Fullmetal Alchemist-アニメ感想


第5話「哀しみの雨」



「生きて生きて生き延びて、
元の身体に戻る方法も、
ニーナみたいな子を救う方法も見つかるかもしれないのに、
その可能性を捨てて死ぬほうを選ぶなんて
絶対に許さない!」



【あらすじ】


「お母さんはちゃんと作ってくれなかったのね」

 冒頭。エドの夢の中。母とニーナの夢にうなされるエド。足を抱えてベッドの上で俯くエドを、アルは心配そうに気遣う。

 軍のホークアイをたずねたエドとアルは、タッカーとニーナの今後をたずねるが、二人が殺されたことを聞かされる。誰に殺されたか問い詰めるエド達だったが、ホークアイにはひきとめられる。そのころ、現場では、ヒューズ、アームストロング、そしてマスタングが実況見分をしていた。「事件を予期していたようだな」とマスタングは、ヒューズらの反応にいぶかるように問う。

「流血は流血を、憎悪は憎悪を呼び、膨れ上がったエネルギーはこの地に根を下ろし、血の紋を刻む」

 そのころ、レト教の街リオールでは、コーネロが民衆に演説をし、コーネロに賛同するものと賛同しないものとの間で争いが起こっていた。その様を高見の見物するのは、ラストとグラトニー。そして、コーネロに化身して民衆を扇動していたエンヴィー。コーネロがエンヴィーの化身の結果だと知った副教主は、エンヴィーに「バケモノ!」と叫ぶが、グラトニーの餌食となってしまう。
 
「それが殺したの、例のやつなんだよね」
 グラトニーの食事を背後に、ラストとエンヴィーの会話はイーストシティの話題に及ぶ。ショウ・タッカーが殺されたというエンヴィーの情報を、意に介さないラスト。しかし、対象がマスタングやエドに及ぶ恐れがあると知ると態度を変える。

「死なせるわけにはいかないわね。大事な人柱だし」

 イーストシティでは、マスタングらが、タッカーを殺した恐れがある人物…スカーについて、ヒューズやアームストロングから話を聴いていた。マスタングに対して、警備を増やせと忠言するヒューズ。「ここらで有名どころと言ったらタッカーとおまえさんだけだろ」の言葉に、マスタングは「まずい!」と顔色を変える。

 そのころ、篠つく雨の中で、エドとアルは座り込んでいた。
「錬金術とは物質の中に流れる存在と法則を知り再構築すること。この世界も法則に従って流れ、循環している。人が死ぬのもその流れのうち。流れを受け入れろ。師匠によく言われたっけ。分かっているつもりだった。でも分かってなかった。だから母さんを……。
そしていまも、どうにもならないことをどうにかならないかと考えている」

 エドの言葉に、アルは呟く。
「ボクはやっぱり元の身体に、人間に戻りたい。
 それが、世の流れに逆らう、どうにもならないことだとしても」


 そのとき、二人の前に現れたのはスカーだった。

 逃げなきゃヤバイ!と逃げ出す二人。しかし、スカーの追跡に前途を絶たれてしまう。

「貴様ら創る者がいれば、壊す者もいるということだ」
 スカーはアルの身体を破壊するが、アルの鎧の中身が無いことに驚愕する。そして、応戦するエドの右腕を全壊し、エドを追い詰める。

「神に祈る間をやろう」
「あいにくだけど、祈りたい神様がいないんでね」

 エドはスカーの裁きの対象が自分だけであるということを確認する。あきらめたように身動きしないエドに、「逃げろよ!」とアルの絶叫がひびく。

 しかし、そこへマスタングが登場。スカーの攻撃を阻止する。だが雨の日は焔を出せないマスタングの代わりに、ホークアイやアームストロングが応戦に加わった。
 戦闘のさなかにスカーのサングラスが割れ、スカーの目と肌の色があらわになる。思い当たるかのようにマスタングが呟く。「イシュヴァールの民か!」軍部の面々の応戦で追い詰めるが、ぎりぎりのところでスカーには逃げられてしまう。

「生きて生きて生き延びて、元の身体に戻る方法も、ニーナみたいな子を救う方法も見つかるかもしれないのに、その可能性を捨てて死ぬほうを選ぶなんて絶対に許さない!」
 アルの無事を案じるエドに対して、半壊の鎧姿のアルがエドの首元に掴みかかり、恫喝する。アルの剣幕に、「そうだな」と素直に頷くエド。

 イシュヴァール戦。多くの国家錬金術師が投入された内戦だった。その内戦の生き残りであるイシュヴァール人・スカーの復讐について、エドは「くっだらねぇ!」と一蹴する。

 今後どうするつもりだ?というヒューズの問いに、エドはアルの身体を元に戻すためにまず自分の腕を直す必要があるという。
「しょうがねぇ!久しぶりに行って来るか、うちの整備師のところに」


