あと、ハーシェルは死んでなかったんだと言うエドのあのシーンは妙に意味深で、
実はハーシェルは死んでたのでは?と深読みしたくなってしまいました。まぁありえませんが。
この時点でエドは「自分を錬成して真理の扉を開く」ことが出来るとは知らない(知るのは12巻)から
生きてる人間を錬成して扉を開けることを知らない→だから足をもっていかれたジュリアを見ても、
「ハーシェルは死んでいなかった」と言うしか出来なかったって考えるのが妥当なのか。
ジュリアがハーシェルを錬成したとき、扉があいたかあいてなかったか
はっきり覚えてないのでなんとも言えないんですが、ちょっとこの辺の描写があいまいでモヤモヤしました。
足をもっていかれたジュリアは錬成陣無しの錬成が出来るようになったのかどうかが気になります。
・結末的には、ジュリアが足を失い、ハーシェルが腕を失うという「痛み分け」的な描写でしたが、
納得いかねぇなと思ったのは、これにプラスして描かれた「ミロスの建国」発言でした。
これがミロスの建国でオチるのだとしたら、
この映画は全編通して、流血の上に国を立てることが出来た、っていうのをやりたかったってこと?
何かの犠牲がなくては何も得られない、っていうのをやりたかったのかもしれないけれど、
その罰はどこにオチたんだろう?
ジュリアの足とハーシェルの腕に罰の形を求めるのは無理あるんじゃないの。
ジュリアは足と引き換えにハーシェルの顔を得てるわけだし、
そもそもジュリアもハーシェルも鮮血の星を飲んで力を得た代償が、あの足と腕の喪失という結果なんじゃないのか。
そこにミロスの建国も、って付加されるとちょっと納得いかねぇなあって思いました。
ただ、視点をちょっと変えて、ジュリアの犠牲がハーシェルの顔を得て、ハーシェルの足の犠牲によりミロスの建国!が成り立ったのだとしたら、これはちょっと面白いなと思いました。ハーシェルはクレタで生きていて、ミロスの民を滅ぼそうとした描写がありましたから、考え方によっては非常に皮肉に富んだ結末だなと。
・この兄妹の話で唯一良かった点は、ピアス錬成のところかなぁと思います。
あそこは大変良かったです。
メルビンはピアス持っていない→ハーシェルが持っていた→だからハーシェルが実の兄だった。という流れですね。
異形の顔になっても、幼い頃に分かち合った耳飾りはちゃんと持っていた、
っていうのはベタだけどすごく好きだーと思いました。
最後に、エドが修理した耳飾りを、ハーシェルとジュリアがそれぞれひとつずつ持って、
ハーシェルはクレタへ、ジュリアはミロスで
別々の道を歩いていく、というのもとても良い最後だと思いました。
■エドウィン的感想
以下はエドウィン好きとしての感想です。
・まさかミロスに連れて行くとは…。
ウィンリィはモブ的扱いだと信じて疑っていなかった私は、まさかウィンリィがテーブルシティまで
行くとは思わなんだで、えーえーえーって嬉しい悲鳴でした。
まさか大佐、連れて行くとは思わなかったよ……!
・でもガンスルーに一瞬背筋が凍った
テーブルシティに着いたウィンリィとエドが最初にすれ違うシーンあるんですけど、
あそこで、エド、ウィンリィをガンスルーなんですよねっ!わたしゃもうあのシーンで一瞬泣きそうになった!!!
(やっぱ、シャンバラ並みな扱いになるんかーーーという絶望感というかなんというか)
いや、話の展開上しょうがないかもしれんけど、でも「あ、ウィンリィ!」くらい言ってもいいじゃない!(欲張り?)
・って思ったら、やりよったよあの二人!!
涙目になりかけた私に救いのシーンがやってまいりました。
ずばり、エドウィンおんぶ(たぶん)→ダイブ!!!!!!!!!
隣で一緒に見てた蘭さんも超反応してて、めっちゃ笑ってしまった。(すいません)
えーえーえーーーーーーーまさか、マジで!?????
ゴンザレス爺さんの所に行くためとはいえ、エド、背中貸すんだ、ウィンリィに!!(爆笑そして爆萌え)
そして二人してダーーーーイブ!!!ですっよ奥さん!(誰だ)
もうこれが萌えないでいられようかという。
冒頭のゴンザレス登場の時、「ウィンリィのミロス版キャラかぁ」ってのほほんと見てたのに、
今やゴンザレス、でかしたぞお主!!というそんな感じでテンションが激上がりでございました。
■11.5巻の感想(エドウィン的なのも含む)
・タイトルは45.5話「束の間」だそうで。
大佐が映画で空気だったのは、ラスト戦での傷のせいであるということを、マンガを読んでようやく理解しました。
11.5巻は映画見てから読んだんですが、
それまで「大佐が空気すぎて笑えた」というのが私の大佐への感想だったので(ごめんねロイ)
大佐の見どころって、映画公式サイトの「教えてロイ教官!」とジュリアの足焼くところだけだった気がするから
ちょっとこれはひどい扱いだ…!!(笑…えない)って思ってたんですが。
ラスト戦のあとじゃあ、しょうがないよねという。
・エド達がハボックの所にお見舞いに行ったのにほのぼのした。
ハボックのやる気を引き出したのは、実はエド達だったのかあ。なにそれすごく萌える。
・「バカ大佐の分まで頑張ってやるか」
え、なんか可愛いな、このエド。ガラにもないこと言っちゃうのはハボックの影響?