【所感】
■まだまだ以前のおさらい〜って感じです。前のアニメでも同じシーン見てるからなぁ、というところばかり。
■冒頭、いまだアルたんのナレーションでないことに違和感を覚えつつ。
■YUIの曲に萌え萌えする。これだけで1冊本が出せそうだ。
■オープニングのとこの「出口見えない感情迷路に」のとこが幼いウィンたんじゃないですか。もうこれだけでね、萌えが刺激されるちゅーか。「出口の見えない感情迷路にまよいこむ」というのは、原作で言うところのこれからのウィンリィにぴったりすぎて。嗚呼。そうすると、エドもアルもウィンリィも、それぞれ何かしら傷を持ってンなぁって切なくなってウガウガウガ!
■エドたんが、夢からさめて足を抱えるところに萌える。足が痛いんですよね・・・雨だし。
■リザたんの声にまだ違和感が…。
■ついでにエドたんの頭にも違和感が…。あれ、絶対カツラかぶってるように見えるんですけど(なんでじゃ)
■ついでにロイたんが受け受けしくみえてしまってしょうがないです、こないだのスパコミでうっかりエドロイ本買い漁ったなんて言えない(言ってる)
■リオールの街は…ロゼはどうなったんだろう。心配じゃのう…。
■久しぶりのラストたんです。はぁはぁはぁ
■グラトニーの声がどうしてもコードギアスのあの人に聴こえてしょうがない…
■ついでにエンヴィーの声がどうしてもコナンにきこえてしょうがない…「身体はこども、頭脳はオトナ!」とか言い出したらどうしよとハラハラしてた(あほ)
■それにしてもヒューズとか懐かしすぎるんですけど、どうしたら。
■こないだ話したけど、もっかいヒューズがアレするシーンを見るとかなったら私たぶん耐えられないと思うの。ホントあのときは欝だったわぁ。
■ロイってホント受け受けしい…(やめれ)
■雨のシーン。この兄弟って雨が似合うなぁ。特にこのころは。
■ニーナ…おおおおん…私、前話、まだ1回しか見れてません。何回みても欝になりそう。漫画で読んだ時もすごくショックだったんだよなぁ。父親が娘を使って動物実験するなんて、て。でも、動物実験とまでは言わなくても、現実に子供が親のエゴの犠牲になる事件や事故っていっぱいあるわけじゃないですか、だからアニメの世界の虚構の話だって距離置いてみるのもなんかちょっと違うなって、思うんですよ(まじめに書いてみた)
■人にうらみを買うようなこと・・・エドたんいっぱいしてるよね、そんなエドたんがすきだよ私。たぶんウィンリィもしょうがないわねって言いつつそんなあんたがすきなんだぜ。
■どうでもいいけど、DVDのオマケ映像が盲目の錬金術師とか、まじどんだけだよと思いました。つ、つ、つ、釣られないぞッ!(とか言いながらどうせ釣られている)
■実はあちこちオフとかでは何回も言ってるんですけど、エドたんの頭がカツラに見えてしょうがない私なんです。スカーに追い詰められて逃げるエドたんを見ながら、スカーに対して私「やめてーやめてーエドのカツラがとれるーーーーー!」とか悲鳴あげてた(心の中で)…ホントどうでもいいなおい。
■雨の日は無能が見れて満足です。ロイたん、可愛いよロイたん。ついでにロックオンみたく「狙い撃つぜ」とか言い出したらもttすいませんなんでもない。
■リザたんがホント有能でほれぼれするよ!!
■そんでもって、ハボックの声を何回きいても「キンブリー様!!!1」とか思っちゃうわけです。
■石畳に倒れてるエドたん…ちょと可愛いとか思った私たぶんすげぇ負け組。可愛いとか思って悔しいわちくしょう。
■アームストロング少佐の声が変わらなくてホント良かったです。
■それにしても、リザたんと少佐にくらべて、ホンッとロイたんは役立たずですね。かわいいなぁロイたん。
■それにしても、アルたんは、前回のアニメよりもホント逞しくなりましたね。アルたんがすごくカッコよくてびっくりしてるんだ私。それにくらべてエドは…略
■万国びっくりショー、懐かしい!!もうヒューズは何もかもが懐かしいよ。
■キンブリー様ッ!!!!登場したよ(一瞬)
■「うちの整備師」出たーーーーー!
■ウィンリィが登場したよ(一瞬)やっとウィンたん登場ですね、来週ですか。待ちきれませんどうにかして。

■エンディングの絵は毎度ふざけてんなぁと思います。
■いくらエドとアルの絵とはいえ。
■1番最初にこれを見たとき、二人の絵だと知る前まではホントどうしようかと途方にくれながらテレビの前に座ってた記憶が。
■それにしてもかなりの詰め込み方ですね、これ。1話で原作何話分やってん!てくらいのドタバタ急ぎ足でびっくりしてるーよ。
■次回「第6話 希望の道」ウィンリィの笑顔が迎えるんだそうですはぁはぁはぁはぁ!







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