キャラ同士がいい影響与え合うっていうこういう原作の描写は相変わらず健在で、そこが好きだーーと思う。
・「どうせ無理するなって言ったって止まらないか」
ちょ、ウィンリィが寝てるエドを襲ったーーーーーー!…わけではありませんが、
寝てるエドに赤コートかけよったっ!!!!は!?なにこの描写!?マジで!?
目を疑いました。
えーーえーー、なにこの新妻なウィンリィ(違)世話焼いてる感じが可愛いじゃんかよーー!
それに全く気付いてないエドのだめな感じも萌える。そうそう、エドウィンはこうでなくっちゃ(フィルターかかりすぎ)
よだれ垂らして寝てるエドもかーわいなぁあこのやろう。
・赤コートをかける描写って…
47話「戦場の少女」で、エドがウィンリィにかける描写あったなーと思い出して、
非常に萌えました。
なんだなんだ、二人してコート掛け合いっこしてたのか実は…!!!なにそれすごく萌える。
二人を繋いだ赤いコートだなぁって勝手に萌えてました。
・映画のスカイダイブおんぶと44話の「こんな背中大きかったっけ」と47話と48話
映画ではおんぶスカイダイブしちゃいました。背中越しに触れ合った二人に超萌え、った。
この時、どっちもまだ恋心自覚前だろうから、意味はないように見えて、実はあるだろ!と妄想したくなるわけです。
だって、これ、どう見ても布石だもんな、以降の展開は全部背中ネタで展開してるわけだから…と
映画と原作を無理やりひっつけって萌え萌えしちゃいましたという。
44話は「こんな背中大きかったっけ」って、遠ざかるエドの背中を見てウィンリィがふと想うってアレで、
47話は、スカーの手からウィンリィを守ったエドの背中の描写。
そんで、48話の駅で「嬉し泣きさせてやっからな!」の後の背中の描写。
みんな背中ネタだーーー(萌)
こうしてみると、背中がキーの恋だったんだなぁ、エドウィンってと改めてしみじみ思いました。
まさか映画なんかで(なんかって言うな)こんな激しく萌えるネタ投下されるとは思わなんだで軽く動揺しています。
・どうでもいいけど、11.5巻のウィンリィがエドにコートかけるシーンで、
実はちゅーとかしてないのかとか思っちゃいました。
ほら、コートをかけるついでに(ついでって言うな)。
さすがに自覚前だからそれはないかぁ、と自重しつつ、でもなんかこう、ツンツンってつつくとか
悪戯してしまえばいいのに(ウィンリィが睡眠の邪魔するわけないじゃん、ともう一方で理性が何か言ってるけどいいや)
悪戯ついでにちゅーのひとつでもしてしまえばよかったのに。(まだ言うか)
…原作であんなすげぇ結末があったんだから、贅沢は言わないようにしようと思いますうん。
・11.5巻のカバー下がスターウォーズ臭くて笑った。
どうでもいい話ですけど、この映画の略し方「ミロ星」ってじわじわくる。ださいっちゅうか野暮ったいちゅうか、
どうしてこうなった…と言いたくなるような気分になるんですよねミロ星…。普通にミロスでいいじゃないの…。
ミロ星!ってやたら決めてるロイがいるけど、あんたがやったことってジュリアの足の応急手当位じゃないのかと思いました。
大佐のチョイ出はちょっと、なぁ、もっと活躍できたら良かったのにね、ラストのせいですね…。
・あと気になったこと。
ミロボシコミックスってなんですか…?wwガンガンコミックスじゃないんだそうなんだうっかり笑ったわ。
■総括
・面白かったです。が、これは微妙…と思った点があったことも否めませんでした。
でもそれらひっくるめても面白かった、うん。
・上でいろいろぐちゃぐちゃ書いてますが、実際は私はかなり楽しめました、この劇場版。
もう一回くらい見たいですが時間がないのが切ないです。DVDかブルレイになったらたぶん買うと思います。
でも、アクションが凄かったので、やっぱ劇場で見るのが一番興奮するんじゃないかなぁって思います。
アクション楽しみたければたぶん絶対劇場で見るべきかなっと。
・映像化もおそらくこれが最期でしょうから、楽しいとか楽しくなかったとかこういろいろ書けること自体が
私自身はすごくありがたいなと一ファンとして思います。
制作したスタッフさん達お疲れ様でした、という気持ちです。
そんで、アニメの鋼も2003年から付き合ってきたわけだけど、いよいよこれで終わりかと思うと切ないですけど、
ありがとうありがとうそんな気持ちでいっぱいになりました。
8年越しの「楽しい」をありがとう、ってホント、そう思いました。
(以上、感想おわり)
2011.07.15 初出
読んでくださってありがとうございました!
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